ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

もしものために、製造番号を控えましょう。

こんな記事が上がっていたのでご紹介。とても人事とは思えません。

ワゴンの中に積んだ楽器が窃盗されてしまったものの、SNSにシリアル番号を書いて拡散したところ、中古楽器店で転売されていたことが判明、犯人逮捕および楽器も戻ってきたという話です。楽器をワゴン車の中に積んで留置するのは結構よくあることですが、それが盗まれてしまうのもたまに聞く話。その際に唯一と言っていいほどキーになるのが「楽器のシリアル番号(製造番号)」です。私もfacebookやtwitterを行っておりますが、ときどきSNSで楽器捜索依頼が上がってくることがあります。もちろん拡散しますが、割りとこのようなケースは見つかることが多いような気がします。

意外と多いのが電車内での置き忘れ。これからコンクール時期になります。普段は楽器を外へ持ち歩かない方も、保険をかける意味でも自分の楽器の色やメーカーだけではなく、きちんと製造番号まで控えておきましょうね。

ちなみに弦楽器の場合はどうなるか。よほど有名なメーカー(suzukiのバイオリンやオリエンテのコントラバス等)でなければ、結構マイスター(職人)が工房で作っているケースが多いような気がします。そんな一品物が多いこの世界、製造番号が書かれているのを見たことがありません。モデル番号とかも怪しい。製造年は記載されていることが多いので、製造ラベル(f字孔、穴の部分の奥に必ずシールが貼ってあります)正確なところを控えておきましょうね。ショートショートでお送りしました~。