ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

KEF LSX II 試聴レビュー

週末、やっとKEF LSX IIをじっくり試聴することができました。形、音、すべて、この子がいい。高価な買い物ですが、ほぼ即決でお買い上げすることを決めました。

本日の駄文

色々とあった週末です。楽器も弾いたし、オーディオ屋さんにも行ったし、運動もしたし。充実した週末が遅れるのはよいことではありますが、しかし、なんというか、平日初日から、疲れてます…今週保つかな…。

KEF LSX II

はい、この週末に何をしていたかというと、オーディオ屋さんに行ってきました。それは、私が先週家電量販店に行ったときに気になってしまった個体、KEF LSX IIをきちんとした環境で聞くためです。なんとなく飾ってあったLSX IIが、家電量販店でかなり良い音で聞こえてきたため、きちんとした実力を測ろうと思ったのでした。

オーディオショップに行くと…その子はいました。実物をお目にかかるのは2回めではありますが、ちっさい!まるっこい!おしゃれ!やっぱり見た目だけで大勝利な気分ありますが、私の判断基準はそこではないんです。きちんとした音を出せるかどうかなんです。ということで、いろいろとっかえひっかえ聞いてみました。音源として、ネットワーク経由のNASの音源、AirPlay、AmazonMusic、PCからUSBケーブル経由、内蔵DACの音源。曲も結構聞きました。日常一番聞く機会が多いスムース・ジャズから始め、アニソン、JAZZ、J-POPにクラシック…。

で、なんというか感じたのは、この子、すごいです。十二分の実力を持った、すごい子です。お店の環境で鳴らした詳細レビューです。

  • 音を鳴らした瞬間にびっくりしました。部屋いっぱいにKEFの音で満たされます。腰を落とした感じの濃厚な音と言うんでしょうか。WHAFEDAREとかMonitorAudioとか、それこそ最近聞いていたSonus faberの音とも違う、いわゆるHi-Fiサウンドというか。AMPの駆動力が違うんでしょうか、とにかく、「音で満たされる」という表現がぴったりきます。これで、ボリュームは半分くらい。
  • ボリュームを試しにもっと大きくしてみましたが…これも音が破綻しないです。どちらかというと自分の耳が壊れるくらいの爆音で鳴らしても、また余裕があります。これで音が小さいとか言う人がいたら、それこそ大豪邸に住んでいる方ではないでしょうか。。。
  • そして、このスピーカーの美点として、コードが電源コードしかいらないんです。左右のスピーカーから伸びるコードは電源コードだけ。パッシブスピーカーに見慣れている自分にとっては、これは結構衝撃的にカンタンです。(PC音源を鳴らす場合は、PCとスピーカーをUSBケーブルで繋ぐ必要がありますが)
  • 定位について。よくKEFのLS50が出始めの頃に「とにかく定位決めが難しい」と評判だったことを思い出したのと、今回設置するのが自分のPCデスクの上であることを考慮して、いろいろ(無謀な)効き方してみました。超ニアフィールドで聞いてみたり、わざと定位を外して聞いてみたり。結果…定位バシッと決まるとかなりいい感じに聞こえますが、そうでなくても(適当においても)それなりに部屋の中を音で満たしてくれるため、十分満足の行く結果でした。ビジュアル重視の方でもかなり満足いくのではないでしょうか。
  • 音質が一番良いのは、NW経由で聞いたものでした。NAS経由で聞くのが一番「いい音」でした。ハイレゾ音源はダウンサンプリングしてしまうのが気になっていた私ですが「別にこれでもありじゃん」と思わせるのに十分な美音でした。手持ちのノートPCとUSBケーブルで繋いだPCの音は…そこまで感動しなかったかなぁ。まぁ、PCもケーブルもあり合わせのものでしたので仕方ないのかもしれませんが、とはいえ、普通にPCオーディオとして楽しむ点では期待以上の音が出ることはわかりました。十分です。

結局、いろいろ聞きまくって1.5hくらい経過したでしょうか。私の出した結論は…当然、「買います!」でした。たしかに、20万円Overの価格はとても痛いです。正直、悩ましいです。ただ、DACとAMPとSPEAKERを全部合わせて購入しても20万円くらいにはなります。そこをオールインワンで完結できるというのが一番の強みだと思います。

すごくいいんですが、でもやはり、これ以上を目指す方には向いていないのも事実だと思います。個別にきちんとしたAMP、DACを揃えてあげれば、LS50をおごってあげてシステムアップすれば、上は望むことができます。そのほうがいい音が出るに決まっています。

ただねぇ、、、そこまで望まない方、オーディオマニアではない方、沼に落ちたくない方にとっては、LSX IIは最適解なんだと思います。スマホから音量調整や自分のお気に入りの音楽をストリーミングできるのは、同等製品ではあまり例がありません。KEFの専用アプリもまずまず操作が軽快でしたよ。(BluSoundのPOWERNODEはできたけれど、それくらいでしょうか…)

とにかく、この見た目にピンときた方、自信をもってオススメします。そして、(自分と同じように)オーディオ沼にこれ以上落ちたくない方にも、オススメします(笑)。深い深ーい沼にハマる前に、これくらいの金額のオールインワンスピーカーを備えていたほうが、結果的に出費は抑えられると思います。初期投資はかなり高いけど、私のデスクトップオーディオは、たぶんこれで間違いなく「あがり」だと思います。

色は、黒、白、青、赤。購入は即決したのですが、私の欲しい色はメーカー欠品しているらしく、結果1ヶ月以上待つことになりました。とはいえ、後悔はしていません。なんせビジュアルも素敵なこの子です。インテリアに溶け込むような色にするもよし、主張するような赤を選ぶもよし。選べる楽しみって素敵ですよね。