ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

無線LANの選択(2021年6月版)

無線LANの電波を強くしたーい!そんなあなたに贈る、買い替えの手引き。なんとなく困っている方の参考になれば。

本日の駄文

今日は1日雨予報ですね。お住いの地域によっては横殴りの雨になりそうとのこと。いよいよ梅雨が来るのかと思いきや、来週はまたお天気回復するそうで、梅雨入りは来週以降にずれこみそうなんですって。梅雨は嫌だけど、6月から暑いのはもっと嫌。過ごしやすい季節が続いてくれればいいんですけどねぇー。

無線LANの選択(2021年6月版)

我が家のWifi環境は、少し前(2021年1月)に交換したTP-link製「Archer AX50」が鎮座しています。そのあたりの経緯は、以前記事にもあげさせていただきました。昔っからAterm信者だった私が宗旨変えしたのは、ひとえにログが取れなかったから。いまどきそんな機能無くてもいーじゃん、マニアじゃん、とか言われたとしても、私はログが見たいんじゃぁーっ。ってな感じです。

hamabasso.hateblo.jp

ここのところ出社する機会も増え、同僚と話す機会も増えました。残念ながら私が勤務している職場はご先輩方が多く、しかも機会に疎い方も多いため、私の今の仕事の一部に「IT環境駆け込み寺」的な要素が含まれているのです。まぁ、自分の持っている知識を他人に教えてあげるのに悪い気はしないし、それ以上に「ITが出来ないことを理由に仕事ができない」という状態だけは作りたくないので、半ばボランティアみたいなものですが…。

で。最近システム改定があり出社していたときのこと。先輩のお姉さんから相談をうけました。「最近無線の調子が悪くって、会社との接続がぶちぶち切れるんだけど、どうすれば良い?」せ、先輩。それはまたざっくりし過ぎな質問ですってば。社内だったら設定とか支援させていただきますけど、それぞれのご自宅までお宅訪問するボランティアなんていませんから…なんて考えながら私も解決策を考えてみました。無線LANを強くしたい、そんな方に送る、2021年6月版の増強案です。(すっごい一般論ですが…)

①既存のルータの設置場所をどうにかしてみる。

とりあえず、すぐに新しいルータに買い換えるのはちょっと面倒ですよね。そんなあなたに贈る、既存のルータそのままの見直し案。

  • 家の端っこに置くのではなく、家の真ん中に置く。
  • 地面から1メートル以上(高ければ高いほど効く)の高さに置く。
  • ルータの周りに、電気製品、水槽、金属の板などの仕切りのない空間を作る。(水槽は電波を吸収してしまうので、水槽の裏に置くのはNG)

たとえば、地面から1メートル以上っていうのもハードル高いかもしれませんが、エアコンの電源をそのまま利用したりできると「高い所」にルータがおける可能性がありますよね。(とはいえ、そこまでどうやってLANケーブル這わすんだ、っていうご指摘ごもっともですはい。)

②延長機を使う

無線LANの延長器を使ってみる、という案もあります。費用をかけずに済ませたい方に一番私がお勧めしたいものです。たとえば、戸建ての1階にルータが有り、2階にテレワーク環境があって、なかなか無線が安定しない、そんなあなた。たとえば階段や2階の部屋に無線LAN延長機を使ってみると、段違いに改善される可能性があります。この中継機、TP-link製だと1,500円くらいでAmazonで購入できますので、試してみても、いいかしら?な金額ではあります。

デメリットとしては、常に家の中を動き回るような使い方は想定していないことです。たとえば、1階に設置した無線LANの親機のSSIDを「OYA」、2階に設置した子機のSSIDを「KO」とすると、普段は「OYA」につながる設定をして、二階に行ってテレワーク環境をするときには「KO」に明示的にSSIDを切り替える動作が必要になってきます。これ、実はちょっと面倒。いつも固定した場所で無線LANを利用するだけであれば、設定もそんなに必要なくてもいいんですけどね。

③-1無線LAN親機を買い換える

数年前の無線LANをそのまま利用されている方は、そろそろ買い替えどきなのかもしれません。どんどん技術は進歩していますので、暗号化技術など、いまさらWEP利用されている方は皆無でしょうが、WPA?なにそれ美味しいの?という方ほど新しい機器に切り替えをオススメします。ワンルームや、それほど家が広くない方は、技術もこなれたWifi5の機器が吉。普通に購入しても5,000円程度で購入できたりしますから。私が実家に購入してあげたのもこちらの製品です。1年前は1万くらいしたんですけど、今はかなり値下がりしてますね…(´・ω・`)

③-2メッシュWifi対応機種へ入れ替える

やっと本命です。いまの速度でさほど不満はないけれど、自宅の端っこに行くとつながりにくくなる。でも中継機使って色々設定いじるのは面倒。そんなあなたにメッシュWifiという技術が出てきています。最近の技術なので多少値はありますが、基本的には家のWifiを複数台のルータで増幅して電波を飛ばすようなイメージです。(本当はだいぶ違いますが、すっっごく簡略化して書いてます)

このメッシュWifi、ネックは価格なんです。ちょっと高すぎる。ルータの値段2台セットで2万とか考えられなーい、そんなあなた。実はTP-linkの製品だと2台で10,000円を切る価格という製品もあるんです。それが、Deco M4。運がよいと10,000円切りで、最新式のメッシュWifiが手に入る。これって凄くないですか?普通のメッシュWifiの半額くらいの金額で利便性が手に入るんですから。あー、私も広い家に住んだあかつきには、これ買いたい。いい製品だと思います。価格と性能のバランスで行ったらこれ一択かも。

というわけで、なんとなく無線LANを眺めてきました。テレワーク時代において、とくにネットワーク環境は快適に仕事をすすめる上での一つの必須アイテムになりつつありますから、ある程度投資をしても良いのではないか、と思いますよ。