ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

TOKYO2020、開始。

いよいよ始まってしまったオリンピック。スポーツの持つ熱量に改めて驚かされるとともに、今回はやはり開催して正解だったのかどうか。わたしには正直わかりません。

本日の駄文

みなさまは、この連休健やかに過ごされましたでしょうか?わたしは軽い熱中症にかかっていたのか、連休後半は頭痛とだるさでろくに動けませんでした。無論、室内でクーラーを効かせていたにもかかわらず。体がまだ暑さに順応していないんですかねぇ。まだ7月後半なのにねぇ。

TOKYO2020、開始。

いよいよ、オリンピックが始まってしまいました。わたしは一貫して今回のオリンピックは開催すべきではない、と考えている人間ですが(そしてその思いはやはりいまでも変わりません)、それでも毎日のように入ってくるニュース速報で金メダルの情報を見ると嬉しいものだし、表彰式の君が代を聞くと感動を覚える人間です。なんと現金な。でも、そう感じさせるくらいの熱量を、スポーツは持っているのかなぁとも思います。

スポーツ選手に罪はないし、この大会を成功させようとして頑張っている数多くのみなさんの熱意は尊重しなければならないと思います。日テレの藤井キャスターの言葉には首がもげるほど同意しました。また、今回の大会のアナウンサーや解説者の方々の、トーンを抑えて聞きやすい実況はとても耳馴染みが良いです。これもコンソーシアムを作ったオールジャパンのアナウンサー陣がタッグを組んで挑んでいる、その賜物だと思います。これもとても良い。オリンピックが「すべて悪い」ではなく、「良い」部分もあるんだ、ということの証だと思いました。

ただ…。コロナ禍の中で慎重な判断を求められる現在、大きな催し物は特に慎重な判断を求められる、と考えている自分にとっては、今回の大会が本当に良かったのかどうか、問われるならば、わたしはやはりNOと言いたい。昨日の都内の感染者数だって1,700人を超えているし、終了時点でどうなっているか…。世間の情勢が、オリンピックという熱量に流されて、なし崩し的に良くない方向に決まっていくことだけは避けてほしいのです。。。そして、その決定をするべきところにまともな人間の姿が一向に見えないことに、驚きと不安しか感じないのです。。。

とりあえず、このコロナの時代がはやく落ち着いてほしい。首都圏の病床受け入れ可能数も危機的状況にある中で、解決してくれるべきは時間なのではないかと。時間がただすぎるだけよりは、こういったオリンピックという大会で少しは気が紛れたほうがいいのではないかと。いまは、諦めに似たそんな心持ちでいます。感染したくない、させたくない、できれば知りうる人みなさんが健康で過ごしてほしいです。はい。