田中秀和さん、MONACA退所しちゃいましたねぇ。ちょっと残念ですが、彼のいままでの代表曲を振り返ってみたいと思います。
本日の駄文
コロナ感染者に対する「自宅療養の強要」は、結構厳しいなぁ…と思います。政府として今後の指針を示すことは大事ではありますが、これっていわゆる「見殺しにする」ってことですよね…。こんな状況でも、おそらく上級国民はゆうゆう入院できるんだろうし。なんだか、なにが正しくてなにが間違っているのか、ますますわからなくなってきました…
田中秀和さん、MONACA退所に寄せて
私がいちばん好き(と言っても過言ではない、はず)な、アニソンの作曲家、田中秀和さんがMONACA(作曲家集団)を退所し、フリーで活躍されるとのニュースがありました。わたしは少しのショックと、次の展開へ大きな期待をしている人間の一人です。少しのショックは、いままでMONACAとして活躍している枠組みが、今後どのように変わっていくかの不安。期待は、今後彼の作る音楽がどれくらい多くの人に届いてくれるんだろう、というものです。
彼の名前を初めて知ったのは、私がWUG(Wake Up Girls!)というコンテンツでした。ある意味むちゃくちゃなコード進行、でも知れば知るほど病みつきになるコード進行。たぶん他の誰もがいままでになし得なかった音楽を彼は作ってくれると信じています。そんな彼の代表作を、順不同でいくつか振り返ってみたいと思います。
まずは何に置いてもこの曲を置いて他にないと思います。そのキャッチーさは一台センセーショナルを巻き起こし、「うー!・にゃー!」という合いの手を知らない人はいない、くらいに有名です。曲は知ってましたが、この頃にまだ「田中秀和さん」という存在を知らなかった私…。
私をWUG沼、そして秀和沼に引き込んだ曲、恋?で愛?で暴君です! 。本当にこの曲はわからない。聞けば聞くほどわかってくるけど、たぶん100回くらい聴き込まないと良さがわからない。究極のスルメ曲だとおもいます。現代曲なのかなぁ。でも、ひたすらにキャッチー。そして行き過ぎコードの多用という、なんというか、私の中での、文字通り彼の代表曲。
WUGの曲の中で一番好きな曲、と言われたら…この曲かなぁ。曲優先で好きな曲が決まる私にとって、珍しく詞が心に残ったというのもあるのですが…。ちょっぴりマイナーな曲調ですが、基本的には元気な曲。日本の歌謡曲の流れを組んだようなセンチメンタルさをもった名曲だと思います。そして、私が元気がないときはいつも元気をもらっています。
この曲も名曲だと思います。切なさと甘酸っぱさと、学生時代の刹那的な一瞬の燃え上がる情熱というか、そういった場面を見事に切り取った一曲だと。ちなみにBassラインはBass弾きにとってとてもいい練習教材になります。簡単だけど、かっちょいい。そんな点からも激烈おすすめ。
この曲も面白い。ハイライトは、やはりサビでしょう。あのコードを持ってくるサビは、たぶん後にも先にもこの曲くらいでしょう。最初は違和感アリアリかもしれませんが、曲の最後までしっかりまとめてしまうのは、すごいの一言。この曲を許容できるかどうかで、秀和さんに馴染めるかどうかが決まるかと思います。
さいきんハマっているDialogue+のデビュー曲、「はじめてのかくめい!」もそうです。結婚行進曲で始まるこの曲ですが、そこから怒涛のコード展開。そして曲中に幾重にも仕掛けられた罠。片っ端からはまっていくこの快感こそが、彼の音楽の真骨頂だと思います。今後も彼女たちの活躍、そして楽曲にはとっても期待してますし、そのクリエイター陣のひとりとして田中秀和さんには関わっていてほしいと思うのです。
ということで、ぜひこのなかでもピンときた曲があれば、彼の音楽に触れてほしいと思います。もっと彼が大きくなったとき、世界がどのようになっているかとても楽しみです。 私も今後も彼の音楽を追いかけていきたいと思います。