ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

Azure Desktopの使い心地

Azure DesktopをLinuxブラウザから使う、という、なかなかレアな経験をしてみました。マシンスペックが結構必要なので、もし本格的に利用する場合はそれなりの機材が必要かもですね。

本日の駄文

今期(2022年度下期)参画しているプロジェクト、うまく運営できていないなぁ…と思っていながら、2月中旬の進捗報告ゲート審査のところまで日数を逆算してみて担当者に煽ってみると…なんとプロジェクト側の認識と現場の認識におおきな隔たりがあることが判明。これは、今後1ヶ月は、忙しくなるぞ…火吹きましたわ…。

Azure Desktopの使い心地

会社から支給されるPC等はかなり制約があり、普段遣いするPCとはまったく違った動きをする代替環境が用意されることもままあるのですが。昨日は新たなおもちゃ(?)を入手しました。となりのプロジェクトで利用する予定のUSBシンクライアントと、Azure Remote Desktop環境です。使い物になるようだったら、今後セキュリティの高いプロジェクトではこの環境でコーディングするんですって。

USBのなかにはLINUXが搭載されていて、Azure環境へはブラウザで入るみたい。イメージとしてはブラウザでリモートデスクトップするみたいな感じ?果たしてそんなことできるんかいな。という半信半疑の状態で、自宅にUSBを持って帰り、メイン環境やサブ環境で使ってみることにしました。

で。肝心の使い心地とかなんですが…これ、使い勝手はマシン依存するかなぁというのが実験台の感想です。まずはサブサブ機としてその辺に転がっていた中華miniPCにUSBを接続して繋いでみました。うん、USBブートしてあげると、見慣れたLinuxの画面が表示されて、FirefoxからAzure Desktopにつなぐみたい。よく出来てます、この仕組み。でも…。正直、とってもストレスフル。文字を打ってから表示されるまで0.数秒のタイムラグが発生するので、使えたもんじゃありません。もしかすると画面の描画速度が追いついていないから?と思って、ディスプレイ解像度を4k→WQHDまで落としてあげて、ようやくなんとか使えるかどうか、といったレベルです。

検証に使ったのは、どのご家庭でもその辺に転がっている中華PC「BMAX」です。CPUはCeleronのj4105、メモリは8GB搭載、SSDで起動するモデルです。こんな感じのモデルです。

本当にマシンスペックがネックなのか?それとも仕組み自体がまったく使えないのか????というわけで、私のサブ機(ThinkCentre Tiny M75q Gen2)で動かしてみました。こちらだと、あまり違和感なく遅延なくスムーズに動きますね。ただねえ、これ、最新PCですから、Ryzenも5650Gとか積んでますし、メモリも16GBとか積んでますし。うーん、みなさんこのスペックのPCもっているかどうか、と言われると微妙なところですよねぇ。似たスペックだとこんな感じです。

結論。たしかにセキュリティを担保してシンクライアント環境を利用するのは間違いではないしトレンドではあるけれど、それなりに機器投資した環境でなければちょっとまともに使えない可能性がある、ということでしょうか。。。IT関係者の皆様、ご参考いただけますと幸いです。