ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

健康第一。

私の転機は、病気をしたこと。それまでがむしゃらに仕事を行ってきた私が、自分の身を守るために心身の健康が第一だと考えるようになりました。文字通り、怪我の功名ですかねぇ。

本日の駄文

朝。電車の中がどうもいつもより混んでいるような気がします。新生活も落ち着いてきた頃、みなさんが乗る電車の時間帯が重なってきたのでしょうか?おかげさまで、私の通勤訓練もきゅうきゅうの満員電車で行っているところです…。つらひ…。

健康第一。

私はうつ病を患っております。性格を自己分析すると、真面目。曲がったことが大嫌い。けれど相談スキルは人より劣っていて、上司が別の仕事に熱中していると報連相するタイミングを失ってしまう。そんな人間です。およそ10年前。営業として担当していたお客様の大きな案件でトラブルを抱え、一人で悩んで抱え込んでしまい、潰れてしまったのがうつ病発症のきっかけ。以来、この病気と付き合いながら暮らしています。

病気になる前までは、それこそ体育会系だった私。吹奏楽部という「体育会系文化部」環境が長かった私は、精神が病む人はどうかしてると思っていました。自分の気合が足りないから病気になる。プライドが足りないから負けてしまう。そう思っているフシがありました。だから、日々の営業活動もがむしゃらに行っていました。それなりの実績もあげていたし、昇進する内示も受けていたし。(昇進内示は休職したことにより取り消されました…)

病気がひどくなり、自分自身がいよいよ危なくなったとき。自分なんかいなくなればいいんだ…と思うようになったとき、周りの人間に諭され、半強制的に心療内科を受診させられました。このときはまだ自分が病気だなんて信じられなかったし、うつ病という自分を受け入れることができなかった。しかし、約1年間の休職期間中に私の転機がありました。会社に在籍して昇進し、お金をたくさんもらうことだけが人生ではない。自分の生活を自分で守ることが一番大事。そのためには心身ともに健康であることが必要だと考え方が変わりました。健康な人ほど、「健康第一」という言葉を軽んじている気がします。私もそうでした。私は病気を患ったことで同年代の人間よりもちょっとだけ早く「健康第一」を意識するようになりました。最近になって、世間でワーク・ライフ・バランスという言葉が流行る、ちょっと前のことです。

身体も精神も健康でいることが、一番大事。病気になると、金銭的にも時間的にも自由を奪われることになります。短い人生、こんなにもったいないことはない。いま健康なあなたこそ、一番健康維持に気をつかうべきだと思います。身体の健康のために散歩を始めたり、精神の健康のために趣味を見つけたり。簡単そうなことほど難しい。病気で再休職中のいまだからこそ、さらに強く感じることです。