Amazonのアカウント、乗っ取られ被害にあってました。Amazon先生の不正利用ウォッチ班の活躍によって辛くも被害は免れましたが…しかし怖い。デジタル社会、恐るべし。
本日の駄文
朝から仕事してますが、今日はなんにもやる気がなく。ブログに書くようなネタもあまりなく。なんだか平和な日だなぁ、なって思っていたのですが、一本の電話が来てから事態は一変しました。そんな珍しい体験を共有させていただければと思います。
Amazonアカウント乗っ取られ事件
ことの発端は、本日9時頃。見知らぬ番号から、自分の携帯に電話がありました。だいたいこういうのは自動音声のアンケートだったりすることが多いので、今回もその類だと思って恐る恐る電話に出てみると…「恐れ入ります、こちらAmazonのxxという者ですが…」とおっしゃる。え?私なんかやらかした?話を聞いてみました。すると…
「今朝6時20分ごろ、ゲーム関連の商材をいくつか購入しているようなのですが…」と電話口の男性。どうやら、私は寝ぼけてゲーム関連のものを購入…してません。確かにガジェット関連はいろいろとケーブルやらなにやら購入することが多いのですが、ゲームは最近からっきし。「わかりました、不正利用ということで対策を講じておきますのでご安心ください」と男性の弁。はい、よかったよかった。
じゃー終わらなかったんです。今回、とっても手がこんでいる不正利用されました。Amazonに登録しているというメールアドレスに詳細をメールしますね、なーんてAmazon先生に言われたものの、待てど暮せどメールは来ない。しびれを切らして問い合わせの電話したものの、「メールしました」という窓口氏。迷惑メールフォルダに入っていませんか?というご指摘をいただいたのですが、全くなんのメールも来ない。試しに、自分のGoogleアカウントに紐づいているメールからAmazonアカウントへのメールを送信してみたら、無事にテストメールは届く。いったいどういうこと?30分くらい悩んで、たまたま探し回っていたら…ありました、メール。ゴミ箱の中に。なんと、この犯人、Amazonからのメールが届かないように、わざわざメールフォルダの振り分けルールまで考えていて、「Amazonからのメールはすべてゴミ箱に入れて削除する」という設定をしていたのでした。ここまでやる犯人、すごく手が込んでいる。
そこまでやられると、たしかに足がつく可能性は極めて低い。そして、犯人のITリテラシーもかなり高いことが予想される。そうと決まれば、やることは決まっていて。まずは1にも2にもAmazonのパスワード変更。そしてメールアカウントもパスワード変更。Amazonでも2段階認証を取り入れていることがわかったので、こちらも慌てて登録。いままで私のAmazonパスワードはアルファベット+数字の混合8桁だったのですが(どこぞの尼崎市みたいな感じ)、今回はさすがにリスキーなパスワードは止め、長文でかつ、たくさんの文字種別を入れること、をテーマに再設定しました。さらに、2段階認証で自分のスマホの番号を選択、SMSで聞いてくるように設定変更しました。こんな作業を、朝のいちばん業務が忙しい時間帯に並行してやった私、えらいと思う。
今回はたまたま、Amazonからの電話に朝気がついて出たからよかったですし、今回買われたものを見てみたところ、プレステで使える商品券。換金性の高いものをつかって売り抜けようとした魂胆が丸判りです。なんだかなぁ、そんなに自分って標的にされやすいのかなぁ。以前もアカウント乗っ取られそうになったことがありましたし、(実際乗っ取られて数千円の被害を泣き寝入りした記憶もあって)なんだかやりきれない気持ちになりましたとさ。とにかく、簡単なAmazonのパスワードを設定している方、すぐに再設定を!不正使用されてからだと泣くに泣けませんよ!ほんと。