ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

急遽、50型のテレビを買う。

実家からの電話。それはテレビが壊れたらしい、とのこと。じゃー、新しいの買うっきゃ無い、でも一体どれにしよう。楽しい楽しい商品選定の時間です。

本日の駄文

最近、忙しさは一服して落ち着いたのですが、どうもやる気が起きないというか。社内プレゼンで一通り気合を出し尽くした感があって、一種の燃え尽き症候群になっているのかもしれません。まぁ、営業時代の私もそうだった。大きな提案をしたあとはしばらく抜け殻になっていました。そんな感じかなぁ。

急遽、50型のテレビを買う。

そんな抜け殻みたいな私、実家に住んでいる両親より連絡がありました。「なんだか茶の間のテレビがおかしいんだが…」そんな連絡を受け、抜け殻になっていた私は急遽帰省を思い立ち、実家に降り立ったのでした。久しぶりの実家はなーにも変わっておらず、ただ年老いた両親はなんとなく以前よりもトシをとったなぁ、自分もどんどん老けるわけだ…なんて思いながら。

そんな話はどーでもいいんです。たしかに、茶の間にあったテレビ(10年以上前にジャパネットで購入したと思われる東芝製の46型)が、やっぱり調子がおかしい。日中、よく晴れた時間帯なのにもかかわらず、NHKにチャンネルを合わせるとブロックノイズが出る。地上版の民放に合わせても若干怪しい。隣の部屋のテレビを見てみると、いたって普通。確かに大気の様子がおかしい時(雷とか嵐とか)でノイズがでることはあるけれど、たぶん、寿命。となれば、買い替えたほうが良いですな。急遽、46型の後継テレビを探すことにしたんです。

でも、いかんせん今回は時間がない。いつもなら、検討して検討して検討を重ね、自分にとってのベスト・バイを決めて狙い撃ちして安価な製品を購入するのですが、そんなことを言っていると、両親がお茶の間ででのテレビ団欒タイムが少なくなってしまう。そう考え、今売られているテレビをざらっと機能的に比較して検討したのでした。

とりあえず、まずはサイズです。これを調べてみたのですが…いま使っている46型、なんてテレビは、無い。42型か49型、50型の三択になりそうでした。が、今のテレビよりもより小さくなることは両親ともに許せないと思うし…実寸を図ってみたら、上下の高さは以前のテレビよりも小さくなっていたので、今回は49型or50型で探してみることにしました。

今回の条件は、以下のとおりです。

  • 実店舗に見に行く時間も少ないため、機能優先で探す
  • 本当は画作りやリモコンの使いやすさも見たいけど、今回はそんな余裕もないので、まずは東芝(がつくっていたREGZA、という表現が正しいけど、今回は「東芝」という表現で統一します)が第一候補。他メーカーで魅力的な機能があれば、ついでに検討。
  • お金が潤沢に用意できるわけではないので、当然ながら液晶パネルで検討。ただし今後のことを考えて4K対応にはしておきたい。

というわけで、東芝のテレビを中心に比較検討した結果をご紹介したいと思います。いまテレビ選びされている方の参考になれば幸いです。今回はAmazonから直発送してもらえて、かつ設置・開梱・旧製品引取までやってもらうことを前提に考えているので、Amazonが直販売している機種というのもポイント。

東芝 50C340X

今回のテレビ選び、候補の最右翼です。なにより、今ならタイムセールで70,000円を切る値段。でも一通りの事はできる。裏録対応。HDMIスロット4つ。いままでのテレビと操作感も一緒だろうし、番組表も見やすい。ちょっと気になる点は、この最廉価版50型で両親が満足できるかどうか。

東芝 50M540X

候補2番目。中級機種の位置づけとなる機種です。値段は、50C340Xより5,000円高くなる、75,000円程度。違いは、映像のレグザエンジンが良くなり、台座の部分がしっかりしたことくらい。でも、その程度。果たして5,000円というのがどの程度の性能差に跳ね返ってくるのかが、私、気になります。見た目だけでいうとこっちが好きですけどね。

