ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

コントラバス弾きの「国産車」選び2020(4)カローラスポーツ

この日に試乗したのは、カローラスポーツ。トヨタのCセグメントはどんなもんじゃろ、と考えて試乗したはいいものの、なんとなく自分の好みとは相容れないものがありました…残念。

本日の駄文

クルマのカタログって、見ているとなんだか目がチカチカしてきますよね。文字も小さいし、値段も小さいし。ついでにいうとカタログの但し書き(XXグレードには装備不可です)なーんていうのは更に、見えない。大人目(老眼)って、つくづくいやですよねぇ…。

コントラバス弾きの「国産車」選び2020(4)カローラスポーツ

前回の記事はこちらから。

前回のMAZDA3の好印象に後ろ髪をひかれつつ。あくる日に訪問したのはトヨタ。昔はトヨタにも系列店がいろいろあって、このクルマはこの店でしか売らない、みたいな形だったみたいなんですが…そんなしがらみ関係ないわたし。単純にトヨタのサイトからカローラスポーツの試乗車があるお店を選びました。トヨタと言えばハイブリッド車!というイメージありますが、今回はいろいろと考えて1.2リッターターボのグレードを試乗してみることに。担当について頂いたのはわたしよりも年齢が上なんじゃないか、と思えるほどのベテラン店員さん。でも、カローラについてはあまり勉強していなくって、私は少し物足りない感、満載。

コントラバスが積めるかどうか

まずは気になるこちらの点。ハイドン!

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うん、必要十分ですね。

うん、見た感じ十分ですね。MAZDA3のときに感じた違和感(リアのスカッフプレートで荷物擦らないかとかいう不安点)もないので安心感はあります。でもとりあえず、もう一枚の写真も是非見てほしいんです。ハイドドン!

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これが理想形。あるべき姿なんですけどね…

見ての通り、広大な荷室空間。これこそが、本来のわたしが求める広さなんです。思いっきりラゲッジシートに書いてありますが、実はこれ、カローラツーリングなんです。国内のCクラスステーションワゴン、ほぼ唯一無二の存在。こっちも気になるけれど、1.8リッターNA、CVTになるのです。別にダメってわけじゃないんだけど、今回はとりあえず1.2リッターターボを試乗してみたいのです。

というわけで…広大な荷室には後ろ髪をひかれつつ、カローラスポーツに乗らせていただくこととしました。グレードは一番の高級グレード、G"Z"です。

試乗してみて

外観。最初に感じたのは、最近のトヨタはどうしちゃったんだろう…攻めてるよなぁ…という印象。目つきが鋭くなるのは最近の傾向なのかもしれませんし、それが最近の流行りなのかもしれませんが…プリウスなんかは流行りのトヨタルックにお色直ししたら年配者受けが悪くなったなんていう話も聞きます。MAZDA3がぐさっと刺さったわたしには、カローラの見た目はあんまり刺さりませんでした。

内装。今回試乗させていただいたグレードが最高グレードということで、メーターはオプティトロンメーターを採用。大型で近未来的な感じがします。しかし…。なーんかわたしの心には刺さらないというか。シンプルなものが好きな自分としては、ゴルフヴァリアントのメーターは必要十分、かっこよかった。これはなんだかゴテゴテ着飾ったような印象を持ってしまいました。

走り始めてみると…さすがの最高グレードだけあって、なんと履いているタイヤは18インチ。その御蔭か、適度に固められた足元はなかなかのもの。でも、なんだかやっぱりどうも違和感を感じるというか…。悪くはないんです。悪くは。ちょっと自分が求めているものとの方向性が違うというかなぁ。そして、ちょっとだけロードノイズをうるさく感じてしまいました。これは気のせいかもしれませんが。

はうまっち?

ゴルフヴァリアントに乗って試乗しに行ったので、きっと私がお金を持っているように見えたのでしょう、とりあえずグレードはG"Z"、それなりにかかるであろうオプション費用を上積みしてもらったところ…値引きの20万を含めても、乗り出しは320万円でした。さ、さんびゃくにじゅうまん…。いまのカローラってそんなに高いのね。

まとめ

ここまで読んでいただいた皆さまならばお分かりになるかと思いますが、外観、内装、そして走り。私にはあまりこのクルマの魅力を感じることができませんでした。もっとも、担当していただいた営業さんが的確な応対とは言い難かったこともありますが(商品知識もないし、なんなら売ってやってもいいぞ、くらいの態度に感じた)、とりあえず今の私にはトヨタとは相性悪いんだなぁ、と感じたのでした。

ディーラーの中を見渡せば、(年末平日の日中だったこともあってか)ご老人の皆さまがお茶飲みにたくさん集まっていました。そんなマイナスの印象ばかりが残るトヨタだったのですが、人気の車種については相当バックオーダーを抱えていることは事実みたい。納車までヤリスクロスは春まで、ハリアーに関してはなんと8月までかかるみたい。SUV人気はすごい、そしてトヨタ様はやっぱり王者たる風格だなぁ、なんて考えてすごすごとお店を退散したのでした。(続きはこちらから)

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赤/黒のコンビネーションはなかなかかっこよいんだけど、ねぇ。