ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

Cofo Chair Professional~徹底ファーストインプレッション~

Cofo Chair Professional。我が家に来てからしばらく一緒に過ごしています。成年男子が座る椅子としては、ほぼ100点満点に近い出来かと。ちょっとコストダウンのところもありますが、それを抜きにしても基本部分には手が込んだ、いい椅子だと思います。

本日の駄文

関東も今日から梅雨入りしましたね。この雨の中事務所に出社したのですが、低気圧にやられてしまいAMで帰宅。PMは自宅からテレワークしています。梅雨寒の一日となりましたが、ワイシャツにジャケット羽織って出社したら、まぁ蒸し暑い。いやーな季節となりましたねぇ。

Cofo Chair Professional~徹底ファーストインプレッション~

紆余曲折ありまして、ようやっと我が家にも到着したCofo Chair Professional。その実力をまざまざと見せつけられております。いっかい丸善に試座しにいったときの印象からあまり大きく変わらないため、購入して後悔している、なんてことはなく、むしろ「よくぞこの価格でここまで仕上げた」という賛辞を送りたいと思います。

が、すべてのところで諸手を挙げて歓迎、というわけでもなく。さすがに国内産高級チェアのほうが優れているかも、という箇所も少なからずあります。というわけで、1日試座してわかった「良かった」点と「あと少し」の点、ファーストインプレッションとしてまとめていきたいと思います。長くなります、多分。

我が家のCofo Chair Professional。色はホワイト。
(長所)大型ヘッドレスト、快適。

いままで利用していた、オカムラのバロンになくって、このCofo Chair Professionalについていたもの。私がこの椅子に一番期待していたもの。それが大型のヘッドレストです。固定式ではなく、自分の頭にフィットするように合わせることができるというのは本当に素敵なことで、これがあるのとないのとだと疲れ具合が違います。特に、リクライニングしたときの頭のフィット具合は最高です。よくぞこの価格でここまで、と想います。

(長所)極楽のフットレスト。

操作方法にちょっとだけコツがいりますが、このフットレストも相当できが良いです。125度まで倒れるリクライニングにフットレストを活用したときは、それはもうかなり極楽気分です。同様の構成をエルゴヒューマンで組むと、価格が30%近く上がりますから、それを考えると、やっぱりCofo Chair Professionalのコスパの良さが光ります。操作方法はすこしだーけ慣れが必要なのですが、そんなに難しくはないので頑張りましょう。

(長所)スムーズなリクライニング、座面の高さ変更

丸善で試座したときに一番不安だった点。それは、リクライニング機構が壊れていて、フリーストップできるはずのリクライニングができなかったことです。ここだけは、購入するまで少しギャンブルでした。が、私は今のところ賭けに勝ったようです。リクライニング機構、まったく問題なく動いてくれています。これも動かし方に若干コツがいりますが、慣れてしまえば問題なし。まぁねぇ、倍の価格するオカムラとかと比べると、すこーし、すこーしだけ安っぽさを感じなくもないですが、及第点でしょう。

(長所)ジャケットホルダー、バッグホルダー標準装備。

以前のバロンにもジャケットホルダーがついていたのですが、これ、あるのとないのとだと地味に便利さが違います。このCofo Chair Professionalは標準装備。このあるものぜーんぶてんこ盛りで作ってくれてこの価格。お得感があります。

(長所)静音キャスター、本当に静か。

これは以前のバロンよりも静かに感じます。キャスターそのものの寿命もあるかもしれませんが、キャスターがスムーズに動き、静かです。私の仕事部屋は絨毯引きなのですが、その上でもスムーズに転がります。静かさが、今後もずっと続いてくれることを切に期待しています。

(特徴)座面が広い、背中も広い

これはエルゴヒューマンとも比較して座った感想なんですが、個人的な感覚としては、Cofo Chair Professionalのほうが座面が広いような気がします。アームレストを高くしてあげれば、何ならあぐらまでかけちゃいます。また、背中の部分も広くって、おじさんが座るには非常に安心感があります。

