ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

iPadで楽譜(2)比較

iPadで楽譜を読む。果たして私が相棒として選んだiPadのサイズは…?

本日の駄文

やらなければならないことがそこそこあるにも関わらず、なんというかやりたくない。仕事って、ときに面倒くさいと考えてしまうと手がつかないこと、ありますよね。今がまさにそう。急激にめんどくさくなって、現実逃避中です。

iPadで楽譜(2)比較

あらすじ

一介の吹奏楽愛好家が、友人に触発されて急に欲しくなってしまった「iPadで楽譜を見れる環境。欲しい、欲しい、欲しいー。

hamabasso.hateblo.jp

いろいろ比較してみた。

というわけで。10.9インチのiPad Airと10.2インチの無印iPad、おまけにXiaomiのmi Pad 5(Androidタブレット、11インチ)も一緒に並べてみました。百聞は一見にしかず、というわけでハイドン!

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左から、iPad Air,mi Pad 5,iPad。

それぞれの筐体の大きさ、それに占める画面の大きさについてのイメージがはっきりわかりやすいかと思います。当初は無印iPadでも十分かな、と考えていましたが、やはり前面指紋認証が没入感を損ねるし、左側のiPad Airのほうがスマートでかっこよく見えます。(そりゃ値段も1.5倍以上違うから当たり前、か)

意外だったのは、Xiaomi mi Pad 5。11インチのハズなのですが、iPadと比較して画面を見ると縦長の形状なのですね。譜面はどちらかというとiPadのような平べったい形をシていることが多いので、そういった意味でもiPadのほうが見やすいってことでしょう。

あとは…実際の譜面をみたとき、どうやって見えるか。実際にこの週末にiPod2種を携え、いつもの仲間と集まって練習してみたときに、実際に比較してみた。ハイドドン!

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左から、iPad Air(10.9),iPad Pro(12.9),A4Paper。

iPadシリーズが一同に会し、譜面の比較となったわけですが…。iPad、みやすい。コントラストを比較したとき、画面が一番見やすいのは、意外にも紙よりもiPadという事がわかりました。写真を見ていただいても一目瞭然だと思います。一番右はクリアファイルに入っているので少々テカっていますが、一段とクリアに見えるのは真ん中の12.9inchのiPad Proというのがおわかりかと。

iPad、どれを買うのがいいんだろう。それは実際の演奏のときに如実に現れました。なんというか…10.9インチのiPad Air、見やすいんだけど、ちょっとちっちゃい。往年のマーチシリーズでA5やA6の譜面がありましたが、そのくらいのおたまじゃくしの小ささなんです。わかりきったことではありますが、A4の譜面と比べると2回りほど小さなおたまじゃくし。これは、オトナメ(=老眼)が進んできている私としては結構深刻です。

で、まんなかのiPad Pro(12.9inch)ですが、これはみやすい。とてもいいものです。譜面のおたまじゃくしはちょっとだけ小さくなりますが、見えないわけではない。貸してもらったApple Pencil(の類似品)での書き込みもスムーズだし、その気になれば横に倒して2枚の譜面を見ることができる。融通が利くんですよね。

だいたい、へ音楽器、ベース楽器の私としては、楽譜が2枚見開きでページめくりが考慮されることも多いんです。ということは、A3譜面を見る機会も多い。iPad Proは(図体が)デカイ、(物理的に)オモイ、(価格が)タカイの三重苦を持った機種だとは言います。が、しかし。譜面を見るためだけに特化して言えば、これ以上のデジタルガジェットは無いということも明らかになりました。

iPad Pro(12.9)を求めて

実際のiPad Proの便利さはわかった。でも一体本当に私はiPad Proを購入するべきなんだろうか…と、考えること数日。私の足は横浜駅のヨドバシカメラに向かっておりました。横浜駅でいちばんAppleの機器が揃っているであろう場所で、自分の真意を確かめるべく。出迎えてくれたのは、柔和なApple Storeのお兄さんでした。

自分の事情を話します。かくかくしかじか、楽譜を映したいんです。そしたらお兄さん、めっちゃ話のわかる方だった、川崎のApple Storeにいたときに、プロの音楽家(某オケ)の方が、iPad Pro(12.9)を複数枚まとめて購入していったんだそうです。なぜこれを選んだか。それはやっぱり視認性だそうで。それと、オケピとかに入らなければならないとき、紙の譜面だと譜めくり用のライトが必要だけど、iPadだとバックライトのおかげでそんなものは不要なんですって。なんということだー。

プロも使っている機器。ということは、アマチュアの私が使っても何も文句はなかろうもん。さてさておねだんはうまっち?と聞いてみたが、やっぱり10万over。「M1チップいらないっていう声も多く聞くんですけど、すみません…」というApple Storeのお兄さん。でも、「もし中古がお嫌じゃなければ、整備品という手もありますよ」とのこと。そうですね、そんな手がありました。Apple Storeの純正整備品を購入してみるという手。ちょっと安価に、保証がしっかりした品物が手に入るということで、見てみると…ありました、10万円切りの12.9inchが。なんということでしょう~(2回目)。えぇ。後悔は…してません。この娘とあと数年はずっ友なんだ、そう決めたんだ。(遠い目)

ということで

Android至上主義だった私のところへ、あっというまにApple製品が押し寄せてきました。使いこなせるかどうかはよくわかりませんが、、、とりあえず「譜面を入れておく」という当初の目標は過不足無く達成できそうです。デカイ、オモイ、タカイの三重苦を、果たして私はどこまで使いこなすことができるのでしょうか?(次回に続く)

ちなみに、わたしが購入したのは第3世代のiPad Pro 12.9インチ。第3世代でも、FaceIDを備えてるし、充電はUSB-Cだし、CPUだって悪くない。むしろCPU性能とかいらない私としては願ったり叶ったり。お値段安く手に入れることができてハッピーハッピーだったのでした。