ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

2024年新春。Flactal Design TerraでオトナPCを作る。

Flactal Design Terraで、新年1台組み上げてしまいました。ミドルクラスでオトナなPCを作るには、とてもとてもいいケースです。排熱にさえ気をつければ…(UEFI設定でうまいこといけそうですよ)

本日の駄文

新しい年になり、ようやく世の中が動き始めた気がします。1週間近くお休みをいただいた後、かつ暗いニュースが多かった年始だったので、ちょっと自分の調子もおかしくなっているところはありますが…なんとか乗り切っていきたいですね。

Flactal Design Terraで1台(2024年新春PC)

暗いニュースが多い2024年1月、新春。なにか新しい年、新しいことしたい。そんなわたしのワガママというか浪費癖がまた炸裂してしまいました。購入したのは、サブPC。えっ、つい半年前にRyzen7 5700xで1台組んでませんでしたっけ?はい、そのとおりです。が、組みたくなってしまったんです。新しい年に、新しいPCで気分一新したくって。

でも、以前組んだRyzen7機はそのまま活かしてあります。OSからなにからぜーんぶStay。とにかく、気分を一新したサブPCを作りたいと思いまして、今回動きました。コンセプトは、「小さいPC」。定期的に欲しくなる「miniPC」です。メーカー品を考えれば、昔利用していた「ThinkCentre Tiny」とかとても優秀かつ秀逸な機器ですし、最近では「Minisforum」製のminiPCが私のまわりで評判が良いです。ただ、私が個人的に組みたいのは、普通のPC。とにかく、組みたい、組みたい、組みたぁい!その紆余曲折、パーツ選定、組んでみた感想など、です。(今回もまた、長文です)

ケース選定

まずは、今回のPCの肝、PCケース選定から。最初に考えていたのは、miniPC界では一番メジャー、といっても過言ではないと思われる「NR200」です。それなりに考えて作ってあって、拡張性もまずまず。背の高めのCPUクーラーまで組めるみたいなので、最初はこれで考えていました。白いやつ。

ただ…このケース、普通なんですよね。mni-ITXのケースとしては少し大きめといいますか。どうせ買うんだったらもう少し小さいケースを目指したい。よせばいいのに、そんな希望がふつふつと…。結果、翌日にはケース選定を再開。水冷でも冷やせるという優れものケース、A4-H2Oを発注していました。NR200はこの時点でキャンセル。

このケースで、水冷で組むぞ!と息巻いていたのですが…その後もう一度、いろいろな熱にうなされてケース選びを再開。たどり着いたのが、Flactal DesignのTerraでした。NR200よりも小さいA4-H2Oよりもさらに小さい、背が低いmini-ITX用のケースです。

実はこのケース、今回のちっさいPC企画の最初から候補にしていました。すごく質感の良いケースで気になっていたのですが…なんせ、高い。安いPCケースなら3,000円で購入できるPCケース世界で、10倍の3万円を超える金額、出せるのか?どうなのか?う~ん、う~ん、さらに熱にうなされ、悩み、考え抜いて、結果購入してしまいました。

質感はねぇ…とってもうっとりです。購入したのは、今回のケースの特別職でもある「Jade」(翡翠色)です。上品な緑色で、この色のためだけに購入する価値、とてもあると思います。黒やシルバーも上質な色ですのでかなり悩むところではありますが…結果、Jadeにして私は良かったと思っています。

パーツ選定と組み込み

前述の通り、私は半年前にRyzen7 5700xで一台組んだばかりなので、今回はIntelで組んでみようと思いました。以下、今回選定したパーツたちのご紹介です。なお、パーツ選定時、私は変なドーパミンがドバドバ過剰に出ておりまして、金額は二の次、いちばん欲しいパーツで選定しています。そこだけご留意の程を。

マザーボードは…ITXマザーはとても高くなりますね。ここだけ中古品の良い出物があったのでこちらを購入しています。買ったのは、ASUS ROG Strix B760-I Gaming WIFIです。普通に購入しても結構するマザーですが、運良く30,000円以下で購入できました。ASUSマザーは一度苦い経験があるので敬遠していたのですが…やっぱり堅実な作りではありますね。ヒートシンクがゴツいのがすこし安心、少し不安ではあります。(伏線)

CPUは、一番売れ筋のIntel Core i5 13500をチョイスしました。65Wながら、14コア/20スレッドの自作er向けCPUです。そんなにハイグレードのPCを狙っているわけでもないですが、やっぱりある程度のロマンは求めたい。いまIntelで組むのであればこれでしょう。間違いない。

もうすこし上を目指したい方は、ちょうど「Amazon」「初売り」「割引クーポン」を使って46,000円で購入できる14600KFがとてもオススメです。たぶん今回のAmazonの初売、PC関連製品の一番の目玉商品だと思います。

