医療費控除の確定申告、IDとパスワードを利用する方法を使えば、自宅でも相当簡単に申請が可能でしたよ。専用のソフトをインストールしなくても、直接税務署に出向いてID、パスワードを発行してもらえばいいんです。
本日の駄文
なんだか、こう毎日春みたいな陽気だと、すっかり調子が狂ってしまいますね。調子の波が良くなったり悪くなったりを繰り返していますが、ここ最近は回復するスピードが落ちている気がします。なんだかなぁ。
医療費控除はeTaxで。
確定申告の季節がやってきました。みなさーん、確定申告に向けた準備、進んでいますでしょうか?それこそ、マンションを買ったりしていれば税務署への相談が必要なのかもしれませんが…。私の場合はそんなこともなく、昨年もかかった医療費を積み上げてみたところ10万円を超えることとなりました。安定の医療費控除の申告をすれば、いくばくかの税金が還付されるかと思ったのでした。
で。そんなこんなで今日、つい先程。10時過ぎに近隣の税務署に行ってみました。確定申告がスタートした最初の週の週末。まだ流石に混んでないだろうと、正直たかをくくっていたのです。そしたら…なんと相談窓口の順番待ちは100人以上並んでいるという凄まじい混み具合。さすがにげんなり…と思い、なにか他に策はないのか???とgoogle先生に聞いてみたところ…eTaxという方法があることを知りました。これが簡単便利だったので、みなさまにもご紹介したいという、そういった次第です。
私の知っていたeTax、以前は制約が多く使いづらい印象があったんです。たしかマイナンバーカードが必須で、かつそれを読み取るカードリーダーも必須だったり。でもいまはだいぶ改善されています。IDとパスワードを利用する方法もあるんですって。ただ、この方法の障壁は「税務署に行って本人確認してもらい、IDとパスワードを発行してもらうこと」でした。とはいえ、税務署でIDだけを発行してもらう人は皆無。待ち時間無しでID、パスワードを発行してもらえました。超サクサク。
あとはネットが使える環境でサクッと準備した書類の金額を打ち込んでいくだけ。私の場合、なにかわからない点がでてきたら税務署に駆け込もうかと思って近くのスタバでPCを広げて手続きしたのですが、まったくの杞憂でした。あんなに並んであんなに待って…と考えるのがアホくさいくらい、サクッとわかりやすいWebデザインでした。最近の官庁のWebにしては拍子抜けするぐらい簡単にできたので、皆様にも強烈にプッシュさせていただきたいのです。
ただ、IDとパスワードを発行してもらうためだけに税務署に行かねばならぬ、その一手間だけは残念なのですが、、、とはいえ。わたしと同じように、オンライン申請でさまざまなPC環境を構築するのが面倒な方、ぜひ一度お試しあれ。ストレスが軽減されること、間違いなしです。
今回わたしが試した方法まとめ・お役立ちリンク集
【①下準備編・自宅でやっておくこと】※①と②は順序逆でもOK
★用意するもの:
・令和元年度の病院からの領収書、薬局からの領収書
★やること:
1.国税庁 確定申告書等作成コーナーページを開く
2.画面右側の「医療費集計フォーム」ボタンからExcelファイルをダウンロード
3.自分の令和元年度の医療費控除を受けるリストをひたすら入力
4.Excelファイルとして保存(印刷する必要なし)
【②ID、パスワード申請編】
★用意するもの:
・マイナンバーカード(マイナンバーがわかるもの)
※私は念の為持っていきましたが、もしかしたら番号さえわかればOKなのかもしれません
・身分証明書(私は運転免許書)
★やること:
1.最寄りの税務署に行く
2.受付のお兄さんに「eTaxに利用するIDとパスワードを申請したいんですけど」と相談する
3.然るべき場所を案内してもらい、あとは従うだけ。(所要時間:およそ10分)
【③eTaxで申請編】
★用意するもの:
・令和元年度の源泉徴収票(会社からもらうやつ)
・①で作成した令和元年度の医療費控除Excelファイル
★やること:
1.国税庁 確定申告書等作成コーナーページを開く
2.あとは流れにそってやるだけ(所要時間:およそ15分)
※とってもわかりやすいです
※途中、作成したExcelを読み込ませる必要がありますが、そんな環境ねーよ!って方は医療費合計額だけ入力する方法もあるみたいです
さぁ、れっつお早めに確定申告!戻ってきたお金でちょっと美味しいものでも食べましょう!(私は思ったほど戻ってこなくってちょっと寂しかったのは内緒です)