ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

DENON DHT-S517K

ついに購入しました。DENONの渾身のサウンドバー、DHT-S517K。レビューが少ない中で購入は半ばギャンブルのようなものでした。で、私の利用用途ではそのギャンブルで失敗した気がします。。。理由は後述。

本日の駄文

どうも、なんだか、疲れやすい気がしています。業務多忙で抗うつ薬を増やしているせいか、週末になるとぐったりしてしまうんですよね。だからこそ本当は一日ダラダラと過ごさなければならないのに、好きなAV周り(オーディオのほうね)をやっていると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。ほんと、困った性格です。

DENON DHT-S517K

さて。先日のブログで書いたとおり、最近の買い物で一番の衝動買いだったサウンドバー、DENONのDHT-S517が我が家にやってまいりました。お値段、5万円以上。今まで利用していたPanasonicのサウンドボード、SC-HTE180との差はいかほどなのか。どきどきワクワクしながら結線作業をやり終えまして。いざ、聞いてみました。6万円のサウンドバーの実力は、さていかばかりかと。

あれ?こんなもん?私の正直な感想です。だいぶ肩透かしくらった感じです。その理由を考察してみようと思うのが今回の記事になります。

そもそも私のテレビとの付き合い方

そもそも論として、私の日々のテレビとの向き合い方が一番の失敗の理由です。もちろんこういったサウンドバーはテレビの音を良くするために利用するのが理由なのですが。

  • 普段のテレビのニュースなんかは、今までのPanasonicのサウンドボードを利用していてかなり満足していたし、あんまり不満もなかった
  • Dolbyサラウンドが効いてくるであろう映画は、ほぼ見ない。ついでにいうと映画館にもほぼ行かない
  • 音楽番組(WOWOWのLIVE動画や、クラシックの番組)なんかは2chのアンプを光デジタル接続でブックシェルフスピーカーにつないでおり、それで満足している

そんな状態で、サウンドボードをサウンドバーにクラスチェンジするそもそもの理由が少なかったのは事実としてあります。が。今利用しているサウンドボードがかなり年月を経てすこしくたびれてきたのと、サウンドバーがもう少し充実すればいい音に触れる機会が増えるかも、と思ったのと。一番は「普段の番組をいい音で聞きたい」というのが今回の欲求だったのでした。

クラスチェンジするきっかけ

そんな満足しているいまのテレビ視聴環境を少しでもいい感じにしたいと思ったのは、何週間か前にコストコに行ったことがきっかけです。DENONのコストコ専用型番のC200(という製品ですが、実はDHT-S216のOEMだそうです)を視聴したところ、望外にいい音が出るサウンドバーだと思ったのです。(そこで流していたのは、当然サラウンドがバリバリと聞こえてくる映画サンプルでした)

今利用しているPanasonicのサウンドボード、確か2万円弱で購入した記憶があります。DENONのこのお手頃サウンドバーも約2万円。ということは、もし私が次に購入すべきサウンドバーは、もっとレベルを上げないとダメなんだろうなぁ。という思考に基づき、今回購入してみたのがDHT-S517Kだった、というわけです。

何がそんなにダメだった?

いそいそと自宅でいろいろな音楽ソースを聞きました。確かに、少しは音が良くなっているような気はします。そこは間違いないのですが。いままで利用していたサウンドボードは幅70cm、奥行き35cmの大型のサイズだったのです。この中にウーファーが組み込まれていたがために、大きなスピーカー、充実のサウンド(ただしDolby対応なし?)だったのだと思います。それが、今回のサウンドバーになってから、サウンドバー自体の容積は小さくなってしまい、迫力のある音が出にくくなってしまったのかもしれません。(というのは語弊があるか)普通の音をだすとあまり違いを感じられず、割と大音量(近所迷惑になるちょっと手前くらいのレベル)であれば結構いい感じに聞こえてくるのです。が、我が家の壁はそれほど厚くはなく、壁パンチしたら聞こえてきそうなところもあるので、判断が難しかったところは、正直ありますね。。。

サブウーファーもまた然り。ワイヤレスで対応してくれるのは置き場所の自由度があがりますが、電源は当然必要なため、電源の近くというのが結構ネックになってしまいます。そして、ウーファー自体のズンドコ感をあげようとしても、低音耳の私にとってはすこーしだけ量感不足といいますか。PC環境でつないでいるYAMAHAの有線のサブウーファーのほうが結構迫力のある低音が出ます。ベースアンプでいうと、YAMAHAはampeg的な温かい量感、DENONはHEATKEのようなスマートなスピード感、といった感じでしょうか。(伝わるかなぁ…。)

どうしよう…

このサウンドバー、ものとしては結構良いものだと思うんです。でも、結局わたしのシチュエーションには合致しなかったというわけで。Amazonで返金しようにも箱は処分してしまったし、かといって使い続けるにしても私には相応の価値があるかどうかはなんとも…。うーん、、、困ったにゃぁ…。普通にDHT-S216購入してきたほうが良かったのかもしれませんねぇ。。。