ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

XC-HM86との思い出

XC-HM86。Pioneerの遺した名機です。ずっと添い遂げようと思っていたのですが、ついにCD部分がおなくなりになりました。ショック大きい。ちょうどよい代替品、もうないんですよねぇ…。

本日の駄文

先日、サウンドバーの記事をUpさせていただきました。これ、処分するにも忍びないのでどうにかならないかなぁと思って、いろいろな中古買取ショップに相談させていただいたのですが。サウンドバーは基本的に箱を自分で作って(or梱包時の箱に詰めて)送付してください、とのこと。箱、処分するんじゃなかったなぁ。かなり後悔しています。しばらくはこのままかなぁ…。

XC-HM86との思い出

良くないことは続くもので。私の愛機、XC-HM86が、壊れました。正確に言えば、きちんと動作はするんです。ただ、CDが聞けない。すでに何かのクラシックのCDが入っていて、そのCDの再生はできるんですが、CDが出てこない。なんじゃそりゃ~???この機器の一番の利点である「ソース何でも再生できます」機能が使えないのは本当に困ったものです。すごい、残念。

このPioneerのコンポーネント、XC-HM86は本当にすごいんです。AM,FMは言わずもがな、ネットワークオーディオの走りとしてUSBやNASにつないで音楽を聞くことだってできるんです。そして一番気に入っていたのが、radikoだって聞けること。私の住まいは電波の状況があまりよくなくて、radikoプレミアムを契約していろいろな地域のradikoを聞けるのは望外の喜びでした。(最近ではAmazon Echoへその主役の座を受け渡しつつあったのも事実ではありますが)

そして、絶対に外せなかったのがCD再生。最近の歌謡曲はすべてリッピングしてMP3やFLAC化しているので全く問題ないのですが、問題はクラシック。同じ曲でも指揮者や演奏者によって音楽の解釈が違うのを何枚か持っている場合、すべてをリッピングするのはさすがに骨が折れます。こういうときはCDの出番であり、私のリビングにXC-HM86を置いている一番の理由でもあったのです。

もったいない。久しぶりにそう思いました。修理したらいくらくらい掛かるのかしら。調べました。そしたら、衝撃の事実。Pioneerはすでにすべての事業をOnkyoに事業譲渡しているらしく、Onkyoは先日潰れてしまったため、修理不可能…。が、ガーン…。な・なんということでしょう。お気に入りのAV機器が壊れてしまうってこういうことなのね。喪失感でいっぱいになりました。

さらに悪いことに。この世界中の半導体不足の中で、同様のオールインワンコンポっていま無いみたいなんです。マランツ製品とかDenon製品とかが唯一の代替案ではありますが、これを購入してしまうと今度はradikoが聞けない。CDが聞けるのも大事ではあるけれど、それ以上にradikoが聞けないのは大問題。朝早起きして、ラジオを聞きながらまどろむ毎日の至福のひとときが過ごせなくなってしまうなんて。。。

先日のサウンドバーが期待はずれだったこともあり、なにか打つ手はないものか。CDを聞けなくなってもいいのであれば、ある程度考える余地はあるのだけれど…それをやってしまうとお金もかかるしめんどくささも大変なことになるからなぁ。悩ましい、悩ましいぞ、自分。最近このことを夜遅くまで考えて、睡眠時間が大幅に削られてしまっていいるのです。ただでさえ心の調子がよろしくないときに…。はぁ、ショック。

唯一の対抗馬が、ヤマハから出ているCDレシーバー。radikoが多分聞けたはずなんですが、これもいまいちピンとこないし…。

いっそのことHDMIセレクター搭載のステレオアンプ買うか?という気もしています。が、NR1200ってどこ探しても在庫がないんですよねぇ。。。