ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

イマドキの32型TV選び(2022年8月)

先日に引き続き、また今月もテレビを選定する機会がありました。32型のテレビって結構ニッチな市場のようで、なかなか選ぶのも難しかったのですが、結果選定されたのは海外メーカー製のテレビでした。。。

本日の駄文

私は12日も仕事なのですが、11日に移動する予定のため、12日は流行り言葉でいうところの「ワーケーション」となります。半ば強引に山形行きを決めたので、仕事は休めれば休みたかったのですが、どうしても午前中対応しなければならない案件があって…。午後は心置きなく休めるといいなぁ。障害対応なんてしたくないなぁ…。

イマドキの32型TV選び(2022年8月)

ナイスシニアな友人(というか先輩)から、先日相談を受けました。

寝室のテレビの色調が最近おかしいらしく、新しくテレビを買い替えたい。いま一番いいテレビってなんだ?

…えーっと、シニアによくある質問。「一番いい**」って、いったい何をもって何が一番いいのがいいんでしょうかね。こういうめんどくさい質問にはスルーするのが私の流儀ではありますが、断るに断りきれない今回の案件、なんとなく探してみることにしました。

このシニア、寝室用という利用用途がはっきりしており、機械に強いわけでもありません。ただ単に、映ればいい。でも、時折孫たちが来るときはこのテレビでゲームがしたいとのことで、ゲームにも使えるようなテレビがいい。ゲーム…ゲームねぇ…。というわけで、検討開始。

32型でFHDテレビ(1920*1080)対応テレビは?

まず。テレビが高精細であったほうが絶対いいに決まっているでしょう、と言うのは私の持論です。世の中のテレビを良く見てみると、なんと32型の殆どのテレビはHD(1366*768)なんですって。子どもたちがもしPCとか繋いだらがっかりしちゃうタイプですね。そんなことから、私、どうしてもFHDテレビ(1920*1080対応)を探して紹介したかったんです。でも、2022年8月現在、そんなテレビなんてたったの3機種しか無いんです。なんと!

ソニー、LG、TCL。ソニーは一番無難で勧めやすいけど、正直32型という価格帯からするとお値段結構強気(46,000円)。LGは色使いがヴィヴィットだけど、この価格だったらいいかも(35,000円)。TCLはやっぱり価格で勝負、というところが一番かなぁ。見た感じパッとしなかったけど、この価格(30,000円)でFHD、かつAndroid TVっていうのはポイント高し。(ただTV内蔵のAndroidははめ殺しでOSのバージョンアップとかには対応していないみたいだからだいぶ残念だけど…)

…なんだか、FHDは諦めたほうが今回はいいような気がしてきました。では、次の挑戦者、カモーン。

32型の普通のテレビで30,000円以下の製品は?

日本製のテレビは、どのメーカーだって高いと思ってしまいます。前述のソニーは市場価格の1.5倍以上しますし、Panasonicも割高な価格かなぁ、と。そうすると、海外ブランドでなんとなくアテを探していくと…。

最初は東芝。(もはや東芝という会社が販売しているわけではないのですが)これはやっぱり安定感あります。国内市場に合わせて作ってある2020年モデル。価格は約30,000円。ちょうどシニアな方のご要望にズドンと直球勝負できそう。

でなければ、シャープ。AQUOSだって負けていません。スタンドが首振りできるのがAQUOSの利点でしょうか。ほかにもたくさんありますが、わかりやすい点ではそんなところ。価格も30,000円ピッタシ。対抗はこれかな。

こんな手もあります。東芝を買収したメーカー、ハイセンス。番組表の見方はもろREGZAと一緒ですから、価格重視で考えるのであればこれでも良さそう。なんといっても最安値が25,000円というお値段も魅力十分。

結果。

…このくらいですかねぇ。あとは家電量販店に行ってみて、お好きなものを…と案内差し上げたところ、このシニアが選んだのは、なんとハイセンスでした。なぜ?と聞いてみると、「安いけどキレイだった」と語る勝者の弁。なるほど~、このシニアは価格が一番いいのを選択されたのね…とひとりごちる私でした。

でも、ハイセンス、なかなか悪くない選び方だと私は思います。見た目がREGZAっていうのは信頼感ある(中身はどうだかわからんけど…)し、なにより明確に他メーカーよりも絵作りに力が入っている、という話は聞きます。日本製メーカーはもっと稼げる価格帯(50型以上)で戦うことが多いみたいですし、このくらいのサイズだと、いわば「ジェネリック家電」として機能するもののほうが喜ばれるかもしれませんね。

もうそろそろお盆ですね。実家に帰ったときにテレビがかわいそうになっているご家庭があれば、3万円でできる親孝行っていうのもアリですね、みなさまもいかがでしょうか~?