ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

S.M.S.L M300

SA300のDAC版ともいうべき、M300。1万円高いだけあって、みずみずしい音が聞こえる秀逸な製品です。でも、これ買うんだったらM500購入したほうがのちのち幸せになれそうな予感…。

本日の駄文

友人の誕生日だったので、SNSで「おめでとう」コメントをしてみたところ、「遊びにきんしゃい」といわれました。このコロナ禍の中で、首都圏はまだまだ警戒が必要かも知れませんが、日本国内を見渡してみれば落ち着いているところもあるわけで。なかなか難しいところですねぇ。。。あー、遊びに行きたい。

S.M.S.L M300

以前、S.M.S.Lのアンプをご紹介したことがありました。いまでも元気に活躍中なその機種の名前は、SA300。これ一つでDACからアンプまで何でもこなせる万能機で、その価格帯(17,000円前後)もあってかなり人気機種のようです。もちろん私も好きで普通にPC用DACとして利用していますよ。(ただしサブ機のDACとしてですが)

hamabasso.hateblo.jp

実は、このSA300を購入する前に、私別のDACも購入していたのでした。その名は、M300。同じS.M.S.Lの上位機種になるこちらと、SA300をアンプとして利用する、そんな考えが当初頭の中にあったのです。が、SA300単体でもなかなかイケるほど出来が良いので、構成を若干変更。メインPCはDACをM300とし、プリメインアンプはToppingのPA3を利用しています。この音の違いについて、今回は若干触れさせていただこうかなぁ、と。

M300の方は、現在ではMKIIが発売されていますが、乗っているIC自体は変わらないはず。AK4497EQは果たしてどんな音がすんじゃい、SA300と1万円以上違う差はあるんかい、ってナメてました。結論、します。1万円の差は伊達じゃない。音の細やかさとか、見通しの良い音になりました。若干の音の色気も感じます。

カッティングギターの音が心地よいんです。でも、刺さる音じゃない。耳に優しい音です。また、弱奏時(弱い音での演奏)なんかを聞いていると、消え入るような静寂が表現されるのもポイント高いです。音自体にみずみずしさがあるというんでしょうか。 

心配していたドライバーは何もせずプラグアンドプレイでうまくあたってくれました。この点でも初心者にも優しいDACと言えそうですが、、、弱点(というか仕様上残念な点)は、ヘッドホンの出力端子がない点。純粋なアンプ機として出しているからだとは思うんですが、それはかなり残念度の高い点です。しかしながら、DACそのものとしては良い。PA3がさほど味付けをしないアンプと言う点も相性は良いほうだと思っていて、美音でFLAC音源を聞くのは至福の瞬間ですね。

ただ…これを買うのであれば…今だったらM500を購入することを全力でお勧めしたいです。上を知ってしまうと、その上を知りたくなってしまいたくなるもの。中華製品としてはかなりお高め(50,000円弱)しますが、そこまで行ってしまえば、あとあと絶対後悔しないと思います。私?いつM500購入しようか迷っていますもの。うーん、まだまだ音楽に対する情熱はあるようですねぇ、わたし。。。