吹奏楽の世界でも、楽器ごとに個性があるものです。変人なのは、B.Cl、Euph、そしてSt.B。(異論は認めます。)
本日の駄文
友人のもとへ、急に遊びに行くことになりました。旅は楽しいけれど、旅の準備はもっと楽しい。日程を決めてから、どこに遊びに行こうか思案しているとき、一番ワクワクしますよね~。
楽器占い
この週末、友人の演奏会にお邪魔しました。アマチュアの吹奏楽の演奏も久しぶりで、彼のバスクラを聞くのも久しぶり。なかなか楽しい時間を過ごすことが出来ました。彼は一流の奏者なのですが、それにもまして「変態」だったりします。日常生活が怪しいという意味ではなく、変わり者、という意味で。
そういえば吹奏楽部のなかの人間って、楽器ごとに個性がでるものです。以下、私が勝手に思う各楽器奏者の特徴です。異論は認めます。
- Fl:高嶺の花。独立して練習していることが多い。パート内での結束はなぜか強いが、部の輪の中からはちょっと離れたことが多い。
- Cl:一般人。一番人数が多いパート故か、いちばん特徴が無い気がする。
- B.Cl:ClはClでもB.Clは変人、変わり者。凝り性の人が多く、楽器を演奏する上でもいろいろとこだわりが多い。よって上手い人が多い。
- Ob、Fg:私が接してきた奏者の数が少ないのでひとえにくくれないけど…がんばりやさんが多い。気がする。
- Sax:常にパート内でつるんでる。A.Saxには天才的にうまく吹く人が一人はいる。部内アンサンブル大会やると優勝候補筆頭。スター。
- Tp:勇気のあるソロを吹くためか、兄貴肌、姉御肌の人が多い。2nd、3rd奏者の女の子は可愛いおとなしい子も多い。
- Tb:飲み会でヒーロー。とにかく酒、酒、酒。パート練習もきっちりするけど、それ以上に飲み会もきっちりする。チームワークはバッチリ
- Hr:いつも楽器に苦労してる。1st、3rdと2nd、4thの仲はあんまりよくない?パート内の仲もあんまり良くないことが多い?
- Euph:変人枠その2。長らく不遇な時代を過ごしてきたが、某アニメの影響で最近鼻が高い。一人でいろいろソロ吹いていることが多い。
- Tuba:練習しない。いつも遊んでる。その割に音楽的センスがある人が多い。合奏で捕まってもなんとなくいつも逃げちゃう。
- Perc:パート内の結束が強い。あまり吹奏楽そのものに関心がある人が少ない。練習する人は練習するけど、そうではない人は適当。
- St.B:変人枠その3。男子はだいたい変人。女子はほとんどかわいい、おとなしい子が多い。いつも合奏中に不遇な扱いを受けているけど、それに慣れっこ。合奏中に捕まるとチョー緊張する。
金管楽器はおおらかで、木管楽器は繊細な印象があります。打楽器や弦楽器は双方にも属さない、彼らなりの世界があります。ちなみに弦楽器とはいっても吹奏楽の世界とオーケストラの世界はまた違い、吹奏楽の世界のSt.Bはオーケストラの世界のCbを羨望のまなざしで見ていますが、逆は見下している気がしてなりません…。
あれっ、なんだか愚痴っぽくなっちゃったぞ。とにかく、吹奏楽の世界ではその楽器ごとにその世界があり、性格も似てくるというお話でした。こんな性格を頭に入れて演奏会を観てみると、案外楽しいかもですよ~。
オーケストラの人間学といえば、茂木さん。NHK交響楽団のOb奏者ですが、文才も卓越したものをお持ちです。一気読みできますのでお時間あれば。