掃除機が気になって、買い替えました。スティック式の素敵なやつです。購入医に至るまでの葛藤と、選択基準をまとめました。
本日の駄文
なんとなく、今日はやる気がないようで…やらなければならないことはちょっとずつ残って入るのですが、やる気スイッチが入らないんですよねぇ。こういう日はBlogを書く日と決めています。今日も長いの、書くぞー、たぶん。
スティック掃除機比較（2024年3月）
わたしは掃除不精です。ほとんど掃除しません。ただ、なんとなくホコリが溜まっていると義務感にかられて掃除します。だいたい掃除はクイックルワイパーです。でも、クイックルワイパーはホコリを集めてはくれるけど吸い取ってはくれません。気合を入れて掃除するときは、やっぱり掃除機の出番となります。我が家の掃除機は、数年前に購入したエレクトロラックスです。昔の記事あるかな？と思って探したら、見事に出てきました。やっぱりブログは続けてみるもんです。なんと10年前ですって！
当時としては最先端行っていたエルゴラピードですが、さすがにくたびれてきました。バッテリーが致命的に持ちません。5分も持たないくらい。（なので最近はクイックルワイパーになってしまったというわけですが…）
現在の流行りと今回の機種選定ポイント
最近の流行りは、だいたい2パターンに分類されます。一つは、吸引力の強い掃除機。ダイソンに代表されるやつですね。数年前まではダイソンの独壇場だったようですが、最近は業界地図もちょっと変わっているようで、もう一つが軽い掃除機。国内メーカーがこぞって採用しているものですね。とにかく軽いのが特徴のようです。前提としてはこの辺だけ抑えておけばOK。
まず自分としては、重い掃除機だと掃除しなさそうなので「軽い国産掃除機」を目標に据えようかと思いました。予算は、なんとなく3万円。安すぎるやつは信用ならないので。でも「3万」という数字に根拠はありません。あくまでなんとなく、です。
家電量販店へ見に行く
最近自分の中でのはやりは、youtubeを見ること。世の中では本当にyoutuberが多いですね。何に関しても基礎知識は入手できます。これでまずは「軽いの」を見にいくことにしました。狙い目は、日立とシャープ。日立は使い勝手が良さそう、シャープは軽そう、というイメージです。
このイメージはそのまんまですね。日立が特に気に入ったのは、ゴミ捨て。ゴミがくるんと丸まって掃除機から出てくるのがとても良いです。いまのエレクトロラックスはとにかくゴミ捨てが面倒で、ホコリが舞い散るのが地味にストレス。毎日のお手入れが楽なのはとてもいいですね。中でも、いろいろの人のイチオシは「50」の型番のやつ。1とか3でもいいのですが、充電コードをいちいち掃除機に刺さないといけないのがめんどくさい。パワーも重さもちょうどいい塩梅のPV-BL50Jを候補にしました。（その次の型番、PV-BL50Kは販売価格が下がらないので却下。）お値段はだいたい4.5万円。うーん、お高め。
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で。対抗のシャープは…日立に比べるとちょっとリーズナブルです。結構昔にキャニスター型のシャープ掃除機を使っていたことがあり、細かなギミックが多く使いやすいんですよね。価格的にもそれほど高くなく、次点に十分なり得ます。狙い目型番は、型落ちになっているEC-AR8です。（AR9でもいいのですが、ちょっとお値段高め）
この2機種に狙いを絞り、家電量販店に行ってみました。この2機種で見ると、軽くって静かなやつはシャープです。間違いない。でも吸い取り方もマイルドな感じもして、お値段出せるのであれば日立がいいかな、と思いました。日立のゴミをまとめる技術は素晴らしく、毎回のゴミ捨てが簡単になりそうなこと請け合いです。が、日立の弱点は隅っこまでブラシ部分がゴミを吸ってくれないこと。ブラシの作りになるのだと思うのですが、ブラシ横の部分まで吸ってくれないみたいで…ちょっと決め手に欠けるかな、と。
あと、触ることができなかったけど世の中的に評価の高いのはマキタの掃除機。よく駅員さんが使ってたりする、業務用として知名度が高いアレです。ブラシにギミックなども無いため、ただ、吸うだけの掃除機。あっさりしてますが、その分安価に購入できます。1.5万円。これでもいいじゃない。（でもちょっとおもしろくないかなぁ。）
ダイソンの誘惑
そんな掃除機への熱い視線を感じた販売員さんがやってきて、私にセールストークを始めました。やっぱりダイソンがいいですよ、ダイソンは吸引力では抜群ですよ、国内メーカーの吸引力とは比べ物になりません。はい、やっぱりダイソンのベスト着てましたからダイソンの人でした。ただ、確かめてみるとやっぱりダイソンは吸引力強いですね。ちょっと心がダイソンに揺れてしまいました。
