ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

プレベを吹奏楽で使ってみた

吹奏楽のバンドの中で、始めてプレベ1本で参加してみました。クラシックやるときには全く合わないプレベですが、J-POPには相性が抜群に良い。ロックにも抜群に良い。使いみちによっては最高の相棒ですね、プレベ。

本日の駄文

いつも通っているスタバにて。しばらく前にお店を産休でお休みしたお姉さんが戻ってきました。「復帰、早くないですか?」と少し聞いてみた所、「保育園の空きが運良くあったので」とのこと。このテレワーク環境が続く中、保育園も少し入りやすくなっているんですって。なるほどなぁー、と関心しきり。

プレベを吹奏楽で使ってみた

先日、私が持っているプレベが壊れました。約5年前に格安価格で手に入れたFenderJapanのプレベなのですが、なんと音が出なくなってしまいました。。。楽器店に修理をお願いし、つい戻ってきたのが先週のこと。故障原因はサーキット異常。ついでにネックも順反りしていたようで、そこもふくめて楽器の全面的な調整もお願いし、ほぼ諭吉さんが消えていきました。チーン。

このプレベですが、自分の中ではあんまり使う機会無いだろうなぁ、と思いながらも出来心で購入したのでした。よって、吹奏楽仲間との演奏には持っていった機会はゼロ。とはいえ、一回くらいは楽器のお披露目もしておきたい。ということで、楽器店が修理された楽器を持って、仲間とのアンサンブルにてプレベのお披露目と相成ったわけです。真新しいラッカー塗装の楽器、わたしのNEWアイテムと気づいてくれる人はゼロでしたが…。

で、さっそく音出し。まずは基礎練からやったのですが…まーこれ、びっくりするくらいに管楽器、こと吹奏楽器、もっというとクラシックにプレベのギラギラした音質って浮くんですよね。弾き方変えたり、気を遣って弾いたりして、ようやくギラギラが目立たなくなりましたが…こういったところでプレベ使っちゃあかんねんなーとひどく感心したのでした。次のサンサーンスでも同様で。コントラバスの代わりにプレベで音を入れたら、なんと悪目立ちすることか!低音だけ異常にロックなサンサーンス。それはそれで味があったけれど、でも、ねぇ。絶対ダメなやつでしょ、これ。

反対に、相性が抜群だったのが最近の邦楽系。こと、ロック。弦のプリングやハンマリング、ノイズ系の音がびっくりするくらいにジャキジャキ音が出るし、ちょっぱーしたときの反応の良さはさすが。まるで自分が数倍うまくなったみたい。ここ最近ずっと5弦のジャズベと一緒だったもんで、その「軽さ」「運動性の良さ」みたいなものはひたすら快感でした。最近聞いたLiveもバリバリのフュージョンだったりしたので、そんな曲にはピッタリの音だったんで、自己満足、ここに極まれり。

ジャズベとプレベ、ベースという同じ楽器とはいえ、ここまでキャラクターが違うとは。一人で練習する中で音色の違いは分かっちゃいたけど、合奏体の中での自分の出す音の違いって、思っている以上にインパクトを与えるものなんだなぁ。そう考えた週末でした。コロナが収まったら、コントラバス、ジャズベ、プレベ、トリプルで持帰できるようなマルチプレイヤーとして、早く自由に音楽活動がしたいものです。

お店側のご厚意で、張っていただいた弦も細いのが、そのキャラクターをより際立たせていたんですよね。ERNIE BALLの細いやつ。そりゃーもうジャキジャキですよ。スライドトーンとか面白いくらいにノイズがギャンギャン。こういうの、ロックで弾ければ舞台映えするしチョーかっこよいんだよなぁ。。。