ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

SeagateのCMR 10TB HDDをNASに使いたい

SeagateのCMR 10TB HDDをNASに使いたい、そこの貴方。私のように、外付けHDDを殻割りすれば、お望みのものがでてくるかもしれません。(ただ、東芝製HDDも同じくらいの値段で売ってますけどね…)

本日の駄文

台風、来てますねぇ。期初からこの台風、嵐のような予感もしますが、今日はいちにちおとなしく過ごせ、緊急事態宣言開けても慎重に行動しなさい、という天からのお告げでしょうかねぇ。この下半期も落ち着いて過ごせるといいなぁ。

Seagate CMR 10TB HDDをNASに使いたい

先日、我が家のNASをSynology製からQNAP製に買い替えました。Synology製もノントラブルでほぼ4年、生き抜いてくれました。心配されたHDDの故障もなく、我が家のデータをしっかりばっちり守ってくれました。はなまるあげたい。

で、その後継として選んだのはQNAPのクールな出来損ないの冷蔵庫みたいな見た目のTS-230。性能もメモリも旧機種からは性能良くなっているのですが、まだ設定がすべて終わっていないせいか、多少ピーキーな印象です。すこしずつ設定を詰めていくことで安定してくればいいんですが。SynologyのNASはとっつきやすい分性能控えめ、QNAPのNASは少々とっつきにくい分性能高めの傾向があるようです。

一番ボリュームゾーンにあるNASを比較すると、メモリの量がSynologyは512MBなのに対してQNAPは2GB。単純計算すると4倍メモリの多いQNAPが良さそうですが、あまりNASで凝ったことをさせなければ512MBでも十分だったりもして。少々悩みどころではありますね…。

閑話休題。私が以前利用していたNASの実効容量は6TBでした。すべてを使い切っていたわけではないのですが、それでも新しいNASは旧NASよりも容量UPしたい。そう思い、世の中の8TB~10TBあたりのHDDを探してみたのですが、この価格帯って意外と高いんですよね。さらに、NAS用の信頼性を上げるために「CMR」(SMRではなくて。このへんはGoogle先生に聞いてみてください)を探そうとすると、さらに値段が上がっちゃうんです。うーん、困った。

そこでいろいろと調べた私。探しだした情報をいくつか総合すると…SEAGATEの外付けHDDの中身のHDDはSEAGATEのCMRが入っているらしい、しかもそれは10TBなら間違いないらしい、と。嘘か真か、試してみました。Seagateの外付けHDD、実際に購入したのは下記製品です。

この外付けHDD、爪がたくさんあってこじ開けるのに大変難儀しましたが、それでもコツが分かれば行けました。以下のサイトが大変参考になりました。この場を借りてすごいお礼申し上げますm(_ _)m

volx.jp

で。殻割りした結果…でてきたのは…BarraCuda Pro 3.5インチ 10TBでした!賭けに勝ちました、やったぜ!このBarraCuda Proと呼ばれるシリーズはAmazonでも販売していないようですので、組み込み専用品になるのかな?でもとりあえずNAS用のSeagate用HDD、IronWolfよりは安価にCMRのHDDが手に入ったので、今回はこれを使ってみました。

ちなみに、Seagateの上記IronWolf 10TBの価格は、なんと35,000円以上もします。かなりお高くなったなぁ…。でもこの容量でNAS用という意味では、間違いなく東芝製のHDDが安いです。(秋葉原の店員さんも、なんでだろう…とおっしゃっていましたが)無理してSeagateの殻割りしてBarraCuda Proを使いたい、という方以外は、下記東芝製HDDが、同じくらいの値段で購入できますよ。。。

で。2台のBarraCuda ProでRAID組んで、ほぼ丸一日かけてミラーリング完了して使い始めましたが…。どうも、稼働音が大きいような気がします。2台共同じ症状7日、1代だけが外れだったのかそこはわかりませんが、PCの並びでNASを置いておくと、NASにアクセスするたびにHDDがカシャカシャ鳴っているんです…。あれー、なんだかハズレ引いたかしら…。まぁ、健康で動いてくれればそれでいいので、今回もなんとか数年もっておくれよ、と切に祈っております。