だいぶ今更感ありますが、吹奏楽で千本桜を演奏する機会がありました。まぁとにかく大変な曲でしっかり練習しないとあっという間に取り残される危険性をはらんだ曲。テンポに遅れないように自分の中でも譜面をある程度イメージして弾かないといけないですよね。
本日の駄文
昨日の台風は首都圏を直撃しましたね。なんとも大変な一日でしたが、一番驚いたのは原宿駅の倒木でしょうか。たしかに明治神宮のあたりだったら倒木もあり得る話ではありますが、、、山手線の復旧まで時間がかかったのが大変でしたね。いやぁ、世の中何があるかわからないものです。
千本桜 by 吹奏楽
今度、私がBsを弾かせていただく本番は、地元の方向けののんびりムードの演奏会です。聞きに来るお客様のみなさんの客層も幅広いため、セレクトする曲も多岐に渡るみたいです。ちょうどリオで入場行進に使われた「ブラジル」なんかはすぐに決まったのですが、そんな候補曲のなかに「千本桜」が入りました。理由は、大きなお友達にも喜んでもらうため。
「千本桜」は、ボカロ曲として人気の曲なんだそうです。(というのも私もほとんどこの曲知らなかったため…)で、試奏してみたのですが…テンポも早いし左手のフレージングも普通出てこないような動きをするから弾けないし。このままこの曲をぶっつけでやるのはマズイ。そう感じた私は、週末にこの曲を聞き込んで分析してみたのでした。
ボーカロイド曲はほぼ初めてだったのですが、思ったよりもノーマルな曲の作り方をしているんだなぁというのが第一印象。原曲ではpfが印象的に使われていますので、とりあえずこのメロディーを引き立てるようにDr.とBs.でテンポと音の流れを作っていけばいいんだろうなぁ、ということが解りました。ただ、和音の展開の甘さを感じる部分はありましたので、そこは譜面をイジってどうにかするか、という作戦をたてました。
…なんて偉そうなことを書きましたが、実際に合奏で弾いてみたらあっという間に玉砕。如何せんテンポの速さについていけないことが解りました。しかたがないのでコード進行だけ見ながら譜面をほぼ作り変えて合奏に臨んでなんとか曲は通ったのですが…。管楽器のみなさまは譜面を忠実に熱心に吹こうとしているのでどんどんテンポが重くなるったらありゃしない。とにかく軽く吹くように指揮者からの指導がありました。軽く、とにかく軽く。サラッと力を抜いて演奏しないとこの曲大変なのかもしれませんね。
黒うさPさんの原曲を聞き込んだのですが、吹奏楽版(Windscore版)はなんと調性が違います。管楽器に合わせた調性にしてあるせいで弦楽器が弾きにくいことと行ったら…!せめて原曲キーでやっていただければもっと簡単に対応できたんだけどなぁ。。。