儚くも美しい少女リリィの物語。メトロイドヴァニアとしての没入感や、緻密に描かれたグラフィック、最高峰の音楽。難易度は高いですが、このゲーム、相当秀作です。アクションゲームに自身があればぜひ。
本日の駄文
この３連休、いかがお過ごしでしたでしょうか？なんとかお天気も保ち、成人式を迎えられたみなさま、まずはおめでとうございます。オジサンからひとつアドバイスをするとすれば、若いうちに自分のアルコール許容量の限界を知っておくことでしょうか。私も３回目くらいの酒席で限界突破（＝ケロケロ）したおかげか、痛飲する機会は少なくなったと思います。酒は飲んでも飲まれるな、ってね。
エンダーリリース
私も自分でゲームを買う機会は本当に減りました。最近はApexに代表されるようなFPSゲーム全盛の時代、私のように反射神経がよろしくない部類の人間は、そういったゲームに脳がついていかないのではないかと思い、やったことありません。やらず嫌いということもありますが、どれだけ頑張っても、おそらくゲームが終了する頃には全精神力をすり減らされているんだろうなぁ、という予想。爽快感よりも疲労感の方が大きいと思うのです。
反面、ゲーム実況動画を見るのはかなり好きで。むかし人のゲームをやらずに隣で見ていて楽しかった経験が、ゲーム実況動画を楽しさに似ていると思うんです。そんな私、一ヶ月ぐらい前でしょうか。もとWUGの高木美佑ちゃんのyoutubeを見ていたときに知ったゲームが「エンダーリリース」です。その儚くも美しい世界観と、主人公の少女の可憐さ、でも敵を倒したときの体液の飛び散り方とか、なんというか独特の世界観がとても気に入ってしまい、自分もこのアクションゲームをやってみたい！と、早速Steamでゲーム購入したのでした。購入したゲームはHOI4以来だから、数年ぶりでしょうか？
このエンダーリリース、リリィという少女が主人公です。自分で攻撃する術をもたないリリィですが、いろいろな仲間が彼女を守ってくれます。ボスとして最初は戦うことになる仲間、その仲間を赦す（悩みから解放してあげる）ことでリリィが使える能力がどんどん増えていく。そう、昔なつかしロックマン的な成長方法です。にリリィにもレベルも存在しており、レベルが上っていくとだんだんリリィ自身も強くなっていきます。じゃ、これってわりとかんたんなゲームなの？というと…それが全く違います。
典型的な横スクロール、メトロイドヴァニアのゲームスタイルですが、まーとにかく、よく死にます。敵の攻撃は見切れればかわせることが多いのですが、自分なりのパターンを構築するまでに時間がかかります。ゲームオーバー（体力がゼロ）になってもセーブポイントに戻されるだけで、集めてきたアイテムや特技が減るわけではありません。そこは優しい世界なのかもしれませんが…ボス戦とか、修行です。如何にたくさん死んで攻撃パターンを覚えて、効率よく的にダメージを与えていくか。これが鍵になります。その難易度設定が、私にとってはだいぶ難しくって、ちょうどえぇ、と。
横スクロールの世界で、新たなスキルをいろいろ覚えていってアイテムを増やしていったり、体力を増やしていったりするRPG的なやりこみ要素も詰まっています。物語も、なんというか儚いというか、悲しい物語になりそうで…わたしはやりこみ時間20時間以下で、まだストーリーも中盤と言ったところですが…どんどん物語を知れば知るほど、そして終盤になればなるほど敵の猛攻が激しくて死にそうになると思います。でも、やっていて楽しい。久しぶりに寝食を忘れてゲームに勤しんでいる自分がいました。（でも、集中力が続くのは2時間が限度。それ以降ボス戦を続けていると見切ったはずのワザでダメージ食らったりして心もすり減るので、ゲームクリアするのがもったいないのもあり、大事にプレイしています）
お正月は、このエンダーリリースと艦これでだいぶ快適に時間をつぶすことができました。運命に導かれた少女と一緒に、歯ごたえのあるアクションゲーム、いかがでしょうか？Steamでなくても、SwitchやPSとかでもダウンロードできますよ。
ENDER LILIES Official Web Site（エンダーリリーズ）
ちなみに、私が使っているコントローラ、有線のLogicoolのF310rをずーっと利用していました。でも、Bluetoothでもう少し良いコントローラを使ってみたい！という願望から、XBoxのワイヤレスコントローラまで買っちゃいました。このXBox用のコントローラ、操作感、バッチリ。ゲームよりもコントローラのほうが値段が高くなってしまっているのもなんだかおかしい気がしますが、アクションゲームはやっぱり、手にしっくり来るコントローラのほうがいいんです。Steam用のコントローラとしても大分優秀なXboxコントローラ、いいですよ。
