ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

雨の葬送行進曲

知人のお通夜におじゃましました。一緒に演奏していた仲間が亡くなるのは、やっぱり悲しいものです。

本日の駄文

この週末も台風で外に出るのが億劫な生活となってしまいました。予定されていた、調布の花火大会も中止、百里基地の航空観閲式も中止、一番楽しみにしていた横浜マラソンも中止…。ついていないといえばそれまでですが…うーん、気分がぱっとしない。おふとん干したい。

雨の葬送行進曲

先週末、知人のお通夜に参列する機会がありました。知人といっても大先輩、一緒に吹奏楽のステージで演奏した方です。数年前にお会いしたときには、老いてなお楽器を演奏されていたので「お元気だなぁ」なんて感じていたのですが。。。体調を崩されてからお亡くなりになるまでは結構早かったような気がします。

この先輩、あまりお話させていただく機会こそ少なかったのですが、楽団に馴染まれる姿は名物ともなっていたような風情があり…。木管楽器だったからか、息を使う量がさほど要らない楽器だったからか、ご自身の孫世代と一緒に楽器を吹く姿はなんとなく微笑ましいものでした。

生涯現役を文字通り貫く演奏姿勢は素晴らしいような、でも、自分の体力や気力が衰えてきたら潔く身を引く美学も持ち合わせていたいような…。弦楽器だと、管楽器よりも演奏できる期間が長いのがいいかもしれませんね。コントラバスは…どうかなぁ。演奏だけだったらできるだろうけど、やっぱり演奏前後の楽器運搬が大変だから、やっぱり定年前後で引退するような気もします。

自分の恩師は亡くなってしまうことはありましたが、一緒に演奏する大先輩が亡くなる経験をしたのは初めてのことで。自分もいろいろと考えながら楽器に接していきたいなぁ、と思った雨の週末でした。

曲としては聞いたことがある、葬送行進曲。人が亡くなる経験をしたときにこの曲を聞いたのも初めてのことで。身につまされるメロディですよね。。。