ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

私の心の悪くなり方

そもそも、私がどういう経緯で休職まで至ってしまったのか。自分の調子が悪くなった様子をまとめてみました。こんな症状があったら、ぜひお医者さんへ。

本日の駄文

朝のいつものスタバにて。行きつけのスタバでは、幸運なことに顔を覚えられていたりします。私の顔を見るなり「久しぶりですね~、お元気でした?」と声をかけられたり。「えぇまぁ。」と答える私。このようなアイスブレイク、ほっとする瞬間があるからスタバ通いはやめられない。

私の心の悪くなり方

絶賛お休み期間をいただいている私ですが、そろそろ社会復帰するため、リハビリを徐々に始めています。こうやってスタバにPCを持ち込んでブログを書いているのも社会復帰のための準備運動。だからこそ、こういった時間は大事です。

上司に、「何のアラートも出さずにいきなり診断書を持ってくるなんて、ありえない」というありがたいお言葉をいただいて休職にいたる私ですが、毎月私が疲弊していく様は日記につぶさに記録されています。そんな私の日記から、どんな風に私が調子がわるくなっていくか、今年に入ってからの経過をまとめてみたいと思います。

1月上旬

年末年始休暇がはいったおかげか自分の中で生き生き仕事に向かう姿勢があった。ただ通勤の電車で酔い、パニック障害の一歩手前のようなものがあった。これは調子悪くなる前兆。

1月中旬

上司からのありがたい言葉。「何を話しているのかわからない」「資料が何をいいたいのかわからない」休出してまで頑張って作った資料も、上司が1から作り直す始末に、自分への失望感を感じる。むなしさ、手詰まり感で鬱々とする。

1月下旬

仕事の調子は絶不調。上司が仕掛けた爆弾を一個ずつ踏んでいく爆弾処理班となる私。上司とのワンツーマンの打ち合わせはこの週5時間、疲弊していく私。自分に原因があるのではないかと思って自己分析。(このときの結論は「自分の上司への接し方が問題なのではないか」という痛ましさ…)

2月上旬

調子の悪さか、インフルエンザ発症。(予防接種していたのに!)これは不運だったのですが、いま考えれば免疫力の低下もあったのかもしれません。

2月中旬

仕事に忙殺されながら、なんとかモチベーションアップを考えている時期。仕事は「やるしかない」と自分を納得させながら強引に進めている状態です。当然仕事のミスが目立ってきています。このころは「やるんだ、やるんだ、やるんだ、仕事やるんだ…」という危ない言葉が記されています。

2月下旬

調子の悪さを自覚し、自分で何かをしようとあがいている時期です。カイロプラクティックに行ったり客観的に自分を分析してみたり。このときの自己分析の結果は、上司とのそりが合わないのが半分、自分の仕事に達成感や納得感がないのが半分。よって転職や異動を考えて上位上司に面談をしたりしていました。

3月上旬

いよいよ調子が悪くなっていき、休職寸前。このころには職場に行こうという気にもならず、大好きなライブに行く気にもならず(チケットとったのに!)。日常生活としては、言われたことを理解できずに、何も言い返せず固まってしまう状態が続きました。このような状態になると私は限界を迎えたと理解するのですが、上司はなんとも思わなかったようです。素晴らしい。

3月中旬

鬱々とした状態を上位上司に相談。診断書を持って上司に休暇をいただくことを宣言。上司からは「期末の忙しい時期に休むなんて何考えてるの?」「1ヶ月のタスクをすべて書き出して必要な情報を全部引き継いで」という大変ありがたいお言葉。朝一から休暇しなさいという診断書にもかかわらず、休めたのはその日の夜遅くになってからでした。。。

いやー、末期的ですねぇ、どんどん追い詰められている自分とは裏腹に、なにも感じない上司。この文章だけ見るとブラック企業なんじゃないかという錯覚さえ感じてきました。これ、調子悪くなって当然ですわ。むしろ休むという選択肢が選べた自分を褒めてあげたい。(泣けてきた…)

もしこれを読んでいる方、上司、部下でも構いません。こんな症状が現れ始めたら心が病んでいるサインです。心療内科を受診ください。一人でも不幸な方がいなくなりますように…。

この病気になってからいろいろ関連書籍を読むようになりましたが、最近いちばんいい本と思ったのがこのうつヌケです。心の病になって一番の薬は「共感」だと思います。私もこんな症状、アルアルと思うことが第一歩ですよ。