bayerのイヤホン、MMX102。なかなか低音強めの個性主張型ですが、慣れ始めると心地よく感じるバランス。好きか嫌いか好みは分かれそうですが、この世界観が好きならば唯一無二の存在に慣れそうなイヤホンではないかと。
本日の駄文
SNS、Facebookが「いいね!」以外のボタンのテストをはじめたそうです。よりSNSが活発になっていけばいいなぁと思いますが、余計にタイムラインの反応が難しくなりそうですね。ちょっと楽しみ。
イヤホン~㉖MMX102 iE~
最近話題にすっかりめっきり上がらなくなってしまったイヤホン話。国内ではaudio-tecnicaが新型のイヤホンを昨日発表したりしているのでそちらも気になるところですが、マイナーメーカーばかりに手を出してしまってきちっとエージング出来ないくらいコロコロと毎日イヤホンを変えているという話もあったりします。
そんな中、また本家amazon先生からモノを購入する際に、つい出来心で向こうでのみ販売されているイヤホンをポチッとなしてしまいました。こちら。
私の購入した時は実は$79だったのですが、いまではかなり価格も下がり$59になってしまっております。哀しい。でもこういったものは欲しい時が買いどきだったりしますものね。そして、こちら私が愛してやまないレビューサイトThe Wirecutterで$100以下のベストバイに選ばれていたのです。先日ようやく空輸され届いたので、実際に聞いてみました。
- ハウジングが普通。小さめのごく普通のカナル型で、良く言えばすっぽり耳に隠れやすい。悪く言えばあまり高級感を感じにくい…。
- イヤーピースの大きさは普通。
- 音域は低音強め。明らかに低音が強く、高音域はそれなり。ズンズン系といってもいいかもしれません。フラットなイヤホンに慣れていると最初キツイと思われます。
- タッチノイズはほとんど感じません。ケーブルを留めるためのクリップが付属しているのもタッチノイズ軽減に一役かっているかもしれませんね。
- 遮音性は普通。
- 音量も普通にとれます。
- 音場は素直に広めです。1000人規模のホール程度。この価格レベル(1万円前後)としては普通でしょうか。
- 精細感はなかなか。D型ですが結構繊細に聞こえてくれます。
正直、本品購入しようか迷っていました。というのは、このbeyerdynamicはヘッドホンでは有名なメーカーで、その音はかなり低音が強めの個性的な音だったから。今回視聴した第一印象も「ザ・低音ホン」。beatsまではいかないまでもその音作りを聞いて少し失敗したかなぁ、と思ったものです。
が、慣れてくるとこの良さが味わえるようになってきます。はっきりと動くベースラインの上に乗る中高音、これはこれでいい。MOMENTUM In-Earも若干この傾向がありますが、ゼンハイザーは女性的、しなやかなのにくらべてベイヤーは男性的、力強い。キャラクターの違いからここまで音楽が変われるのか、という印象を受けました。フラットに音楽を聞きたいという方にはオススメできないけれど、聞いて楽しい音楽、beyer独自の世界観が好きな方には唯一無二の存在、そんな孤高のキャラクターを持ったイヤホンだと思います。私?買ってよかったと思いますよ。だってここ数週間はずっとこいつメインで聞いてますから。かなり気に入りました(苦笑)
【国内正規品】beyerdynamic インナーイヤーヘッドセット レーシンググリーン MMX 41 iE RG
- 出版社/メーカー: beyerdynamic
- 発売日: 2012/08/31
- メディア: エレクトロニクス
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国内正規品をお求めになりたい方はAmazon先生のコチラをどうぞ。ランクは2世代くらい落ちますが、beyerの音とはどんなものなのかを知りたい方には入門編としてオススメできます。やはり私の耳はドイツの音作りのほうが向いているのかもね。