ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

イヤホン(47) テレワーク時代のイヤホンって?

イヤホンに対するこだわりのある同僚の女性。とにかく小さい、インナーイヤー型のマイク付きイヤホンをご所望でした。その結果購入した製品は…。

本日の駄文

イヤホン。昔ハマっていただけあって、私の棚には専用のイヤホン入れがあります。そうはいっても、まぁ入っているのはだいぶ前の有線イヤホンだけ。しかもマイクが付いていない時代のものばかりです。まさか、こんなすぐに、DAPという存在がスマホに変わり、スマホに3.5mmジャックが搭載されない時代が来るとは…。時の流れの早さにびっくりですよねぇ。

イヤホン(47) テレワーク時代のイヤホンって?

先日の話です。職場で同じグループのミーティングがありました。どうも備品を購入する予算が少しでたらしく、なにか必要なものがあれば言ってほしいとのこと。備品ねぇ…。私の場合はもはや自分でいろいろと購入するのが趣味みたいなものなので「希望なし」で回答したのですが、同僚女性はいろいろと書いていました。テレワーク時代に必要な「ちょっと良いキーボード」とか、つぎはぎだらけでセロテープで補強された信じられない品を利用していた方の「無線マウス」とか。キーボードもマウスも、私何枚か何個かもっているから使いますか?と言い出すのをぐっとこらえてみたりして。

そんな中、ある女性は「イヤホン」という希望を出していました。正確に言えば「ヘッドセット」。彼女は昔から利用しているiPhoneの付属品のイヤホンを利用してテレビ会議に参加していましたが、最近このイヤホンの右耳が上手く聞こえなくなってきた、と。よくよく聞くと、どうやらそのイヤホン、彼女の最初のiPhone機種変時に付いてきた代物らしく、もう5年位つかっているとのこと。それはなんとかしたほうが良いよね、ってなことでイヤホン談義で盛り上がったのです。

彼女の要望は以下の通り。

  • 有線でも無線でも構わない
  • とにかく耳を圧迫しないもの。小さいもの。(カナル型はNG)
  • ヘッドホンタイプは耳全体を圧迫されるのでNG

この条件、いまどきかなり独特と感じませんか?無線のカナル型ならおすすめ品は数あれど、インナーイヤー型となるととたんに種類が限られます。。とりあえず、私がその時仕事用に持っていたいくつかのイヤホンについて、実際に装用感を試してもらいました。

まずは、カナル型は本当にダメなのか。仕事用で使っているSonyの廉価版イヤホンの銘機、MDR-EX15APを試してもらいました。…が、一瞬で拒否られました。「やっぱりカナル型は耳が塞がる感じがして個人的に好きではないんです」と。うーん…。

じゃー試しに、こいつはどうだ、とIT好きな上司が試させてくれたのがAfterShokzのAeropex。私はなかなかいい感じだったのですが、彼女いわく「なんだか頭が締め付けられてる気がしてピンとこない」ぜ、贅沢な…。さっきのSonyの10倍近くする骨伝導ワイヤレスヘッドホンも、彼女のお気に召す商品では有りませんでした。

では、こんなのはいかが?と私が提案してみたのは、私がテレビ会議で普段遣いしているSOUNDPEATSのTrueAir2。なかなか優秀なインナーイヤー型で、装用感もマイクの性能もなかなかいい仕事してくれているのですが…彼女いわく「なんだか耳に入っている部分が大きすぎてイヤ。」な、なぬー!これでもだめですが…あとはなんか選択肢あるかなぁ…。結局その日の井戸端会議は終了し、イヤホンの話題も持ち越しなったのでした。

結果。

その日以来、Amazonや楽天など、さまざまな商品を見て回りました。とにかく小さいインナーイヤー型のイヤホン。これ、調べ始めると本当に無いんですよね。音質を重視するがゆえに「xxmmの大型ドライバー搭載!」とかいう製品はたくさんあるのですが、そうすると耳に接する面積も大きくなってしまい、彼女の言うところの「不快感」 につながるそうなんです。

で、考えに考えに考えた結果、彼女が備品代で購入した品物というのが、こちら。

なんだかんだで昔と同じやつがいい、ってことでAppleのEarPodsを購入したのでした。昔はわりと高かった印象があるこの製品ですが、今では2,000円強で購入できるのですね。会社のお財布にもやさしく、かつ彼女は「これが一番いいんです」とご満悦の表情だったので、まぁ確かにみんなハッピーで良かったのですが…こんなところでもしっかりとした品質の製品を出し続けているAppleの凄さを感じたのでした。

現在はテレワーク中心でお仕事されている方も多いかと思います。耳に負担をかけたくなければ、彼女のように「iPhoneにくっついてきた」であろうEarPodsを試してみるのはいかがでしょうか?装用感も悪くないし、マイクの性能もしっかりしているし、そして何より安価。中華製品はおよそ半額で売っているイヤホンもありますが、だったら安心料込でこっちを購入するのも良い選択かもしれませんよ。