2023/05/13　青山吉能＠横浜ランドマークホール

ランドマークホールで行われた、よっぴーのBirthday Live。見事にいい意味で期待を裏切られる、ある意味貫禄のステージング。もっと彼女を見ていたいと感じましたよ。

本日の駄文

気温が乱高下していますね。この週末はあまり気温も上がらず、今日も横浜は冷たい雨が降っていますが…明日からはお天気晴れ模様。暑くなる予報です。こう変動が激しいと、物理的に頭が痛い日々です。偏頭痛持ちのみなさま、なんとか一緒に頑張りましょう。。

2023/05/13 青山吉能 Birthday Live「されど空の青さを知る」＠横浜ランドマークホール（昼公演）

先週の土曜日は、ご贔屓にしている声優さん、青山吉能さんのBirthday Liveにランドマークホールまでお邪魔しました。WUG時代（の映像をみてから）ハマった声優さんですが、最近ではすっかり「ぼっち・ざ・ろっく!」の後藤ひとり役としてブレイクしたよっぴー。飛ぶ鳥落とす勢いの彼女の今を存分に詰め込んだライブだったと思います。

前回は最前列の真正面、というとんでもない神席を引きあてた私ですが、なんと今回も1列目という強運を使ってしまいました。舞台下手側の最前列はKBの真ん前。Bassはまずまず見やすい位置でしたが、なんといっても最前列。よっぴーが正面に来て歌っている姿には凄みすら感じて、本当に眼福でした。
開演前の影アナからよっぴー登場。もはやお約束みたいになっていますが、この段階からお客様とのやりとりができるのが彼女の強みみたいなものですよね。しっかりやらかしたり、お客様を煽ったり、まー楽しい。
昨年は持ち曲がほんの少ししかなかった彼女ですが、今年はアルバムをひっさげてのLIVEということで、今回はアルバムの順番にセトリを並べていました。途中はハナレグミさんや初音ミクなどのカバー曲を織り交ぜながらの全14曲でした。
楽しい客いじりがあるのも彼女のLIVEの特徴。最前列はいじってもいい、という暗黙の了解(?)のもと、遅れて入ってきた長野からやってきたお客様を（愛のある）イジりしていたのがなんとも楽しく。また、「男子ー!」「女子ー!」というコール・アンド・レスポンスもあったりして、それはそれは楽しいMCでした。ラジオの中の彼女そのまんまですね。
この日の白眉は、やはり「転がる岩、君に朝が降る」by青山吉能だと思います。役で歌っているというこの曲を、この日は彼女本人として歌ってました。声の伸びとか、表現力をセーブして歌っている役中の彼女も魅力的だけど、やっぱりフルパワーでの彼女で、この曲を聞けたことはラッキーだったな、と。
バンド紹介。通称「おじさんバンド」ももうすっかりおなじみのメンバーとなりました。Bassだーやまさんや3本使い。メインはFenderのJazz Bass64かな？WoodBassも持ち替えで演奏されていて、やっぱりプロは音程いいんだなぁ…なんて痛感したりしていました。翻って自分ももっと練習しなきゃ、と。

今回の昼公演で少しだけ残念だったのは、WUGちゃん時代の曲を演ってくれなかったこと。まぁ権利上の諸々とかで結構難しいのは判っちゃいるんですが、やっぱり個人的には「ステラ・ドライブ」聞きたかったなぁ…なんて感じていました。今後テイチクエンタテインメント限定で発売される円盤には夜公演の様子が収録されるとのことで、こっちでは「わたしの樹」「解放区」が収録されるのかなぁ、なんて期待していたりして。

今回のアルバムを中心としたセットリストとはなりましたが、このアルバム、相当曲が難しいんです。ダークな、内面的なイメージの曲も多い中で、見事にそれを表現しきったよっぴー。昨年のLIVEよりも、何ステップも成長しています。もともと持っていた声の伸びとか力強いファルセットとか、そういった強みに磨きをかけ、表現力も備わった彼女、もっともっとすごい存在になると思います。

1列目から彼女を見ていて、目の前で歌を絶唱している姿を見ていたときに、ふと「ミュージカル女優さんみたい」と思ってしまいました。それくらい、声の持つ説得力を感じたLIVEでした。行く前はそこまで強く期待はしていなかったけれど（だいぶ失礼）、見事にいい意味で期待を裏切られたステージとなりました。これからも追いかけて行ければいいなぁ…と思います。推しは推せるときに推せ、って、ね。