紆余曲折(?)ありましたコントラバス弾きのクルマ選びの完結編です。新しい相棒、ゴルフ6ヴァリアントについてなんとなくチェックしてみます。剛性感、カッチリ感が非常に優れていてやっぱりメロメロ。ただ一点、純正ナビだけは頂けませんが…
本日の駄文
梅雨らしい雨の続く一週間から打って変わって、週末はドピーカンな空模様。真夏日を記録したこともあり、暑さになれない私はぐったり。つい昼寝をしてしまう習慣がついてしまいました。ゆーてもねぇ、平日に昼寝なんかできないし、はたまた小学生の夏休みじゃあるまいし。困った大人に育ってしまったものです。
コントラバス弾きのクルマ選び(8・一旦完結?)
前回、見学させていただいたゴルフヴァリアント(通称ヴァリ君)がとってもとっても気に入ってしまい、つい持っていたハンコを押してしまった私。この週末、実はご納車の日でした。このような日は本当に気持ちのよいもの。興奮して数日前からあまり寝れなかったのも秘密、興奮していろいろとAmazon先生やヤフオク師匠からポチッとなしていたのも秘密。別に必要ないんだけれどドレスアップの雑誌とか買ってしまったのも秘密。いろんなところで散財をしながら週末を迎えましたとさ。
試走ではわからなかったいろいろな気付き、そんなファーストインプレッションいってみましょう。
- 静音性はいいです。若干、タイヤ(4年落ちのMICHELINのENERGYSAVER)のロードノイズがありますが、9年落ちの国産車と比べると雲泥の差があります。
- DSGはすこし印象が変わりました。試乗時は舞い上がっていたためよくわかりませんでしたが、ローギアのつながり部分は少し甘いような気もします。ついでに「擬似クリーブ現象」ももう少し。坂道発進も気を遣う感じ。このあたりはATではない、基本MTだということを強く実感させられます。ただ、ギアチェンジは自然だし、加速も伸びやか。これは慣れでしょうかね。
- 剛性感はもはや言うことなし。高速道路を走る際にその真価が発揮されます。ほんとうにしっかりしたもので、これなら長距離走っても全く問題ないですね。市道でもその感覚はしっかりしていて、サスペンションの揺れも最小限、堅牢なボディとしっかりしたシートの「包まれ感」を感じることができます。
- どうしても付けたかった「クルーズコントロール」ですが、VWのプロショップ(専門店)にお願いしてつけていただきました。やはり、これあると本当に便利。アクセルを踏まずにクルマが勝手に進んでくれることがどれだけ楽かを実感できます。利用シーンは高速道路主体となりますが、ロングドライブに言ってみたいと強く思わされる装備です。激烈におすすめします。
- 積載容量はまったく問題ありません。楽器も余裕で積めます。国産ショートハッチと比べると、このわずか30cmの差が大きな余裕をもたらしてくれます。フィールダーだったらもしかしたら行けるのかもしれませんが…。
- 唯一のネガティブポイントは、ナビ。前オーナーの方がご新設にも純正ナビを採用してくれていたのですが、はっきり言ってほとんど使えません。あればマシというレベル。ここだけは早急にどうにかしたいところです。
強く満足しているのは、クルマの剛性感ですね。1,400cc+シングルターボで動かすには少しだけ重さやターボ車ならではのクセを感じますが、それを上回る「カッチリ感」が素晴らしいです。加えて、走る・曲がる・止まるというクルマの本質的なところが極めて上質。ゴルフが世の中のベンチマークという話はよく聞きますが、実際に乗ってみると、言わんとすることが納得できる完成度です。
一応、ネガティブポイントも書いておきますね。輸入車になりますので、ウインカーレバーとワイパーが逆になります。週末いいお天気だったのにも関わらず、何度間違えてワイパー動かしたか。そしてエンジンはハイオク仕様です。55リッターですが、地味に給油代金が上がります。もう1つは、やはりターボ車であること。実用に振ったとはいえ、その加速感は若干の人工的なフィーリングを感じます。そういえば私はNA車が好きだったんだ、という重大な事実に気がつきました…。ま、90年代のドッカンターボとはまったくフィーリングが違うので一度試乗が必要かと。
ゴルフ自体はいまは7世代目、DSGというちょっと特殊なサスペンションを持っていて、故障の噂も絶えないネガティブポイントもありますが、国産車と比べると段違いにイイ車。コントラバス弾きで、そんなに大きな車が要らない方、ぜひお勧めですよ。(といういつもの調子でお勧めして、クルマ購入編一旦終わりです(汗)