ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

グルーヴマスター。

SingLikeTalkingのLiveにて、Vo.の竹善さんがリズム隊を紹介した言葉です。この言葉、すごく良い。わたしもバンドの中でこうありたいと願っています。そのためには、練習、練習。

本日の駄文

青森の余韻が冷めやらない私です。酒以外で購入した唯一のお土産、それは青森の市場で購入した筋子。絶対に購入して帰ったほうが良い、という青森出身の知人の言うことは間違いなかった。1本あった筋子、多分今日にはなくなっています。酒のアテに、ご飯のお供に最高の一品です。

グルーヴマスター。

話は、先週の日曜日に開催されたSingLikeTalkingのLiveまでさかのぼります。このLiveでリズムを支えていたのは、Dr.江口さん、Bs.高水さん、Per.大儀見さんという鉄板中の鉄板のトリオ。狂いもなく一流の「ノリ」を作り出していた三人。この日本一流のミュージシャンたちを、Vo.佐藤竹善さんは「グルーヴマスター」と紹介しておりました。

グルーヴマスター。なんという言葉の響きでしょう。今日はこの言葉に集約されるのですが…私は常々、Dr.とBs.はバンドの中の「ノリ」を作り出すものだと思っておりますが、それをかっこよく言い表すことがずっとできずにおりました。私の目指すベーシスト像、それこそがまさにグルーヴマスターたることだと胸を張って言えることです。

ベース弾きは、やもするとバンド全体の中に埋もれがちです。かっこいいフィルインやスラップ奏法で目立つことも出来ますが、これをやって音楽を壊してしまう人のなんと多いことか。テンポ感を作り出すためにこういったアクセントがあるわけで、肝心のグルーヴ感が失われてしまっては元も子もないわけです。だからこそ、私は黒子でありたい。バンドの中でも目立たなくても良い。ただ、失われがちなグルーヴ感を出せうる存在でありたい。私が目指すべきは、派手なベーシストではない、グルーヴマスターでありたい。そう感じたのです。

プロのドラマーの方と吹奏楽で共演させていただいたとき、いちばん感じるのはこの「ノリ」が凄まじいことです。手数が多いこと=上手い、という図式はわかりやすいですが、手数が少なくてもテンポ感を、ノリ感をしっかり出せることが大事です。まだまだ音楽は奥が深い。そう痛感したステージでした。私も頑張って練習します。

一流のサルサ奏者で、SingLikeTalkingのLiveには欠かせないPer.奏者、大儀見さん。彼のサルサバンド、SALSA SWINGOZAのアルバムです。竹善さんもサルサを大儀見さんから習ったといいます。サルサの入門としてぜひ。