ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

イヤホン(番外)FINAL 自作イヤホン「TANE」

幸運にも参加することが出来た、final主催のイヤホン組み立て教室。出来たものはとんでもないバケモノ級の良イヤホン。今後市販の予定はないのが残念ですが…こういう機会は一期一会、もし今後同様の機会があれば、参加してみることをオススメしますよ。

本日の駄文

なんだろう、ココ数日業務の山がまったく片付かない気配です。一難去ってまた一難、繁忙期はとっくに過ぎたはずなのに、やるべきことが山積中。ヒマではない分、幸せなのかもしれませんけど。

イヤホン(番外)FINAL 自作イヤホン「TANE」

先週末のこと。いつものように秋葉原を徘徊していた私。気が向いたのでひさしぶりにヨドバシアキバにお邪魔しました。東洋系の外国人の方がたくさんいた時計フロアを素通りし、イヤホンコーナーに行ってみると、私の好きなイヤホンメーカー「final」のイヤホン組み立て体験の文字。その時、土曜日の12時。参加できる時間は17時から。5時間も暇つぶしできるかぁっ!と思いながら17時に参加している私がいました(汗)

参加してみて感じたこと。それは本当に本当に精緻な部品の塊なんだなということです。ダイナミック型のユニットにほそーい線がくっついていて、それが断線してしまうとNGだとか、ダイナミック型のユニットについている直径1mmにも満たない小さな小さな穴を塞ぐシールを貼り付けたりとか、、まさに匠の世界。オジサン世代としてはルーペが欲しかったりしましたが…ピンセットを使ってうまく組み上げられたかなぁと思っています。

で、完成品のイヤホン。真鍮製のダイナミック型のこのイヤホン、今回の組み立て体験のウリは「自分で音質を調整できること」。フィルターが3種類付属しており、そのフィルターをいろいろな場所に貼り付けることで音質を買えることができます。低音を強調したり、高音を抑えたり。まだ試せていないのですが、標準の構成でもトンデモナイ良い音がします。

finalのイヤホンは、総じて上品な音がします。今回のこのイヤホン「TANE」も、表現の繊細さを十分に感じることができるもの。市場価格は*万円以上するユニットを使っていながら、この体験会の参加費用はわずか6,980円でした。儲けでてます?と思う採算度外視のこのイベント。参加できて本当によかったと思います。私のダイナミック型イヤホンベスト1に躍り出ました(苦笑)

音の性格が比較的近いというのはこのAdagio Vでしょうか。同じメーカーのダイナミック型ですから。でも、正直これよりももっともっといい音しました。精細感が素晴らしい。ちょっと硬めの音ですが、奏者の表現方法までわかるイヤホンってステキです。