ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

デスクトップスピーカー遍歴(続)

いろいろと試行錯誤を繰り返している私のデスクトップスピーカー。とりあえず現時点ではWHARFEDALEで落ち着いていますが、それまでいろいろな試行錯誤がありました。

本日の駄文

100日生きたワニの話、映画のレビューがちらほら出ていますね。酷評されていた前評判よりは「思ったよりも良い」という評価が多いような。でも、だからといって、私個人は、紙芝居のような映画を、映画館で、わざわざ時間とお金を掛けてまでは見ないだろうなぁ…。とも思ったり。

デスクトップスピーカー遍歴(続)

私のメインPCは、パッシブスピーカーをアンプを繋げて運用しており、もうかれこれこの形態になってから10年近くになります。このブログを開設した頃に書いた記事で、当時のスピーカーについて若干言及しているのですが…とにかく、ここからパッシブスピーカーでいろいろと遊びました。それこそ、ちょっとの音の違いが楽しくて買っては手放し、買っては手放しを繰り返したのでした。

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で、過去印象に残っているスピーカー、現在使っているパッシブスピーカーについてご紹介してみよう、というのが今回の記事になります。もしスピーカー選びに悩んでいる方、いらっしゃればご参考の一助になれば幸いです。

WHARFEDALE 220

わたしは(過去記事にも書きましたが、)リビング用のメインスピーカーとしてWHARFEDALEのDENTONを利用しています。このスピーカー、とても秀作でして、ブリティッシュサウンドが非常に耳に心地よく、WHARFEDALE信者となっております。で、実はデスクトップ用のスピーカーとしてもWHARFEDALEを何台か渡り歩いており、一番最初に購入したのがWHARFEDALE10.1。そこからWHARFEDALE220と移行しました。10.1で何の不満も不安もなかったのですが、その当時設置できる最大限の大きさのスピーカーを探したところ220になった、という表現が正しいでしょうか。

音としては、端正な音でリスニングポイントもあまり気を使わずに取れるのがいいですね。B&Wとかは結構気を遣う必要があるようなので、何も考えずにディスプレイの両隣に置いてあげればそれで良し。上品で耳障りのよい優しいサウンドが特徴です。

Pioneer ピュアモルトスピーカー

どうしても一度聞いてみたかったので、当時無理してヤフオクで購入したのがPioneer のピュアモルトスピーカー。音としてはPioneerの癖のない音、でもオーク樽で作ったリッチなキャビネットのせいか、音の丸みを若干感じます。いまでもヤフオクで5万円前後でやり取りされているのも納得。持っているだけで価値がある、そんな芸術品のようなスピーカーだと思います。

Dali Menuet

ダリのスピーカーも割とたくさんとっかえひっかえしました。その中で、いちばん今でも印象に残っているのがDali Menuet。名前を変えながらメヌエットというスピーカーは残り続けていますが、このスピーカーで女性ボーカルを聞くと、はっとするような色っぽさ、艶っぽさを感じることができました。中音域の押し出しがちょっと強いのですべての音楽を1本で賄うというよりは、得意不得意がはっきりしたような色を持ったスピーカではありますが…財政難でドナドナさせてしまったのがいまでも悔やまれるスピーカーです。一度聞いたら病みつきになってしまいますよ。

Dali Spektor 1

このスペクターというシリーズは最新のDaliを聞いてみたくって購入しました。いままで挙げてきたどのスピーカーよりも小型なので、デスクトップ上に置くには一番現実味があるサイズ感だと思います。中華アンプと組み合わせてあげれば、立派なリスニング環境の完成です。出音としては、やっぱり筐体が小さいなりのスケール感、でも頑張って音を鳴らしてくれている、という印象かなぁ。J-POPとか、若い曲に向くスピーカーね。

WHARFEDALE EVO 4.1

結局いま利用しているデスクトップスピーカーです。その見た目から一目惚れでした。リボンツイーターを利用しているスピーカーを使ってみたくって他メーカーもいろいろ探したり(果てはイギリスからQUADまで輸入したりしたのですが)QUADと比較して容量に余裕があり、また、PCから再生されるいろいろなソースへの対応がオールラウンダーなWHARFEDALEのEVO 4.1が現在メインのスピーカーです。

このスピーカー、見た目も含めてほぼほぼケチを付けることは無いのですが、、やっぱり気になるその大きさ。でかいんです。机の上に置くとその存在感の大きさは「気にするな」といっても無理ですよねぇ。。。ニアフィールド用としては若干too machなところはありますが、見た目含めて満足しています。こんなごついスピーカーおごってるんだぞー、という自己満足でしょうか…。

ということで。

いろいろご紹介してきましたが、いまの入手性を考えるとSpektorやWHARFEDALE12.1あたりが手頃なラインでしょうか。そこからさらにワンランク上がると、Menuetとか。メヌエットは本当に私の心に残っている唯一無二の機体なので、一聴して聞き惚れてしまったら購入すべきです。

あとは…スピーカーを探すコツとしては、自分の好みのスピーカーメーカーをいろいろと探してみることが近道なのかもしれません。B&Wとか1台も購入していないのは、価格が高いこともありますが、あの繊細な(ともすると神経質にも聞こえるような、氷のような音)が私の好みにあまり合わないためです。スピーカーを2代並べられるのであれば、いまでもB&Wほしいんですけどねぇ。ともあれ、皆様のスピーカー探しの一助になれば幸いです。