ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

購入したことのあるブックシェルフスピーカー

なんとなく書いていたスピーカーコレクション。なんだかんだで20台近くになっちゃいました…。いま選ぶべきスピーカーも書きましたよ。

本日の駄文

ようやく、ようやく、今週も金曜日までするりと抜けて来ました。今週なにも特筆すべき点はなかったんですが、ハードでした…。とにかく眠い。抗うつ薬の効きすぎでは?という感じもありますが、、まぁなんとか今日が終われば、世の中的にも3連休!じっくり休みたいですね。

購入したことのあるブックシェルフスピーカー

今週のお題「わたしのコレクション」

前回の記事では、いまデスクトップに利用しているスピーカー、Triangle Borea BR02について書きました。そのときに、いままで利用してきたスピーカーコレクションを披露しようかと思っていたのですが、昨日は気分も全く乗らず、疲れ切っていたので書くことができず…満を持して、今日はそんなスピーカーたちをご紹介したいと思います。

私のスピーカーコレクション(大体の価格)
  1. Jasty 型番不明(Active・3,000円)
  2. Edifier R1000TCN(Active→Passiveへ改造・4,500円)
  3. Onkyo D-D2E(7,500円)
  4. ALR Jordan Entry Si(20,000円)
  5. Q Acostics 2020i(30,000円)
  6. WHARFEDALE Denton(80,000円)★利用中
  7. WHARFEDALE Diamond 10.1(25,000円)
  8. WHARFEDALE Diamond 220(35,000円)●保管中
  9. Pioneer S-A4SPT-VP(55,000円)●保管中
  10. Dali Menuet(85,000円)
  11. Fostex PM0.3(Active・10,000円)
  12. Dali Spector 1(22,000円)
  13. Cambridge Audio SX-50(25,000円)
  14. Bose Companion Series2(Active・10,000円)★利用中
  15. Quad S-1(80,000円)
  16. Victor SP-EXHR5(譲り受けたので不明)★利用中
  17. WHARFEDALE EVO 4.1(85,000円)
  18. Triangle Borea BR02(75,000円)
  19. (現在発注中、正解は一番下に)

なんだかんだで書き出してみると、20台に届いていないんですね。もっといろいろと発注しているもんだと思っていましたが、ちょうどオーディオ沼にはまっていたのがこのブログを始めた時期(もともとはQ Acostics 2020iの良さを誰かに広めたくってはじめたのもきっかけの一つです)ともリンクしているので、そう考えると、1年間に2~3セットとっかえひっかえしている計算になります。

いまのメインのスピーカーは2つ。WHARFEDALEのDENTONをリビングでテレビ用のスピーカーとして設置しています。もう一つは、前回の記事にも書いたTriangle Borea BR02。おもにとっかえひっかえするスピーカーなので、メーカーにはあんまりこだわりがないのですが…ここ1,2年テレワーク環境となってからは、とくに聴き疲れしないものをチョイスするようにしています。

好きなメーカー、苦手なメーカー

もうこのコレクションを書いている時点で、オーディオ通の方はピンときているかと思うのですが…音楽をゆったり楽しく聞きたい派なので、解像度の高いスピーカーは意図的に選ばないようにしています。その代表格がB&WやELACだったりします。B&Wは1台持っておきたいのですが、いかんせん価格が高くなりすぎていて、簡単に手が出ません。せめて685とか575とか、それくらいのときにいちどコレクションしておきたかったなぁと思います。

反対に、大好きなメーカーはWHARFEDALE。昔記事にもしたことがありましたが、音決めをするときにオーディオショップでCDをかけてもらいながらメーカーを取捨選択していたとき、北欧メーカーではパンチが足りない、KEFだと少し丸みがありすぎる、Daliだと決め手にかける…といった私にバシッとハマったのがDENTONだったのでした。以来、WHARFEDALEは好きでいつも1セットはキープしています。WHARFEDALE 220は私のPCスピーカーとして利用できる一番大きなスピーカーなんですよ。だから未だに処分できずに持っています。

Daliはねぇ…。その昔Zensorという超大人気鉄板商品があったのですが、右も左もZensorだったので私はそれに反抗したくって、結構無理してmenuet購入したんですよね。これも大当たりだった製品で、手放したことを未だに強く後悔しています。小さなボディから溢れ出る女声の豊かな表現力は、未だこのスピーカーを超える筐体にあったことがりません。Spectorは少しだけピーキー、Oberonはいいんだけどちょっと決め手にかける、というところがあって、今のDaliよりも昔のDaliのほうが好きかなぁ。

日本勢のメーカーを見てみると。まず最初にOnkyoのD-D2Eで大失敗してからはしばらく敬遠していたのですが。ふとしたきっかけで手に入れたPioneerのピュアモルトスピーカーは本当にすごく良い。贅沢な作りしています。先日実は処分しようと思って最後に音出ししようと思い、数年ぶりに聞いたのですが、やっぱり本当にいい音がする。Pioneerってあまり味付けしないメーカーだと思うのですが、このスピーカーに限っては、なんともいえない色気を感じます。結構昔の製品ですが、いまだに手持ちしている理由はそこにあります。