シャープ 4T-C50CL1

他のメーカーも…、となると、シャープあたりでしょうか。昔の亀山モデルを使っていたこともある両親にも受け入れやすいかな、と。価格もかなりこなれてきていて、こちらもAmazonセール価格で70,000円を切ります。東芝との違いは、首振りができることと、Android TVとなっているため、いろいろ遊べそうなこと。いや、両親ともにiPhoneだし、そんなにテレビに機能性を求めても仕方ないのかもしれないけれど、ね。

ソニー KJ-49X8000H

だとすれば、Android TVとApple AirPlay 2が最初から搭載されているソニー製はいかがだろうか?という考えもふつふつと。これなら最初からApple AirPlay 2が入っているため、iPhoneと最初からミラーリングできるし。ただ、価格は高い。およそ100,000円。そしてソニーのテレビ独特のインターフェースに慣れることができるか、両親よ。

ハイセンス 50U7FG

むしろ、東芝のREGZAを使っていたのであれば、いわば「ジェネリックREGZA」、同じエンジンを使っている中華メーカー、ハイセンスという選択肢もありますね。形は東芝の50M540Xとそっくり…。価格的には、70,000円。同じ価格だったら東芝でいいじゃん、というツッコミもありますね。どうした、東芝、そんなに叩き売られる存在になってしまったのか、REGZA。

で、小一時間ほど悩みまして。

まず、予算的なところを考慮して、今回はソニーは早々に脱落。もしiPhoneをつなぎたければ、後付でApple TV購入して付けてもいいんじゃないか、Chromecastつけてもいいんじゃないか、そんな考えが頭をよぎりました。だったら、空いているHDMIポートに繋げれればそれでいいのではないか、と。

次に、ハイセンスが脱落。やはり、中華メーカーたるもの、一応国内で名の通っているメーカーよりも相当に価格的競争力がないとダメだと思うんです。そういった意味では、AQUOSだってREGZAだって国産じゃーないけれど、やっぱり慣れ親しんだ名前の方が両親も安心するかなー、と。

ここで、3機種、悩みました。首振りができるAQUOSか、価格帯が安くて今までと操作感が同じREGZA 50C340Xか、ちょっと映像が良いかもしれなくて見た目がスマートな印象を受けるREGZA 50M540Xか。私なら、ちょっと面白そうなAndroid TVが選べるシャープあたりが面白そうと考えますが…両親に希望を聞いてみたら

「見た目と映像がキレイそうなテレビがいい」

という第一要望が。はい、すっかり忘れていました。今回TVを使うのはあくまでも高齢者であること。余計な機能よりも、映像がきれいなテレビがいいに違いないです。テレビに付随するようなさまざまな機能もあんまり使いこなせないかなぁと考えると、今回は素直にREGZA 50M540Xを購入することになりました。

この後…

ここまでは、実は先週末の話。Amazon先生に発注し、開梱および設定、旧機種の引取まで含めて、今週末にREGZA 50M540Xが実家にやってきます。そのときにはじめて実物を見るので、果たしてどんな感じなのか、いまからワクワク・ドキドキ・ソワソワしていますが…また週末帰省して状況を確認したいと思います。なんならApple TVまで購入しちゃおうかしら、なんて考えている自分もいたりして。このあたりは新しもの好きの血が騒ぎます。詳細はまたブログに書こうと思いまーす。

余談

いままで、実家では「録画予約」というものとは無縁でした。というわけで、今回のTVには直付するHDDを購入してみることにしました。Amazon専売のバッファローでも良かったのですが、なんとなくSeagateのExpansionを購入してみました。(外装不良品がAmazonアウトレットで安かったこともありまして…)

こちらはいち早く我が家に到着したので、来週帰省したときに早速TVにくっつけて録画方法までレクチャーしたいと思います。両親、喜んでくれるといいな。