週末に新型のヤマハチャイムの音を聞きました。あぜんぼーぜん。本当にいい音します。作った職人さんへ大拍手。
本日の駄文
今年、例年に比べてやけに寒い日が多い気がしませんか?先日の「大寒」付近は本当に寒かったし、今日も首都圏雪予報が出てましたし。わたし、寒さには割と強い人間だと思っているんですが、ここまで毎日寒いと外に出るのも億劫になりますよねぇ。
YAMAHAのチャイムは良いチャイム♪
ほぼほぼ忘れられている吹奏楽ネタではありますが、今日はほんっとうにニッチなネタを書こうと思います。いいんです、自分で好きなネタを書くのがブログというものなんですから。たぶん。
この週末、久しぶりに楽器を弾きました。自分の所属している団体ではなく、都内まで出稽古しに行ったのですが、私にとっての弾き初めはそれはそれはボロボロでした。音程あっていない、音量も出ない、腕力や握力が無くなっていく。日頃からコツコツ練習されている方と比べるのが失礼なのは百も承知ですが、自分よりも上手い人をみると少しは練習しなければならないなぁなんて感じたりもしています。
で。今日の話題はそこではなく。よその団体にあった楽器についてです。おとなの団体は、管楽器はだいたい個人持ちしている方が多いですが、Perc.となると話は変わってきます。世の中にはTimp1セット個人持ちしていたりする奇特な人もいらっしゃいますが…ほとんどの団体が学校の美品を借用したり、そもそも出番が少ない楽器の場合は都度レンタルで済ましていることが多くあります。
わたしもそんなPerc.に対してはなんとなく興味があるうちのひとりで。この団体でなにかおもしろい楽器が無いかなぁなんて眺めていたら、金色のチャイムを見かけました。あれ?こんな楽器見たこと無いぞ?話を伺ってみると、なんとつい最近発売されたヤマハの新製品なんだそうです。(一応URL貼っときますね)
それまでのヤマハのチャイムは、皆さんご存知のように銀色のやつでした。これがまぁぱっとしない音がするんですよね。だから、だいたい有名校はディーガンのチャイムを使っているのが常だったんです。まぁこのディーガンもまずまずいい音なんですが、このヤマハのチャイムが曲中で出てきたとき、思わず耳を疑いました。なんだ、この音!?
このチャイム、ひとことでいうと倍音がすばらしくキレイなんです。音自体に伸びもあるし、澄んだ音。チャイムを叩くと基音の他の倍音が混ざって音がうねるのが普通なんですが、この楽器は違う。新しいからだけなのかもしれませんが、とにかく存在感のある、きれいな音がしました。これ、すごくいい。
思わずたいこ隊のみなさんに声を掛けてしまいました。発売が2020年の3月なのであんまり見たことないそうですが、実際に腕のある人が叩くと清らかな音がでるそうで。ヤマハ、やるじゃん。こんな楽器が作れるなんて。ときどき爆発力のある良品をつくる力があるんですよねー。もしそこにチャイムをご所望の方がいらっしゃったら、ぜひ現物を叩いて購入することをおすすめします。あっという間にチャイムの勢力図が塗り替わってしまうであろう逸品です。
え?個人で欲しいって?うーん、ぜひ買っていただきたいのですが、なんせ重さが85kgある品です。階段をひとりで持ってあがることなんで無理無理。そしてお値段。946,000円。いい値段しますねー。ひとりでNHKのど自慢のチャイムを叩きたい人にはうってつけなのかもしれませんね…。まぁ、こんな楽器もあるよ、ということで。
ちなみにこの楽器、近くに無いけど実際の音を聞いてみたい!という方は、今週末の「題名のない音楽会」がちょうどチャイム特集らしいです。そこでこの金色のヤツが出ていたとたいこ隊の方が言ってました。いまから週末が楽しみです。
チャイムのマレットも、こだわり派の方が多いですよね。普通のマレットもそうですが、逆円錐系のマレットやホームセンターの木槌で叩いている団体もあったりして、個性が出ますよねぇ。マレットにフェルトを巻いたり、手ぬぐいを巻きつけたりする団体も見かけたりして、突き詰めていくと大変に奥が深い世界です。チャイム。