Victorのウッドコーンスピーカーはヤフオクで発掘したもので。ウッドコーンのコンポを作っていたVictorの、スピーカーだけを落札して利用しています。これ単体ではあきらかに超ニアフィールド機なので、わざわざ専用のスピーカースタンドを(メルカリで)購入し、布団で寝る頭のすぐ近くに置いてBluetoothで音楽飛ばして聞いています。こういった使い方だと、能率の低いウッドコーンでもきらびやかでささやかな上質な音楽を奏でてくれますよ。

あとは…FOSTEXやBOSEのActiveスピーカーが有るのは、パッシブスピーカーが壊れたときや音の出力を2系統にしたいときに切り替えるとき用、いわばサブですね。だったので、音作りはあまり意識せず今はBOSEにしてみています。正直、このサイズのBOSEもいいっちゃいいんですが、小型ブックシェルフスピーカー+サブウーファーでは、流石のBOSEも霞んでしまっています。やっぱり、BOSEの印象は低音が少しだけboomeyかな、と。

いま購入するなら、どのスピーカーがおすすめ?

私の感覚だけで選んでみると、、Onkyo+Pioneerが無くなってしまったのはやっぱり悲しいですね。いろいろな選択肢ができたので。特に人気のあるB&Wの雰囲気を楽しみたかったら、Onkyoの212とか412とかおすすめしたかったのですが…残念ですが、仕方ない。

まず低価格帯(2万円まで)では…DENONのSC-M41をおすすめしたいです。Activeスピーカーからの脱却で必要なDACとAMPを中華製にして、このSC-M41を奢ってあげれば基本的なデスクトップオーディオの構成が完成すると思います。ここまでいい商品が昔なかったためにいろいろとジプシーしてた時代がありますが、いまの国内では、入手性がよく音もくせが少ない(その上値段もお手頃!!!)良スピーカーだと思います。

中価格帯。(5万円まで)だと…まだいいますが、むかしはZensorというDaliの名機がいたのですが、いまでは群雄割拠、いろいろと選択のしがいがあるボリュームゾーンだと思います。本当は音を聞いて決めてほしい(自分の音の好みってどんなん?)という気持ちがあるのですが、独断と偏見で物を言っていいのであれば、やっぱりWHARFEDALEの12.1。次点はQ Acostics 3020iあたりでしょうか。オールラウンダーとしての実力を併せ持ち、どちらも高級機へのステップアップの足がかりとしては最適かと。もちろん、ここでアガリでもいいと思います。デスクトップオーディオ10万円コースであれば、AMPとDAC、スピーカーで十分お釣りが来ます。(7,8万円で完成できるんじゃないかな?と)

 

 

最後に。もうすこしスピーカーにお金をかけられる方、そう、私みたいに普通では飽き足らない方。そして今回のわたしが新しく購入してしまった相棒は…Polk Audio Reserve R100です。まーたマイナーなところを…という方、激しく同意します。最近ようやくDENONが販売代理店としてアメリカシェアNo.1のメーカー製品を日本に輸入し始めたらしく。音を聞くまでは私もアウトオブ眼中でした。

が、しかし。音を聞いた瞬間、かなりやられました。最初はES15というもう1ランク下の機種を聞いていたのですが、あんまり琴線に響かず…。仕方がないのでもういっこ高級路線であるR100を聞いたところ…え、ええやん、これ。という印象を受けたのです。低音もタイトで中音域の押し出し感が若干強いのが特徴。高音域もカラッとしていて、なんというかアメリカの乾燥した青空みたいな印象の音です。WHARFEDALEのような英国メーカーの、なんとも湿った音というかロンドンの曇天を思わせる精巧さもいいけれど、聞いてて明るくなりそうなR100、かなりおすすめです。価格こそ7万弱ですし、本来であればもう一個上級グレードのR200を猛プッシュしたいのですが、PCの机の上に置く前提ではR200、奥行きが結構必要になってしまうので、やっぱりR100かなぁ、と…。

別にES15が悪いわけではないんです。この値段にしては相当頑張っていると思うんです、ES15。ただ、そこからさらに予算を倍にすると、もっと幸せが待っていますよ、ということだけお伝えしたくって。更に良いことに、このスピーカー、海外でも同じ値段で販売されています。某B&Wみたいにボッタクリ価格で販売されていないのは本当に素敵なこと。7万のスピーカーですが、実力は他メーカーだったら10~15万円クラスのスピーカーになると思います。これ、マジでいい感じでした。猛プッシュして今回の記事を終わろうと思います。。。ほーら、長くなっちゃった、5000字一歩手前だわ…