ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

課題曲Vの思い出

課題曲V、みなさんはどんな思い出がありますか?わたしはただただ難しい現代曲が多かったなぁ、というつきなみな感想しかありませんでした…。

本日の駄文

この週末から、夏が本気出してとっても暑い季節がやってきましたね。もはや降参です。一日中部屋から出ないで、クーラーつけながらTVKの甲子園神奈川県大会をずーっとぼーっと見てました。暑くなるとやる気も失せるもんですねぇ。。。

課題曲Vの思い出

吹奏楽コンクールには、ここ何年か「課題曲V」という枠が有りました。一般の課題曲の枠はI~IVまでですが、大学職場一般の部限定で選択が可能な、ちょっと(結構)難しめの課題曲です。この課題曲、残念ながら今後廃止されるとの発表がありました。まぁあまり積極的に選択できない「課題曲V」でしたから、「作曲家の登竜門となる作品を生み出す」という目的も、その役割を終えたのかなぁ、というのが正直な感想です。

課題曲を語る上で、必ず「どの課題曲が思い出に残っているか」という件で盛り上がります。年代が近い吹奏楽部経験者だと割と鉄板ネタなんですよ。どの時代に吹奏楽に浸かっていたかを表すリトマス試験紙みたいな感じ。その中でも課題曲Vに限ってしまうと…実はわたしはあんまり縁がなくって。

課題曲(昔はA~Dという呼び名でした)がI~Vという呼び名に変わって、一番最初の課題曲Vは「交響的譚詩」でした。いちばん印象に残っている、という点ではこの曲かなぁ。一体誰がこの曲を演奏するんだろう…と思っていたら、全体のうちの5%くらいはこの曲を選んでいたような気がしていて。現代曲に馴染みのなかった私は結構びっくりしたのを覚えています。

そこから現代曲ロードをずっと歩いていた課題曲V。ビスマス・サイケデリアとかまだ記憶に新しいのですが…どんな曲かは忘れてしまいましたが、一度聞いただけではよくわからないけれど、聞いていくうちにその味がわかってくる曲だったような気がしています。そういった意味では、スルメ曲が多かったのかな。

いずれにせよ、現代曲があまり得意ではない私にとっては、このへんの曲調は一生懸命に曲を聞かないと辛い曲が多かったので、意図的に聞くこと(や演奏すること)を避けていたような気がします。あなたの吹奏楽コンクール、思い出の曲はなんですか?

最近の課題曲だとまだ入手しやすいのですが、昔の課題曲だと音源の入手すら困難だったりしますよね。名演と呼ばれる課題曲の演奏もいくつかあったりしますよねぇ。