ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

コントラバス弾きのクルマ選び(3)

前回、実際にいろいろと悩んでいて、居ても立ってもいられない状態になってしまった私。こういう時は案ずるより産むが易し、実際にクルマを見に行ってみました。で、その体験談。あいも変わらず非常に低音寄りな感じです。身を持って検証したその結果。

本日の駄文

なんだか梅雨らしいどんより空ですね。なかなか落ち着かないそんな昼下がりに、某スターバックスでお茶をしていたら、お向かいにお座りの初老の女性からスコーンいただきました。嬉しかったんですけど、なんでだろう。そんなに物欲しそうにしていたのかしら、私。

コントラバス弾きのクルマ選び(3)

またまた禿げ上がるまで悩んでいる、私のクルマ探し。先週末、実はいろいろなクルマを見てきたのですが、、、さすがにロードインプレッションをやるだけのクルマの知識もなければ財力も体力もない。そんな私にできることといえば…長年楽器とともに生活し、ベッドの隣に楽器を寝せていることで有名(大嘘)な私の愛器の大きさを、自分の身体を使って測ること!かっこ良く書いてみましたが、つまりはトランクに自分が寝っ転がって、ネック含めて楽器が入るかどうかをまさに「恥を忍んで、身を持って」体験してみました。そんな検証記事になります。

  • マツダ:アクセラスポーツ。ワイドな横幅がナイスな感じです。荷室も意外と広く、後部シートも6:4分割できるのでコントラバス以外にアンプとベースまで普通に入りそうな雰囲気。ネックは運転席と助手席のあいだに逃す感じになるので、さすがに2本収納するのは厳しいかも。インパネ周りは近代的な雰囲気を醸し出していますが、若干おもちゃチックと感じてしまったのはおそらく個人的な印象でしょう。
  • スバル:インプレッサ。楽器は乗りそうですが、アクセラと比較するとタイヤハウスがトランクの内側まで張り出してきているのですこし横幅が狭い印象。もしかすると楽器の胴回りが入らず、3人乗車は厳しいかもしれない。すこーしだけクルマが小さめ、ネックも結構前までせり出してくる感じなので「インプレッサ」は積極的に選びにくいかもしれません。アイサイトとAWDの魔力にとりつかれていれば積極的に選択してもいいかもしれませんが。
  • BMW:1シリーズ。ドイツ車だけあって、ドアは分厚く質感が非常に高いのは好印象。ただし、やはり社内の絶対的な積載量はすこーしだけ狭い。インプレッサよりは大きいけど、アクセラスポーツよりは小さいかな?楽器が入るかどうかといえば入るけれど、積極的に楽器運びクルマとして選ぶべきではないと感じました。だったらおとなしく3シリーズのツーリングがいいです。(値段を考えなければね。そしたらもはや車格も値段も2ランク以上上がってしまうのでだいぶ本末転倒)
  • フォルクスワーゲン:ゴルフ。ゴルフ6がなかったので、現行型ゴルフ7にトライしてみました。後部座席がフルフラットにならないのはかなりマイナスポイント。おそらく楽器は積めますが、ヘッド部分が運転席と助手席の間で浮いてしまうんじゃないか?という懸念と、全長が短い点がネックとなり、これも積極的には選びづらいクルマでした。が、インパネ周りはゴルフ特有の質実剛健な感じからかなり高級感を持ったものにリファインされていて、一番好みのデザインでした。

以上4車種をくらべてみたのですが「帯に短し襷に長し」とはまさにこのこと。楽器を積もうと思えば積めるけれども、現実的に積めるサイズのクルマとなれば少し大きい車を選ぶ必要がありそうです。昔は、ニッサン・プリメーラワゴンやトヨタ・カルディナといった「ちょうどよい」ステーションワゴンがありましたが、今ではこのサイズはトヨタ・カローラフィールダーやニッサン・ウイングロード、フィット・シャトルくらい?もう少しサイズを大きくするのであればスバル・レヴォーグやマツダ・アテンザワゴンとなりかなり大きくなってしまう。ますます車選びは暗証に乗り上げた感じでした。

が、しかし一筋の光明が。そんな私のニーズにピッタリと当てはまるクルマがあったのでした。かなり値段は上がってしまいますが、もうこれしかない!と思ったクルマ。次回に続きます(笑)