ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

超ライトゲーマーのグラボ購入記(2021年8月)

超ライトゲーマーのグラボ購入検討。いまの時代だからこそ、グラボの購入にも検討が大事かと思うんです。

本日の駄文

幾分しのぎやすかったここ最近の気温ですが、今日の天気は典型的な南高北低の気圧配置、つまり夏型なんだそうです。横浜の最高気温も35℃て…。もう、溶けます…。外回りの営業さんや外出しなければならない方、本当に「水分、塩分、クーラー気分」でなんとか乗り切ってくださいませー。。。

超ライトゲーマーのグラボ購入記(2021年8月)

家に引きこもり生活が続いているここ最近のワタシですが、本当になんというか、家から出たくなくなっています。暑さもそう、社会情勢もそう、なんというか引きこもり、バンザイな状況ですよねぇ。そんなわけで、ここ最近PCゲームを少しかじり始めました。購入したグラボは、3060。はい、清水の舞台から飛び降りるつもりで購入しました。こんな高いPCパーツ、購入したのは初めてかもしれません。お値段、60,000円。

購入したのは8月あたまですが、いまだにこんなに高いグラフィックボード、いらなかったんじゃないかってホンキで思っています。正直、3060のパワーを使い切るようなゲーム、いまやっていないじゃないかって。リアルタイムで撃ち合うようなゲームは私苦手ですから、一瞬の判断が生死を分ける、的な感じではないんです。平和なゲームが好きなんです。だからこそ、今回も3060購入したのは失敗だったんじゃなかったか、オークションサイトにでも流して、もっと安いグラボを購入するのが良かったんじゃないか、葛藤しているんです。

なんでこんなふうに考えているか、その理由を整理しながら考えてみたいと思います。

1.グラボ、最近高くない?その理由

今年のはじめ(冬)と比べて、グラフィックボードの価格は爆上がりしています。理由は以下の通り。

  1. テレワークが増え、自宅でPC環境を整える方が多くなったこと。
  2. youtuberなどの活躍で、いわゆる「ゲーミングPC」の需要が増えたこと。
  3. マイニングによる特需で、高額なグラフィックボードをまとめ買いする需要があること。

1.や2.に関しては今に始まったことではありません。昨年からコロナの影響で外出しない方が増えていることもあり、徐々にこの層が増えつつある、といった感じ。特筆すべきは3.であり、露骨に秋葉原などで「まとめ買い」する「マイニング」需要があるとのことです。おかげで需要と供給のバランスが大きく崩れ、高値安定で取引されているとのこと。

2.いま敢えて問う、グラフィックボードの必要性

そんな時代だからこそ、グラフィックボードを購入するのには予算というものが潤沢に必要になります。今の時代で、将来を見越して購入を考えるべき予算としては、6万円が最低ラインでしょう。コアなゲーマーだったら、10万握りしめて秋葉原にGoしたほうが絶対に幸せになれると思います。ただ、よーく考えて。10万て、それだけでPCひとセット、結構なスペックのものを購入できるような金額です。下手すりゃ(というか、普通にやっても)6万円でなんとか1台普通に組めてしまうようなこのご時世、なんというか、そこまでグラボに予算を投入しなくてもいいんじゃないか、とも思うんです。

そこで。PCがほしい、でもグラボが必要かどうかわからない、ゲームするかどうかもわからない、そんな状況で最初から6万円のグラボを購入するのはあまりおすすめしません。いまの相場は何が何でも高すぎる。だからこそ、最初は「PCに慣れる」という意味から、オンボードのグラフィックでどうにか対応できるかどうかを考えてみるのも一案としてはあるのではないかと思うんです。ただ…。

Intelだったら、Fがつかない型番の以下ミドルクラスCPU。11400あたりが一番いいかも。ただ在庫が無いのがネック…。

AMDであれば、最近発売されたばかりのRyzen5 5600Gなんかがいいでしょう。でもこれも本当に在庫がない…。うえーん(泣)

3.そこで、改めて考える、ローエンドグラボ

そうなると…入手しやすさから考えると、いまのところ価格と入手のしやすさでおすすめとなるのは、CPUはIntelだとCore i5 10400F。 

AMDだと Ryzen5 3500辺りになりますでしょうか。

ただ、これらのCPUはグラボを搭載していない。なにかとりあえずでも良いのでグラボを載せなきゃいけないんです。ただ、ねぇ。さきほども記載したように、グラボのミドルクラスの価格帯が本当に在庫が全滅状態で、価格高騰も手伝ってありえない相場になっているんですよね。

とりあえず、で購入できる方は10,000円前後の1030を購入しても良いかとは思います。ゲームを動かせるか…という意味では激しく疑問符が付きますが、とりあえず事務用途でHDMIのポートを複数個持っているという点では、マルチディスプレイに対応できる点が素晴らしいですね。(わたしもデュアルディスプレイにしていますが、面数が増えるのは快適度が違います。もしゲームしていなくても、画面の多面化はオススメ。)

あとは、、、これ以上となると、手頃な製品、かつAmazonが販売している製品となると、探すのがとても難しくなってきます。(Amazonから購入する場合は、Amazonが販売者である製品を探すのが第一優先条件です。 裏技的なAmazon検索方法で有名なものに、Amazonの検索URLの末尾に「&emi=AN1VRQENFRJN5」をつけると、Amazonが販売者である製品で絞り込めますのでご参考まで。)

いまご案内できる製品となると、玄人志向の1650。これだと約25,000円。

その上になると、セールしているMSIの1660Ti。(もうこの時点で約50,000円) 。(この製品はご紹介ができないようなので、「MSI 1660Ti」で検索してみてください)

その上は、もはや6万円Overとなる製品しか残っていませんので、ご自分の好きなメーカーからご自由に…といった感じになっちゃいますね。

5.裏の裏、ゲーミングPC買っちゃう。

やりたいことがゲーム、しかもやりたいゲームがはっきりしていて、そんなにお金も掛けられない、しかもすぐやりたい!というあなた。もしかすると、それは自作ではなくPCメーカーのゲーミングPC購入するのが安上がりかつ短納期かもしれません。例えば、パソコン工房やドスパラのPCであれば結構短納期でお値段も手頃な製品から用意されているので、ライトゲーマー~ミドルゲーマーくらいまでのPC作るんだったら最初からこっちを選んでみるのも良いのかもしれません。

利点としては、なんと言ってもやはりグラボがすぐに手に入ることです。ゲーミングPCの本体を買って、グラボだけ抜いて本体をオークションサイトに流している猛者たちもいるくらいですから、本当に世の中はグラボ不足なんだなぁ、と実感します。

6.まとめ

なにか新しいグラボを購入したいと考えたものの、上記状況のため…。熟慮を重ねた上で、わたしは清水の舞台から飛び降りて今回3060購入しました。ほんとに高かった…。でも、いつか、これが無駄遣いだったと振り返ることができる世の中になっているといいなぁ。そんなふうに切に願うところです。もう少し、入手しやすいといいんだけどなぁ、グラボ…。