ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

夜に駆けるベース。

前回、アンサンブルで合奏した「夜に駆ける」。曲をまったく知らなかったオジサンが、原曲を聞いてビックリした話です。現在頑張って練習中…。

本日の駄文

週末に残念なニュースに触れました。トランペット奏者の数原晋さんがお亡くなりになられたとのこと。トランペット界のなかではとても有名な方で、とりわけ日本のいわゆるポピュラーミュージックシーンに多大な功績を残された方です。私も友人の演奏会などで何回か演奏を聞かせていただいたことはありますが、そのいぶし銀とも言えるトランペットは絶品でした。ラピュタのパズーのトランペット、ガンダムの「颯爽たるシャア」など。枚挙に暇がありません。ご冥福をお祈りいたします。

夜に駆けるベース。

今更感の強くある話題ではありますが。神奈川県でも「マンボウ」が出る前の期間、仲間内で少人数で集まって演奏する機会がありました。気の合う仲間と楽器を弾けるのはやっぱり楽しいもので、あっという間に時間が過ぎていきました。本当であれば、私の愛機(コントラバス)を持っていくのが筋なのですが、今回はエレキベースを持って参加。コラールを除いて、今回の演奏練習は「聞き馴染みのある音楽を弾いてみよう大会」だったので、あえてのエレキベースチョイスだったのです。

合奏に利用した譜面は、ミュージックエイトから出版されている「フレックスシリーズ」と呼ばれる最小編成の楽譜。5声+ピアノ、打楽器から構成されるこのシリーズ、どんな楽器編成でも大抵のところうまく鳴るように書いてありますので、大人たちのリハビリには丁度いいかな、と思ってのチョイスだそうです。

果たしてその狙い通り。今回一番アンサンブルがうまくいったのは「川の流れのように」。美空ひばりさんの名曲中の名曲です。皆さん原曲を知っているからこそ、音の出し入れとか抑揚の付け方とか、言われなくても分かってるじゃん、ていう感じが満載。譜面も簡単で、弾いていてとても気持ちの良い曲でした。

その逆の曲も。YOASOBIの「夜に駆ける」。こんなメジャーな曲を知らなかったオジサンをどうか許してください。テンポの早い、グルーブ感のある曲でしたが、私はさっぱり…本当になんにも知らない状態で渡された譜面をただただ単純に弾くだけ(4分音符の羅列でした)うーん、これは一体どんな曲なんだろう。多分打ち込みなんだと思うけど、実際に引いている動画はあるかしら~、と思って出てきたのがこちら。


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はい、正直腰を抜かすほどAメロが大変すぎる。でもこれ、ほんとにかっこいい。でもこれ、本当に難しすぎて、吹奏楽のベーシストにはつらすぎる…ということで、次に出てきた映像を見ながら練習をしてみました。


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この程度の譜面なら、なんとか練習次第でどうにかなりそうな気がします。本当はオクターブのところをチョッパーでやっても良さそうですが、普通に指弾きでも問題なさそう。そしてとても良い練習になります。書いてある譜面は多少細かいですが、そこまで無謀ではない(はず)と思い、早速譜面を購入して練習しました。その日は出来ませんでしたが、ちょっとずつ弾けるように鳴っていくのはやっぱり楽しいものです。

前回の練習ではまったく噛み合わない「夜に駆ける」ベースを弾いてしまったわたし。でも次回の練習までには少しマスターして、原曲に少しでも近づけられるようなプレイができるといいな。そんなふうに考えられるようになっている最近の楽器事情でした。あまりに難しすぎる曲からやりすぎると出来なくて投げ出したくなりそうなので…まずは簡単なところから、少しずつ、ですかね。

夜に駆ける

夜に駆ける

  • 発売日: 2019/12/15
  • メディア: MP3 ダウンロード