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ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

マーチ・スカイブルー・ドリーム

吹奏楽 吹奏楽-雑感

今年のコンクールの譜面を譜読みしました。多少トリッキーな進行がありながらも全般的にはコンクール・マーチ。こういったマーチは基本が忠実に演奏できるかどうかで出来が変わってくると思いますよ。

本日の駄文

本当に最近の天気の移り変わりは激しくて、体調が気象の変化に追いつきません。なんだかなぁ。首都圏では水がめとなっているダムの貯水率が心配される状況なようで、こちらも心配される状況。雨が降ったら憂鬱な気分ですが「雨の一日もいいものです」こう感じられるくらいの心の余裕がほしいところですね。

マーチ・スカイブルー・ドリーム

吹奏楽の世界にどっぷり浸かっている私ですが、コンクールとは不思議と縁がありません。ひと夏の情熱を2曲に傾ける労力が少なくなっているからかもしれませんが…。ここ数年は、コンクールにお邪魔し課題曲の感想を仲間と言い合う程度。去年は、西村さんの「秘儀III」を聞いて中学生が不憫に感じたくらいです。(その後、一般バンドの秘儀IIIはとてもうまく二度音階を表現していてかなり感銘を受けたことも付記しておきます)

で。先日友人から「課題曲のボウイングを教えてほしい」という相談を受けました。曲は今年の課題曲I「マーチ・スカイブルー・ドリーム」。久々に課題曲を何回も聞いてボウイング書きましたが、この曲なかなか良くできてるなぁと思いましたのでその感想を。

最初のファンファーレや最後のTp soloが特徴的なこのマーチですが、基本的には連綿と続く「課題曲マーチ」の系譜を継いでいると思います。ハーモニー的に若干無理めな進行もありますが、多くの団体(とりわけ学生の吹奏楽部)が演奏するのであればまぁ納得。あまりシャレたハーモニーを課題曲マーチに持ってくるとそれだけで部活では悩んだりしてしまいますからね。この程度の単純明快な構成が正解なんだと思います。

その分、演奏する側は結構難しい。なんの変哲もない、奇をてらわないマーチだからこそ、名演と呼ばれる演奏を狙うためには相当の準備が求められます。もし仮に私が指導者だったら、このマーチは基本をしっかり忠実にスッキリと仕上げ、自由曲勝負!といった作戦をたてるはずです。

基本を忠実にとはどういうことか。

  • それぞれのメロディーの主役はどのパートが受け持っていますか?いまアナタが演奏しているのはメロディーですか?オブリガードですか?役割分担できてますか?
  • トリオのオブリガード、きちんと8小節単位で旋律を歌えていますか?音楽を作れていますか?
  • 後半の展開部の和音(1小節ごとに展開が変わる部分)は、きちんと調性意識して変えてますか?
  • 頻繁にでてくる三連符は、きちんと三連符で演奏できてますか?「3+3+2」になっていませんか?
  • 静と動を意識していますか?歯切れのよいマーチにするためのメリハリはきちんとついてますか?

思いつくまま書いてみました。たぶんあまり参考にならないような気もしますが…。私がこのマーチを演奏(or指導)するとしたら、まずは「歩けるかどうか」になると思います。例えば、運動会の開会式の行進曲としてこのマーチを使った時に、気持ちよく歩けるかどうか。躓いたり不自然な盛り上がりが無いかどうか。ごく普通に作っているマーチだからこそ、素の実力が出やすいマーチだと思います。頑張れ!吹部仲間たち!

※オマケ※

このマーチ、St.B的にはあまり難しくは無いと思います。敢えて挙げるとすれば、Dの取り方くらい。G D G D と並ぶ譜面のところはGをD線の1番でとって、Dを4番で取るようにすると音程が取りやすいですよ。響きを大事に演奏しましょう。