メモリは、DDR5を選択せざるを経ないので、悩んだ挙げ句にCrucialのDDR5メモリを。ほんとは裸のメモリが好きなのですが、熱が心配だったのでヒートシンクつきのものを選びました。真っ黒な見た目もすごい好き。16GB*2です。

CPUクーラーは悩みました。正直、13500を冷やしきれないのではないか、と。水冷にするようなスペースもないし、CPUクーラーの高さ制限も厳しい。ということで、いろいろ探して今回は「ID-Cooling」のIS-55にしました。色が白いのは、最初白いPCを組むつもりでパーツ選定していて、このパーツだけ先に発注が済んでいたためです。黒くても全く問題ありません。

先に結論言うと…このCPUクーラー、交換を検討しています。というのも…

ROG STRIX B760-IとIS-55、ギリギリ干渉します。CPUヒートシンクとマザーボードのヒートシンクが接触します。が、グリスを塗ってネジ止めすると、ギリギリ固定はできます。このあたりが不安点その1。

通常運用にも支障はありません。このPCをいちにち稼働させましたが、アイドル時はCPU温度も35℃あたりをキープしているし、FANもうるさくありません。が、CinebenchR23とかで負荷テストをしてみると…これが1周目で90度を超えてきます。2周目まで怖くて回せません。まぁ、そこまで頑張って使う使い方しないのでこのままでもいいのですが…とはいえ、バリバリに動画編集したりする方はより高性能のCPUクーラーが良いかと思います。やっぱりNoctua買っておくべきだったかなぁ。

(追記)

と思いまして、UEFIの設定をいろいろといじっていたところ。ASUSのマザーボードだけだと思うのですが「AI Tweaker」の中に「約90℃までで電力制限をかける」というモードがありました。試しに設定してみたところ、うまいこといきました。今後もしケースを載せ替えても13500のパワーを温存したい方におすすめ設定です。

  • 設定無し:フルパワー(140W程度)の連続稼働で90℃を超え、そのうち100℃近くまで到達。そのまま使うにはいろいろと心臓に悪い(Cinebench R23スコアは20000程度)
  • 設定無し:90℃を越えたあたりで電力を130W程度まで自動で制限。90℃近辺を自動でキープしてくれるので心臓に良い(Cinebench R23スコアも18000程度)

グラフィックボード。これも少し悩みましたが…悩んだ末に、最近少し安くなった4060をチョイスしました。今回はGIGABYTEの3連ファンのものを。幅がスマートだったのでこのケースにフィットするのではないか、という点、そして3060よりも省電力という点を考慮しました。AIやりたいけど、結果Aiでお絵かきしたのはほんの数回だし…メモリは8GBだけど、これでも十分かな、と。

Storage(M.2 SSD)は2個。今回もWDのSN770にしました。鉄板。最近SSDも値段上昇基調ですから、はやめに安く購入できるうちに買っておこう、と。本の数ヶ月前よりも数千円高くなってますね。ちょっといかんなぁ。

最後に、電源。LIANLIのSFX電源、SP750を選びました。SFX電源も選択肢が限られるわ高いわで悩みましたが、いろいろなレビューサイトをみて、フルモジュラー形式の上電源ケーブルがしなやかに曲がるこの子をえらんでみました。色が白いのは、白いPCを組もうとしていた名残(以下略)です。GOLD認証ですし、750Wですから余裕もありますし、ケース内の取り回しもしやすいのでかなり調子いいです。

実際組んでみて

さすがに私の大好きなFlactal Designです。質感は、最高です。ハイドン!

この緑の上品なケースを手に入れただけで、無理して買ってよかったなぁと思います。

グラボ側です。GYGABYTE 4060は30cm弱ですが、このケースでも余裕で組み込めます。グラボが2.5スロットだったりするとCPUクーラーの高さ制限が厳しくなるので、グラボ横幅はぴったり2スロットとなるもので組むことを強くおすすめします。

背面。なんとこのケース、背面がスケスケなんですよね。通気性が良くなるように何だと思いますが、この割り切りがステキ。

ちなみに、ASUSのアンテナ部分に刺さってる無線LANアンテナはマザーボードにくっついている純正品ではなく、別で購入したものです。いつも無線LANアンテナの置き場所に苦労しているので、この製品を購入して使いまわししています。さほど速度は出ませんが、Bluetoothはつながるし、無線LANも緊急用途としては十分につながるし。十分満足です。

CPU側です。正直、みちみち。こんなにみちみちですが、CPUクーラーの冷えはいまいち。IS-55ではちょっと力不足だったかなぁ。でも、CPUの電力制限すれば13500でも冷やしきれると思うので、まずはそっちから試してみる予定です。

上部から。やっぱりみちみち。でもこの塊感が良い。

ということで。

結果、このケース(Flactal Design Terra)を使うことでとてもとても足元が広くなりました。ステキ。このケース、とても高いですが、今流行りのピカピカ、巨大なケースをつかうよりも、オトナな上質なPCが出来上がるので、かなりオススメです。よきPCライフを今年もお送りくださいませー。