ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

Amazon Alexa VS OK Google 使い勝手の比較

「Alexa」「OK,Google」果たしてどちらが使いやすいのか。両方使ってきた経験から導き出された答えは…一長一短。Alexaの反応がもう少し機微になればいいんだけどなぁ。。。

本日の駄文

昨夜から、関東は雪が降るかも?予報がでていましたが、いまのところはそれらしい被害もでていないようで良かった良かった、といったところでしょうか。ただ長雨の影響で外に出るには億劫な感じ。今年は天候がいまいち安定しませんね。

Amazon Alexa VS OK Google 使い勝手の比較

私はスマートスピーカーというものを2種類持っています。ひとつはAmazon Echoの第二世代。こちらはAmazonがしきりに宣伝をしているAmazon純正品(?)です。つい先日のセールで3,000円を切る価格で出ていたので思わず捕獲してしまいました。以前、この製品の前に利用していたのはAmazon Echo Dot。これは物珍しさも手伝って発表当初に購入しました。

Echo 第2世代 - スマートスピーカー with Alexa、ヘザーグレー

Echo 第2世代 - スマートスピーカー with Alexa、ヘザーグレー

  • 発売日: 2018/04/03
  • メディア: エレクトロニクス
 

もうひとつはJBL Link。Google Homeを搭載するJBLのスピーカーです。このスピーカー、おそらくAmazonの戦略からかAmazon掲載されないことでも有名ですが、楽天等に行けば投げ売りされているものを購入することが出来ます。私も最初はLink 10という一番安価なものであれば、販売当初20,000円くらいしたものを8,000円前後で購入することが出来ます。

で。この2台のスピーカーを比較して比べてみようというのが今回の記事になります。そのないようにかなり偏りがあるのはご愛嬌ということで…。

①反応
  •  Amazon Echo:△
  •  JBL Link:◎

ウェイクワードを言って、感応度がどうかということです。JBL Linkは本当にこの点は素晴らしく、ぼそっと「OK Google」を言ってもほぼ100%反応してくれます。これになれてしまうとAmazon Echoはかなり厳しい。私のものの言い方が滑舌が悪いのもあるかもしれませんが、腹の底から「Alexa」と言わないと反応してくれません。もし何回も呼びかける必要があるのであれば、間違いなくストレスが溜まってしまうはずです。なにも家に帰ってきてまでスマートスピーカー相手に怒鳴らなくても…。

②radiko、超A&G
  • Amazon Echo:◎
  • JBL Link:○

私がいちばん活用しているのは、radiko再生用のスピーカーです。私は遅まきながらようやくradikoプレミアム会員になりましたので、それこそ全国のラジオ局をザッピングしながら聞くということをしています。また、アニメラジオを聞くことも趣味の一つで、文化放送の超A&Gというストリーミング放送もよく聞いています。

Amazon Echoが出始めの頃、radikoにも対応しているという触れ込みだったのですが…正直まったく使えなかった。聞き間違いも多いし、「radikoでTBSラジオを再生しますか?」なんていう無駄な問答が多く、全く使う気にならなかったのです。が。久しぶりにradiko再生を試したところ、すんなりとTBSラジオを再生することができました。それどころか、radikoプレミアム会員チェックを入れると対象エリア外のラジオ局も選局可能でした。かなり進歩しています。さらに、超A&Gに関しても問題なく聴取可能。これには恐れ入りました。

JBL Linkはその点は、昔からきちんとしています。当たり前のことが当たり前にちゃんとできる。ラジオの選局も100発100中だし、エリア外の選局ができない。さらに、単体では超A&Gも聴けない。この点は仕方ないかなぁ。

③Androidスマホとの親和性(スマホの音声をスピーカーに飛ばせるか)
  • Amazon Echo:△
  • JBL Link:◎

私が利用しているスマホ、Oneplus 7t(Android 10)との親和性について。当然ですが、常に手元にスマホがある自分としては、スマホの音楽を気軽にスピーカーにつなげて楽しみたい場面があります。このときに楽なのは、JBL Linkです。Androidの上部メニューを下にスライドし、「キャスト」メニューからJBL Linkを探せば5秒で音楽をスピーカーから流すことができます。また、Androidスマホを利用している利点としては、「OK Google」と発声した内容をスマホで音声認識して表示してくれるというところも。自分がなんと言って認識されているかを確認できるところもGoodです。

Amazon Echoもだいぶかんたんにスピーカーとして認識してくれるようになりました。この場合、Amazon EchoをBluetoothスピーカーとして利用することになりますので、「Alexa、Bluetoothスピーカーに接続」という一言を発する必要があります。これがお手間にならなければ…。(私、どうしても物臭なので発声するのもめんどくさいときがあるんですよね…)

④電源
  • Amazon Echo:△

  • JBL Link:◎

最後に、電源。私が利用している環境ではほぼすべてがUSB電源で生きているといっても過言ではなく…。その点で、JBL LinkはmicroUSBで給電できるのは気軽でとても良いです。スピーカー自体にバッテリーも入っていることから、多少の持ち運びもできるのもメリットです。Amazon Echoは普通のコンセントへ刺すタイプです。最近は音を良くするためにmicroUSB給電を止めてしまう機器が多いのはちょっと悲しいですね。

⑤その他もろもろ、そしてまとめ。

最後に、どちらが向いているかを簡単にまとめると…。

Amazon Echo:簡単に入手でき、コンセントが確保でき、きっちり発声することが苦にならない人。radikoエリアフリーや超A&Gを楽しみたい人。

JBL Link:Androidスマホを利用している人。より自然にスマートスピーカーを利用したい人。

スマートスピーカーがある生活に慣れてきて、約1年間付き合ってくると、人間の癖みたいたところもあってどちらのスピーカーが得意・苦手みたいなのもわかってきます。日本語認識能力はやっぱりGoogleの勝ちだし、スキル(できることの多さ)はAmazonの勝ちだし。両者切磋琢磨してきているというのがわかります。ただ、私にとって一番重視するところは、使いやすさ。その点では、Amazon Echoを毎回「Alexa」と怒鳴らなければならないのはストレスを感じます。Androidスマホを使っているユーザーならば、Google Homeを備えたスマートスピーカー(JBL Linkのようなもの)がおすすめかなぁ、とも思いますよ。

あ、最後に。一番便利に使っている使い方は、カップラーメンのタイマー。どちらも3分きちっと測ってくれるので麺が延び延びになってしまう悲劇からは脱することができましたので、その点は優秀かしら。(至極あたりまえ…)

Google Homeの純正品もご参考まで。Amazonとは違ってスマートスピーカーの世代交代しないのかなぁ、Googleさん…。販売ルートさえしっかりすれば、もっと売れると思うんだけどなぁ。Androidスマホとスピーカーのセットとかで売り出せば、もっと幅広い世代に受け入れられると思うんだけど。