ダイソンは、その複雑すぎるネーミングがネックになっていると思って間違いないと思います。星の数ほど種類があって、昔の商品まで併売するから、なにがなにやら正直さっぱりわかりません。もうダイソンのネームバリューで商品が売れる時代が終わったことを知らないと、ダイソン駄目だと思います（個人の意見です）
スティック型のダイソン、その中で私が考える買い頃商品は、2つ。1つは「Digital Slim」と呼ばれるもの。（型番でいうとSV18）。なんかセンサーがついててかっちょいい。ま、掃除機にセンサーなんて要らないのが本音ですけど。ネックは価格で、5万円くらいします。あとは、トリガー式。ピストルを握るような形で常に握っていないといけません。これは明確なマイナスですね。あと、国産品に比べて明確に重い。
もうひとつは、ダイソンの最軽量「Micro Origin」です。（型番はSV33）明確なメリットは「軽いこと」なのですが、ダイソンの代名詞である「吸引力」は若干スポイルされているような評判もちらほら。うーん、これ買うんだったら国産でも良いのでは…。（これも5万円くらいで購入できます。時期によるけど）
第三の選択肢、シャーク。
まさに、帯に短し襷に長し。そんな中でちらっと目を引く存在が。それがシャークです。シャークはモップのイメージがありましたが、掃除機も出しているんだそうで。それが意外と私の琴線に触れたんです。重さこそ1.9kg（ダイソンのDigital Slimと同じくらい。国産機よりも重い）のですが、機種によってはゴミの自動吸引器が付いてくるんです。なにそれ！超かっこイイ！（この辺ギミック好きな私がいます）
そんな私が目をつけたのが、EVOPOWER SYSTEM STD+という製品です。（型番でいうとCS150JAEです）上位機種に搭載されるようなギミックは省かれているけれど、なんせ充電台に掃除機を置くと、自動でドッグにゴミを吸い取ってくれる！なんとカッコいい！バッテリーも簡単に交換可能（しかも換えのバッテリーも4,400円、安い）だし、吸引力も国産の製品よりも優れているっぽい。いや、いいね。
さらにさらに。この商品、新しい型番が昨年秋に発売されているからか、いま在庫処分でかなりお買い得。定価5万円近くの商品が、約4万円。当初の予算よりははみ出るけど、自分が好きなギミック付き。これに決めた！
shark掃除機の使い心地
というわけで、いろいろあって我が家にやってきたシャークですが…いままでのエレクトロラックスと比較すると、ちょっと軽くなって使いやすくなりました。重さは…正直そこそこあります。いままでの掃除機と比べるとたしかに軽いのですが、感動できる軽さはありません。ま、これくらい重いほうが私はゴミを吸ってくれている感覚があって好きなんですけどね。
ゴミを吸ってくれる機構は、想像はしていたけれどもすごくいいです。ドッグにゴミが貯まるので精神衛生上も健康になれるし。強いてあげれば、充電台に掃除機を戻すたびに「ゴォーっ」という音がするのが若干うるさい。まぁこのへんはよく考えられていて、ゴミを自動で吸わないボタン（お月さまボタン）もあるので臨機応変に対応ができるかな、と。
あと、感動したのはブラシに髪の毛が絡まないこと。エレクトロラックスはとにかく、髪の毛がブラシに引っかかって引っかかって、お手入れが大変だったのですが…このシャークは絡みません。絡みにくい、ではなく、絡まない。ゴムの板みたいな形状をしているブラシを回転させているから、これも精神衛生上とても良いです。
吸い込むパワーや充電の持ちは、10年前の掃除機と比較するのは正直野暮ってもんです。が、私は問題ないと感じています。（連続して30分とか掃除機がけしないので）が、これはシャークだからかもしれません。国産掃除機だと、たぶんこうはなっていなかった。吸い込む力はちょっと弱くなっていたかもしれません。少なくとも、1kgくらいの掃除機ではパワー不足で不満に思っていたでしょう。
今回の結論
今回はいろいろないいタイミングが重なって良い掃除機に巡り会えたと思います。とはいえ、人によって掃除機は「何を重要ポイントに置くか」で満足度が変わるとも思います。（女子やシニアな方は、たぶんシャーク「重い」と感じると思いますし）みなさまも、ご自身にフィットした掃除機と巡り合ってくださいねー。
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最近脚光を浴びているのが、スティック型の紙パック掃除機。日立の「かるパックスティック」なんかが代表格です。ただ、（私の感覚ですが）このレベルだと吸引力にちょっと不満を感じてしまったのも事実。がーっと吸ってバーっと掃除を片付けたい人は、海外メーカー（ダイソンとかシャークとか）がおすすめなのかもしれませんね。ちょっと重いけど…
