ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

iPhoneのライブリスニングは補聴器代わりになるか?

iPhoneに「ライブリスニング」という機能があります。これが簡易補聴器の代わりになるか、という観点で試したところ…ダメダメでした。著しく残念です…。

本日の駄文

Amazonさんの運輸システムは本当に大したものです。かたや横浜の自宅、こちら地方の田舎、両方ともにワンポチで翌日まで届けてくれるんですから。おかげさまで、実家生活中にもポチポチ購入する生活が続いています。おかげでお金は貯まりませーん。

iPhoneのライブリスニングは補聴器代わりになるか?

田舎で生活しているのは、年老いた父母です。なにも親孝行らしい親孝行をいままでしていなかった自分としては、定期的に実家に帰ることが親孝行かな、とも思っています。本来であればメンタルが弱ったときではなく、元気なときに帰っていろいろと家の中のこと手伝ってもいいのになぁ、なんて考えています。

そんな折。母の聴力が弱まっているという話を食卓で聞きました。父はそうでも無いらしいのですが、母は「聞く力」が弱まっているようで。補聴器とかを勧めてみたのですが、まだそこまで致命的に聞こえなくもないみたい。実際に耳鼻科にいって補聴器を考えている旨を医師に伝えたところ、「まだそれくらい聞こえるんだったら別に問題ない」と言われた、とのことでした。

なにか良い手はないものか。父と母には、お互いiPhoneをお守り代わりに渡しています。利用用途は、日々の連絡(電話やLINE)、天気予報、ニュース、radiko程度。でもそれだけでも老夫婦にとっては魔法の使える電話で、便利に使ってもらっています。そんなiPhone、最近「ライブオーディオ」という機能がついていることを知りました。これって補聴器代わりに使えないのかしら?早速試してみました。

必要なものはたった2つ。iPhoneとapple純正のイヤホン、airpods。(このためにわざわざamazonでポチりました。)設定方法は、iPhoneの設定 → コントロールセンター → コントロールを通知 の中にある「聴覚」をタップし、コントロールセンターに耳の絵のアイコンを表示させます。次に、airpodsをペアリングします。最後に、コントロールセンターから耳の絵をタップし、ライブリスニングをONにします。すると、iPhoneが拾った音声をairpodsに拡声して伝えてくれるんです。こんな機能が付いてるなんて、流石apple、iPhone!と思いました。

でも…試してもらったところ、かなりイマイチ。今回購入したairpodsは16,800円の第二世代です。ライブリスニングを試してもらったところ…「なんだかお風呂場の中で聞いているみたいにエコーがすごい」ということで、私も試させてもらったら…まさにそのとおりでした。ちゃぶ台の上に置いたiPhoneの音を大きくしてイヤホンで鳴らす、という目的は達成されたのですが、妙なエコーで聞きづらい。とても常用できるレベルではないし、慣れるとかそういったレベルでもない。はっきり言えば、かなり期待ハズレの機能でした…。

まぁねぇ、母が持っているiPhoneはiPhone6sという旧型機というのもあるのでしょうか?でも、せっかく機能があるんだったら、もう少し完成度を高めてほしいなぁと痛感したのでした。もしくは、Made for iPhone、略してMFIの補聴器を普通に購入するか。いずれにしても、小手先でどうにかなるれべるの問題じゃないのね、補聴器って。と思いましたとさ。その後のairpodsはどうなったかって?どうしましょうねぇ、とりあえず高級ワイヤレスイヤホンとして母に使ってもらうくらいしか無いかなぁ。。。

2021 AirPods(第3世代)

これ、もしかして最新iPhoneとAirPodsの組み合わせだとうまく機能するのでしょうか…。もしそうだとするならば、母のiPhoneを新しくしてあげたいところですが…。