Dialogue+のツアー初日。もうねぇ、期待以上。バックバンドも、8人のステージングも。やっぱり生はいい。そして更に成長していく彼女たちのLiveは、素敵です。
本日の駄文
なんだか月末にかけてどんどん忙しくなりそうな予感しか無い私です。そんな中、昨日は本当に久しぶりに生音を浴びてきました。音楽の持つチカラって、やっぱりすごい。精神的には非常に充実感の高い状態の週頭です。
2021/10/25 Dialogue+ LIVE TOUR Dialogue+1@神奈川県民ホール
緊急事態宣言も開け、ようやくまたLiveと言う名の現場に戻ってくる事ができるようになりました。今回のLiveは、今いちばん勢いのある(と個人的には勝手に思っている)声優さん8人のユニット、Dialogue+。そのツアー、初日にお邪魔しました。場所は、勝手知ったる神奈川県民ホール。ひさしぶりに三階席のロビーから見る山下公園と横浜の夜景はきれいで、日常が戻ってきたなぁ、という感じがして嬉しかったです。
しかしそれ以上に、今回のLive。すごく良かったです。いつもLiveに出かけると「良かった」しか言わない人間ですが、その中でも過去1,2位を争うくらいだったんじゃないかな。とにかくエモい、エグいセットリストの中で、8人のポテンシャルがどんどん上がっていく、その瞬間を切り取ることが出来たステージだったと思います。そんな久しぶりのLiveレポートです。(これからのツアーを楽しみにされる方もいらっしゃると思うので、ネタバレは最小限に…。)
- セトリは折りたたんでおきますので、見たい方だけどうぞ。これ、1.5時間にしては圧倒的!ということだけ言っておきます。ほんとうに言いたい!あるあるを言いたい!期待しちゃってOKです。期待以上ですから。あの曲とあの曲がattaccaでつながってたり、この曲とこの曲は以前のLiveのとおりだし…という。アルバムの曲がメインではありますが、アルバム意外の曲も演ってくれてたのはほんと嬉しい。聞きたかった念願の曲もアンコールで聞けて、おじさん感無量。
- 演出もシンプルながら凝っていたと思います。夏の花火、舞い散る紙吹雪、そして初めて見たシャボン玉。レーザー光線やバックのスクリーン投影など、あのサイズのハコだからこそできる演出が多くていい感じでした。
- 演奏。もうねぇ、心を、魂を持っていかれましたよ。一度はどうしてもDialogue+バンドの演奏を生で聞いてみたかった、その念願が叶いました。二村さんのBassはプレベとジャズベの2本使い、AMPはORANGE。まーとにかく、魅せる魅せる。プライベイトのチョッパーが好きで、ずーっとそこばっか見てました。I my me mindのサビ、特徴的なワウは特に足元いじってる感じもなかったので、あそこだけは打ち込みなのかもしれません。シンセベース部分では、なんと鍵盤でベース弾いてました。なるほど…!その手があったか…!最後のインビテーションでは楽譜に忠実というよりもグルーブ感満載で、楽譜を崩してとにかく勢い重視の演奏。たしかに、こういうとき自分でもあるなぁ、なんて思いながら、BassistのBassistたる心意気をすごく見せていただけたようで、胸に残りました。
- 8人についても。ゆりにゃはやっぱりリーダーで。Encoreのひとことが胸に残りました。音程が不安定なのもちょっとづつ解消されてきて、柔らかい感じがでてきたかな。ねーねは、相変わらずの切り込み隊長。安定度はNo.1。きょんちゃんは声質が先にくるかもしれないけど、じつは歌、感情のの込め方込みで上手いと思ってます。それが顕著にこの日は現れてたかな。ゆーな。どうしても血筋で見てしまうところがあって贔屓目かもしれないけど、確実に歌上手くなってました。歌い方を覚えてきたというか。ダンスの安定感はさすがで、やっと1メンバーとして見ることができるようになりました。
- さっぴ。Dialogue+はずっと箱推しだったのですが、「おもいでしりとり」でさぴ推しになりました。心を撃ち抜かれたというか。彼女の歌い方が私は一番好きで、感情がこもりすぎてうまく歌えなくなるところとか、思いの出し方が苦しそうになるところとか、なんというかねぇ…うん。キミにきめた!まゆゆんは相変わらずのプロ。ねーねとは違う方向性の歌の巧さがあって、舞台巧者。まなてぃは、(申し訳ないけど)いちばん影が薄かったメンバーなんだけど、歌も舞台映えもしていて。無くてはならないピースの一つなんだ、ってことを再認識。やかんはちっちゃい、かわいい。オレンジ担当が私の周りでもなんとなく多かったのがわかる気がします。「…知らない。」言い方の可愛さよ。
- ご同類のみなさま。なんか久しぶりの現場だったこともあるのか、はたまた1席飛ばしで前後左右の座席が空いていたせいか、振りコピ勢が多かった印象を受けました。また、意外と女子の比率もそこそこいたのも意外だったかな。男子ばかりの暑苦しい現場ではなく、一定数の女子ファンにも支えられているんだなぁと。…ただ、隣近所に迷惑かけちゃーいけませんよ。100%の収容率でLive演ってたら、隣の人に迷惑をかけてたであろう厄介勢も少なからずいたのも事実ですから…。
8人が8人ともうまくなっていて、たぶんCDよりも歌が魂こもっているような気がするのです。よく、期待を超える演奏をすることができれば、そのステージには感動が生まれる、ということが言われます。今の彼女たちのステージは、まさにそれでした。
いままで配信Liveで見てきた彼女たちはやっぱり画面越しの存在でしたが、今回生を体験することで、そしてその彼女たちが期待以上のポテンシャルを発揮することで、得られた充実感は、プライスレス。CDデビューからまる2年が経ったとはいえ、この完成度(激しいセトリを演りきってしまう)は単純に敬服します。歌やダンス、相当努力してきたと思うし、辛いときもあったと思う。だからこそ、アンコールのMCでゆりにゃがメンバーに対して「ありがとう」っていったとき、またその後のEncore1曲目の選曲、その曲の演出がエモエモのエモで、涙腺にかなりきました。
私は横浜公演しかチケット取っていなかったのですが、彼女たちは名古屋、大阪、そして千秋楽の東京ドームシティまで走り続けます。いまから見る方、本当に期待していて。かならず期待以上のものを感じることができるから。そして、日程が合わない人も東京公演のLive配信もやるみたいです、これも絶対損はさせないよ、だから見てみて。
最後に。彼女たちの進化はまだまだ止まる気配がありません。そういった意味で、このツアー初日を見れたのは本当にラッキーだったと感じます。そのうちチケットも簡単に取れなくなりそうな気がする彼女たちのパフォーマンス、大注目です。
以下、当日のセトリです。ご興味のある方はどうぞ。やっぱすごいや、これを90分でやりきるなんて…。
かいかいせんげん!
夏の花火と君と青
ドラマティックピース!!
シュガーロケット
I my me mind
アイガッテ♡ランテ
あやふわアスタリスク
謎解きはキスのあとで
プライベイト
Domestic Force!!
20xxMUEの光
おもいでしりとり
Sincere Grace
人生イージー?
大冒険をよろしく
花咲く僕らのアンサーを
透明できれい
はじめてのかくめい!2021
(En)好きだよ、好き。
(En)ダイアローグ+インビテーション!