今年購入したIdeaPad S540。そのままでも十分にコストパフォーマンス良いのですが、ここでひと手間改造してあげるとさらに快適に使えるようになります。れっつちゃれんじ!(メーカー保証が受けられなくなりますけどね…)
本日の駄文
メリー・クリスマス!といきたいところなのですが、ここ最近自分の調子が絶不調。まともに一日起きていることが出来ず、外出先で調子を崩す日々が続いています。耐え時。こういうときは無理をしても仕方がないですね。ゆっくりまったりします。すこしだけ早いような気もしますが、皆様どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。
Lenovo IdeaPad S540(14,AMD)いろいろ増設
先日、「2019年買って良かったもの」で堂々のランクインをしたノートPCが、Lenovo IdeaPad S540です。CPUは、一度使ってみたかったAMDのRyzen 53500Uを積んでいて、メモリも8GB、ストレージもNVMeの256GBという過不足ないスペック。ディスプレイも14インチのIPS液晶(1920*1080)。とっても満足しています。最初は。
しかし。これだけで満足する私ではありません。すこし不安というか不満もありました。
- SSD256GBだけだと少し容量的に不安。ゴミ溜め(?)としてSSDを増設したい。
- メモリ8GBだと正直たりない。(画像描画に2GBリザーブされているので、実質利用メモリは6GB。)
- ネットワークが不安定。Realtec製だから?どうもブチブチ瞬断が発生する気がする。
これらの不安を払拭するために用意したものたち。はいドン!
順番に説明していくと…。
製品紹介では512GBになってしまっていますが、私が用意したのは256GB。(6,700円)ここでポイントなのは、NVMeのM.2端子、かつ長さが2242のSSD。これ、世の中の選択肢が本当に少ないのですが、今回はKKmoonのSSDにしました。(別に壊れても重要なデータを保管するわけではないつもりなので…)
カニさん(Realtec)の無線カードでも良かったのですが、どうせ開腹手術をするんだったら精神衛生上良いだろう、ということで無線カードをIntel製にしました。最先端の製品でも良かったのですが、値段もこなれてきている9260をチョイス。(1,800円)

CFD販売 ノートPC用 メモリ PC4-19200(DDR4-2400) 8GB×1枚 1.2V対応 260pin SO-DIMM (無期限保証)(Panram) D4N2400PS-8G
- 発売日: 2018/03/16
- メディア: Personal Computers
増設用のメモリ。このPCはオンボードで4GB、その他にメモリスロットが1つ(すでに4GB刺さっている)あります。わたしは4GBを8GBに換装しようと考えてCFD販売のメモリを選んでみました。(3,200円)本当にメモリも安くなりましたね。でもこの値段だったら16GBにすればよかったかな…と少し後悔。
おまけ。SSD固定用のネジがなかったのでアイネックスのミリネジも念の為購入しておきました。ただ実際には、KKmoonのSSDに親切にもネジが入っていたので結果的に必要なかったっていう、ね。。。まぁどこかでこれ使いますから大丈夫、たぶん。
交換手順
LenovoのPCは、PCの交換手順もきちんとドキュメントが公開されているので、それに従ってやっていけば特に詰まるところはなく交換作業が可能です。(ただし英語ですが…ニュアンスがわかれば大丈夫)
まずはS540の裏面です。蓋を外す際はここに見えているネジ10箇所を外すだけです。ネジ穴はトルクスネジのT5ですね。もしトルクスドライバー持っていない場合は、これを期に準備するのが吉。
ネジをすべて外したら、ぴったりハマっている裏蓋を外します。ピックのようなものでこじ開けます。(けっこう力がいるので、ヒンジ部分からうまく力を入れて剥がしましょう)
これが蓋を剥がしたお姿です。空きのSSDスロット(2242)が見えますね。
まずは作業の安全上バッテリーを外します。バッテリーは普通のプラスドライバーで4箇所ネジ止めされているのでそれを外し、コネクタをねじねじして取ります。
まずはメモリから。中央部分にある銀紙部分をピンセットのようなもので注意深く外していくと…
見えました!メモリスロットですね。この4GBのメモリを取り外して…
新しい8GBのメモリを差し込みます。これは意外とかんたん。
お次はSSD。中央部分にある空きM.2スロットに用意したSSDを刺します。これも刺すだけなのでまったくもってかんたん。
さて、今回作業の一番の難関、無線LANカードの交換です。これは少しむずかしい。まずは刺さっている無線LANカードを出すために、何かのコネクタを外します。上から抑えてあるコネクタを手前に引き起こし、板状のケーブルを引き起こします。
そうすると、忌々しい(?)カニさんカードが出てきます。無線LANのアンテナ部分はシールで保護されているので、これもピンセットで外してあげると…
はい、ようやくでました。ここまでくればあとはかんたん。アンテナ線を外してあげて、プラスドライバーで固定を外してあげて、カード自体を刺し直し。アンテナ線をしっかりはめて、保護シールを張り、外してあったコネクタケーブルを刺し直してあげて終わりです。
このケーブル戻すのが少しむずかしいかな。とりあえず、きちんと起動することを確認するために蓋のネジを締める前に一度起動確認するとよいかと思います。(あ、外したバッテリーもつけるのを忘れずにね!)
ちなみに、メモリとSSDは自動で認識されるので特にソフト的な問題はなかったです。Intelの無線カードも自動認識してくれるのですが、これだけはあとでドライバーを拾ってきて充ててあてたほうが良いかな。
ここまでやってあげると、このコストパフォーマンス抜群のS540はもっと良くなります。2019年12月末まではキャッシュバックキャンペーンで1万円戻ってくるというおまけまで付きますから、ぜひみなさんも年末年始の工作の一環でぜひどうぞ~。