ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

吹奏楽部のゴール

吹奏楽部に入部するための理由は人それぞれ。ただ楽しく学生生活を過ごしたいだけの人もいれば、楽器を吹くことに人生を見出す人だっています。大会に出ることが吹奏楽部の全てではないと個人的には思います。(とはいいながらも大会も大好きですけど、私…】

本日の駄文

高校野球もリオオリンピックも終了してしまいましたね。私は今年も甲子園で明徳義塾のらっぱが聞けただけで満足です。最後の1フレーズだけ、異様なハイトーン。しかも今年は何回かハイトーンでのハモリまで加わっていて、まぁ圧巻。唇がよっぽど強いんでしょうねぇ。

吹奏楽部のゴール

今日気になったニュースとして、今年の福岡県代表の秀岳館高等学校の吹奏楽部が、甲子園の応援をするということで吹奏楽の大会を諦める、というものがありました。

秀岳館吹奏楽部「野球部と日本一に」 大会断念し甲子園へ

私のこころは如何ばかりか…?このニュースをみて「可哀想」と思ったかというと、そうでもありません。ニュースの中に出てくる部長さんの涙も、いろいろな葛藤が入り混じったものだと思います。

吹奏楽部の独特の人間ドラマもいろいろあります。全国大会常連校、推薦で楽器の上手い子をバンバン採用するような学校なら違うのかもしれませんが、吹奏楽部にもいろいろな思いを持って入部する人がいます。私の同級生(しかも可愛い女の子!)もそんな一人。彼女のらっぱはとっても上手かったのですが、入部した理由は「甲子園で野球応援がしたいから」。コンクールとかは結構ふてくされて練習していたことを思い出します。

いろいろな考え方をもった人間が集まって、一つの目標(この秀岳館の場合は、大会を捨てて甲子園での演奏をすること)に統一して、一緒に頑張る。団体行動としてはアタリマエのことかもしれせんが、オトナになってくるとみんな本音を隠してしまって表面的に強力する人が多いような気もします。学生時代の純粋な思い、大事にしないといけないなぁ。そんなことを考えました。

少し前に流行った、ブラバン甲子園。お馴染みの楽曲が沢山つめ込まれていて耳が幸せになるのですが、演奏が東京佼成ウインドオーケストラということで上手すぎるのがなんとも惜しい。甲子園本番での応援演奏は、ヘタウマな学校がたくさんあったり勢いで演奏している学校があったりするのが面白いんですけどねぇ。(野球の展開も、もちろん興味がありますよ汗)