Zenfone Max Plus M1(ZB570TL)

ASUSより発表されたZenfone Max Plus M1。顔認証機能はちょっと残念ですが、それ以外では本当に必要十分な機能をもった佳作だと思います。

本日の駄文

昨日、勢い余って購入してしまったスタバのさくらタンブラーですが、SNS上で欲しい人を募集したところ女子のみなさんが結構手を挙げてくださいました。まさかここまで人気だとは思いもよらず、逆に誰に譲ろうかで困ってしまった私。やっぱりさくらタンブラー人気、恐るべし。

Zenfone Max Plus M1(ZB570TL)

スマホ関連のニュースを見ていたところ、ASUSが新しいスマホを発表しておりましたね。Zenfone Max Plus。ASUSは商品サイクルが早く、最近ではHuaweiにシェアを奪われつつあるようですが、今回の商品にはなんと（私が気になって仕方がない）顔認証を搭載！というわけで、昨夜から今朝にかけてスペックを確認し海外の試用レポートをいろいろ斜め読みしておりました。その結果を簡単にまとめたいと思います。

CPUはMediaTek MT6750T（1.5GHz）。どれくらいの性能かというと、（同様のCPUが乗った中華端末を1ヶ月利用した感覚では）必要十分。ちょっとカクつくことがごくたま～にありますが、普段使いではほぼほぼ問題ありません。例えば最近のスマホゲーム、デレステを高解像度でヌルサク動かしたい！という方にはおすすめできませんが、艦これ程度だったらちょっと遅いかな～、程度であまりストレス感じません。
メモリサイズは4GB RAM/32GB ROM。必要十分です。DSDSができる上にmicroSD(256GBまでOK)を搭載できるので、内蔵ROMがいっぱいになってもmicroSDへ逃がすことができるのは美点。
メタルのボディと2.5インチ曲面ディスプレイというのは最近の流行。かっちょいいんですけど、ガラスフィルム貼ったりする際に困ってしまうんですよねぇ、このタイプ。（美しく貼れない…）
背面のカメラがDual Cameraとなっているのも最近の特徴。（Dual Cameraだから2倍写真が綺麗に撮れるわけではないのですが…）
4130mAhという大容量のバッテリー。最近の台湾/中華端末の流行ですね。
充電端子がMicroUSBとなっているのだけは少し流行遅れかなあ。まぁ、旧来からの資産を有効活用できる（充電用ケーブルを買い増しする必要がない）という点では良いのだけれど。
5.7インチディスプレイ（18：9）なのが一番の特徴。これ、使いやすいです。Webブラウジングで見ることができる範囲が広くなり、いろいろと捗ります。ただ、片手で操作するのはギリギリのサイズ感というのも確か。（5.2インチサイズとはいえ）手の小さな女性では片手操作は難しいでしょう。
そして、肝心の顔認証。海外のyoutuber動画の実演を見てみると、やっぱり反応速度はそれほど早くないみたい。側面のボタンを押す→携帯を見る→ロック解除、といった3ステップ。ちなみに、私が愛用しているOneplus 5Tは、画面をダブルタップ→ロック解除、といった2ステップで認証解除が可能。顔認証が入っていることを感じさせないくらい認証速度が早いです。認証強度の問題はありますが、常用できるか、という点ではもう一歩かな、というのが正直なところ。普段使いでは背面にある指紋認証、サブとして顔認証を使うのがベターでしょう。

私個人としては、ASUSはスマホメーカーというよりはPCの部品（マザーボードメーカー）としてのほうが馴染み深いです。それが最近ではすっかりSIMフリースマホの代表格となっているというのも感慨深い。そんなASUSが出してきた最新機種が今回のZenfone Max Plus(M1)。3万円を切る価格で最近の流行を詰め込んでいる点は評価できますね。

一番素晴らしいのは、適正な価格で適正に日本市場にこういった端末をリリースしてくれること。クルマで例えるならば、国内で普通にスマホを購入しようとするとやけに高いクラウンやスカイラインしか国内ベンダは用意してくれませんが、庶民向けにカローラやブルーバードがあってもいいじゃない。そこにASUSの存在意義があると思うのです。

もちろん、海外から個人輸入してスマホを利用している自分としては、もう少し顔認証が常用レベルであってほしいなぁとは思います。けれど、このスペックとこの価格、そして安心して購入し安全なOSを使えるという「安心料」も含めれば、決して高くない価格だと思います。普通の方に向けて普通におすすめできる端末ですね。