ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

2022年3月、売れ筋サウンドバーを聞いてみた

前回のDHT-S517Kの失敗は、ひとえにイメージだけで音を想像してしまったことが挙げられます。今回は実際に聞いてみることで、各メーカーの売れ筋サウンドバーの印象をレビューしたいと思います。

本日の駄文

今日、私はコワーキングスペースに来ています。AM中にやらなければならない仕事を片付けた上で、PMはコロナワクチン3回目の接種なのです。いつにもましてシャレオツな空間での仕事は捗るというか、周りのみなさんがとてもデキる方が多いように見えてしまって、万年平社員の自分としては肩身狭いです。はい。。。

2022年3月、売れ筋サウンドバーを聞いてみた

自分がもともと利用していた、Panasonic製シアターボード。まだまだこいつも使える機種ではあるのですが、先日サウンドボードのレベルアップを期待して購入したDENON DHT-S517Kが自分の耳ではいまいちだった、という話を先日いたしました。

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仮にも長年吹奏楽で鍛えたこの耳。いい音、好きな音を取捨選択できる能力はかろうじて残っているはずです。DENONのサウンドバーでなければ、いったいどんなサウンドバーが私には向いているんだろう。そんな疑問を晴らすべく、私の足は家電量販店に向いておりました。横浜駅のヨドバシカメラは、私の生活圏内ではおそらく一番AVコーナーが充実しているお店です。いても立ってもいられず、先日いざ突撃!しました。

そうはいうても…サウンドバーで展示してあるコーナーはやっぱりすごく少なくて。SONY、Panasonic、SHARP、Toshibaなどは無くって。特設されたコーナーとしてはBOSE、sonos、JBL、YAMAHA、DENONくらいがサラウンド設置を行っていました。簡単に、各メーカーで視聴した製品と印象について書き留めておきたいと思いますね。

BOSE

いつも家電コーナーで幅を効かせているメーカー、BOSE。そこで展示されていたサウンドバーは、Soundbar 300でした。まずは予算5万円近くであることを伝え、実際に聞かせていただくと…やっぱり迫力のBOSEサウンド。重低音に重心があって、いかにもそれっぽい。けれど、ちょっと私の趣味とは違うかなぁ。

ついでに。完全に予算オーバーとなってしまっているこちら、Soundbar 900についても視聴させていただくことができました。値段分、表現力は明らかにこちらが上です。この製品を待ちに待っていた方も多かったらしく、これだったら満足できるかも。そんな自分もいましたが、、、やっぱりちょっとBOSEっぽいんですよねぇ。良くも悪くも。たまーに聞くならこういったドスドスの重低音、好きなんですけど、毎日聞くとなると食傷気味になるかな、ってね。そして、値段。10万以上は、無理…。

SONOS

実は今回の大本命、SONOSのコーナーもありました。きちんとメーカーの説明員の方もいらっしゃって、新しいサウンドバーであるBEAM2を視聴させていただきました。BEAM1と比較すると、サランネットの質感の変更や内蔵されているCPUが強化されているとのことで、あんまり音質的な差異は無いとおっしゃってました。聞いてみると、たしかにバランスいい感じ。操作も全てiPadを経由して行うところや、自分の音の好みでSONOSシリーズでシステムアップしていくスタイルも気に入りました。あとはお値段。59,800円…。もうすこし早めに出会っておけば、DENONよりもこっちを買っていたような気がします。そうだなぁ、シャッキリ、はっきり系かな。

DENON

自分の耳をリセットする意味でも、DENONブースも覗いてみました。当然ながら一番の売り商品であるDHT-S517Kもあったので聞かせていただいたのですが…うん、家電量販店ならやっぱりいい音するんですよ。柔らかい感じの音、丸い感じの音っていうんでしょうかね。ただ、家電量販店は周りが煩いうえでサウンドバーの音量も上げるので、自宅ではそこまでボリュームを上げない自分としてはちょーっとイマイチに感じたのかな、と思いました。悪い製品ではないんですが、つまらなさを少し感じる、といいますか…。

JBL

JBLコーナーは、私が行った際には別のお客様がとっても勢いよくLED ZEPPELINを流していたので、じっくりとした試聴ができませんでした。残念。ただ、遠耳で聞くとカラッとしたアメリカライクな音だなぁ、という印象。これでもいいかも、と思ったのは事実としてあります。値段的にもいい感じですし、世の中の評判もいいですし、おすし。

YAMAHA

今回見に行った製品の中で、対抗馬として考えていたのがYAMAHAです。昔YAS-109という、廉価版では敵なしの名機があって(なぜかまだAmazonでは販売中)、その系譜を継いだYAS-209という製品(なぜかまだYodobashiでは販売中)を聴きに行ったのでした。

当然ながらYAS-109そのものは置いておらず、最初に聞いたのはYAS-109の後継として発売されているSR-C20A。これもそんなには悪くない(けれど、Panasonicと比べると無理して交換する必要もない)と思いました。

で、なぜかまだヨドバシには置いてあった、上位機種のYAS-209というウーファー付きの機器を聞いてみました。これはこれでなかなかいい感覚。音作りは全体的に素直で、嫌味のない感じ。裏を返せばあんまり特徴のない音とも言えるかしら。毎日の生活の中にいい音で、という私の望みにはフィットしそうな感じもします。

そんなわけで、本命SONOSと対抗YAMAHA、穴としてはJBLがいいかな、と考えたこの日の私のサウンドバー選び。ただ。ここから事態は風雲急を告げることになります。今日は気分が乗っているのでこのまま書き進められそうですが、長くなり過ぎそうなので、待て、次回。(今回も3000字以上書いちゃったよ…)

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