ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

サウンドバーよりAMアンプ。

日常聞くテレビの音を良くしたい。そんな思いから始めたサウンドバー探し。でも、手元にはあまり使っていないブックシェルフスピーカー。これってもしかして、AVアンプ探ししたほうが、良くない?

本日の駄文

コワーキングスペースでの執筆活動、いつものテレワーク環境よりも明らかにはかどります。いろいろな人に見られているからかしら?それとも他の人に刺激されているからかしら?一つだけ惜しむらくは、大声で電話を話す人が近くにいること。そんな社外秘情報、公共の場所で話していていいんでしょうか、なんて、他人事ながら心配になってしまいます。

サウンドバーよりAVアンプ

いままでの経緯

とりあえず、一番売れているからと行って購入した、DENON製サウンドバー、DHT-S517K。それがあんまりしっくり来なかったのが前々回の記事。

hamabasso.hateblo.jp

そんな反省を活かし、実際に自分にあったサウンドバーってなんだろうと考え、実踏したのが前回の記事。

hamabasso.hateblo.jp

今回はサウンドバー編3部作の最終章になります。お時間がある方はぜひごゆっくりしていってくださいませー。

YAMAHAの販売員さん

ヨドバシカメラの横浜には、販売員さんが応援にいらっしゃってました。当然ながらYAMAHAのサウンドバーについて聞いてみました。確かに、サウンドバー事態の今のラインナップは100番台、200番台だけで、その上の中級機(400番台というものが当時はあったそうです)、そしてその上の1000番台と続きます。本当は私だって、サウンドプロジェクター(YSP-1600)をおごりたいと思っているんです。でもスペースないのと財力がないのと合ってそこまで行けないんです。正直にそのあたりをお伝えしました。もちろん、DENONのサウンドバー自体が期待はずれだったことも。

それを聞いた販売員さん、「それなら迷わずAVアンプを使われたほうが幸せになると思いますよ」と。は、はい?AVアンプ?それってサラウンドシステムを普通に組むときに使う、でっかいやつじゃん。ピュアオーディオ派のわたしとしては、AVアンプなんて全く考えていなかっただけに、まさに青天の霹靂だったのでした。

しかし。サウンドバーはよく「一本満足バー」と言われるように、スピーカーを置くスペースが無い方がよく購入されるのだそうです。我が家には、あまり使ってはいないけどワーフェデールのDENTONがいます。なぜか私のPC部屋にはサブウーファーがいます。そんな良い設備をお持ちなら、間違いなくAVアンプ購入して活かしてあげるのがいいです。販売員さんはそうおっしゃいました。

で。案内されたAVアンプは、YAMAHAのRX-V6A。これってHDMIケーブルで繋いで、テレビの電源でアンプのON/OFFできるの?ARC対応になっているの?えっ、AVアンプってそれがデフォルトでできるものなの?お恥ずかしい話しながら、私はこのようなAVアンプの基礎知識をまったく知らなかったのでした…。。

自分のテレビ視聴環境の背面にスピーカーを置いて、本格的なサラウンド環境を作るつもりは全くありませんが、表のDENTONをバイアンプ接続してあげて、サブウーファーをつないであげれば2.1チャンネルサラウンドの完成であり、さらに簡単なセンタースピーカーを使えば3.1チャンネルの完成です。ここまでくれば、もはやサウンドバーの出る幕はありません。

改めて。YAMAHAのAVアンプにつないだもので、2chのステレオサウンドを聞いてみました。AVアンプはその構造上AMP出力が強力になります。YAMAHAのトールボーイスピーカー(2本で6万円前後)で、サンプル音源のホルスト・木星を聞いてみました。ちょっとあっさりした演奏で軽い感じだなぁなんていうクラシック批評はともかく、出音としてはサウンドバーのそれよりも厚みがあっていい音でした。

さらに、AVアンプの専売特許(?)となるバーチャルサラウンド機能を使って聞いてみると…なぜかは知らないけれど、音が前面、横面、色んな所からつつまれてくるような感覚がありました。このあたりはヤマハに一日の長があるらしく、ホールが某ミュンヘンのホールとか、某ウィーンのホールとか、某日本のホールにプリセットしてある響きをプログラミングして音響作成しているんだそうです。いいねぇ、こういうの。

さらに。YAMAHAのAVアンプが他社に比べて抜きん出て良い点。そこはRadikoに対応しているところです。YAMAHAは通信業も自前で持っているところをこのあたりの製品作りに生かしているのだそうです。OnkyoやDenonは海外メーカーの通信チップを利用するから、国内メーカーながらネットワークラジオのRadikoが聞けないという理由があるんですって。それが、YAMAHAならできる。私にとって唯一無二のメリット。ついこの間壊れてしまったPioneerのネットワークプレーヤーの場所が、我が家のTVキャビネットには空いています。

こころは決まりました。YAMAHAのAVアンプを入れる方向で、わたし、話を進めます!

このRX-V6Aよりも一個上のシリーズで、AVENTAGEというシリーズがあるそうなのです。品薄で入手が非常に困難なのだそうですが、これのほうがいい音します、さらにいえば、上の機種に慣ればAIまで入ってきます、などなどいろいろと聞きました。できればやっぱりRX-A2Aほしいんだよなぁ。

いろいろな部分が強化されたようなんですが、私のAVアンプに求めるところとしてはそこまで大層なものではなくていいんですよねぇ、本音としては。一世代前とか、二世代前とか、そんなのでも構わないんです。

  • HDMI端子がARC対応してくれて、
  • フロントのスピーカーにバイワイヤ接続してくれて、
  • サブウーファー端子があって、
  • radikoが聞ける。

そんなものを探しに探して。近場の某ブックオフめぐりをしてみたところ、奇跡的に状態の良いYAMAHAのAVアンプがあったのです!あな嬉しや。次回以降、このアンプを使い、我が家の音楽環境がどの程度変わってくれるのか、試してみたいと思いまーす。