(特徴)独立式のランバーサポート

敢えて長所、としなかったのがランバーサポート。これはなかなか慣れと癖の問題もあると思うのですが、エルゴヒューマンと同様に、腰の部分を「よいしょっ」とカバーしてくれます。この感覚を気持ちいいと思えるかどうか。私はいまのところは大丈夫ですが、慣れていない方だと「少しすわりが悪い」と思うかもしれません。オカムラのバロンやコンテッサなんかにもランバーサポートありますが、あちらのほうが腰の支え方は控えめです。お近くの家具屋さんで、できればエルゴヒューマンあたりを座ってみた上で、ご自身が大丈夫かどうか確認してみたほうがよいかもしれません。

(特徴)ガコガコのアームレスト

アームレストに関しては、一番コストカットの成果が見えるところかもしれません。座面の高さのシリンダーやリクライニング機構なんかはとてもきちんとしていますが、アームレストの調整(外向き~内向きの切り替え、内側や外側への移動)に関しては、ちょっと力を入れると「ガコっ」と調整ができます。ま、これはストレスに感じないので私はあまり気にしませんが、ここの部分は少しだけ安っぽさを感じるかな?

(短所)すべてにおいて成人男性基準。

わたしはいい年したオジサンだから問題ないのですが、この椅子、結構大きく、そして結構重いです。それだけしっかりした椅子だと思うので、信頼性の裏返しになるのかもしれませんが…小柄な女性が座ってみると、座面も広すぎるし背面も広すぎるし、too matchだと思うんです。海外サイズでつくっているのかな?私は全然いいのですが、女性、とくに小柄な方であれば、悩ましいところです。

そう考えるもう一つの理由は、座面を最低にしたときの高さと、最高にしたときの高さの幅があんまり調整できないところにもあります。あくまで、ターゲットはオトナ。子供用の椅子として購入するのはちょっと勧められないような気がします。

(短所)自分で組み立て。

成年男子だったらなんの問題もなく組み立てできるかと思いますが、これを女子が、しかも一人で、となったらわりと大変だと思います。部品一つ一つの重量も結構あるし、ネジを締めていくのも結構大変かも。もちろん、できないわけではないんですけど、割と大変だと思います。このあたりも、ターゲットは男子なのかなぁ、と思ってみたり。椅子の組み立てサービスなんかがあるといいのかもしれないなぁ。

まとめ。

まとめです。まず、コスパを考えると。10万円でこの装備の椅子が購入できることは、素直にすごいと思います。makuakeでとんでもない額を集めてプロジェクト成功した椅子、さすがです。いろいろ悩みましたが、私は購入して正解だったと思います。

だからといって、万人におすすめできるか、というとなかなか厳しいところも。まずは試座できるところがないこと。エルゴヒューマンほどいろいろなところにあれば、実際に自分が座ってみて、おしりで確認できるワーキングチェアですが、(私は幸運にも試座して買えたのでラッキーでしたが)常設で展示してあるスペースがあればなぁ、と想います。さらに、椅子自体が意外と大きく重いこと。アーロンチェアのように、サイズが大中小と選べるようになっていれば、もっと万人向けになれる可能性を秘めているのになぁ、と思います。

繰り返しになりますが、私個人的には、本当に購入して良かったと思います。メールでの対応のレスポンスの速さ、組み立て時の細やかな心配り。中華製品にはないような心意気を感じました。オフィス用の椅子としてのお値段は決して安くはないけれど、3年の保証や機能を考えると、妥当、というか安い。あとは、半年後、1年後、この椅子がヘタってきたときに果たしてどう思うのか。やっぱり安物だったかーと思うか、あのときの心意気を信じて良かった、と思うのか。これは継続してリポートしたいと思います。

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letters.co.jp

Cofo Chair Professional シリーズ記事はこちらから:

hamabasso.hateblo.jp

 

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