いま値崩れしているRyzen 5000番台。安く組むなら、いまがラストチャンスです。間違いなく。
本日の駄文
もうすぐやってくる、Amazonのブラックフライデー。年イチでいろいろなものが安くなる機会なので、賢明なみなさまはここでお買い物されるといいと思います。私?なんだか知らないのですがすでに相当散財してまして…。もはやブラックフライデーの軍資金がほとんど残っていない状態です。どうしてこうなった…
ラストチャンス。Ryzen5000番台でコスパPC。
本当はAmazonのブラックフライデーまで待つつもりだったのですが、つい誘惑に負けてしまって自分のPCを多少カスタマイズしてしまいました。その全貌をお伝えしようと思います。ちなみに、このPC、6月に作りました。ということは5ヶ月でまたいじったのか、はやっ。
このときのPCコンセプトは、今でも変わっておりませんで。
- 向こう2~3年は戦えるものを。
- 省電力のものを。
- コスパ重視のものを。
ということです。で、変更したパーツは2種類。
- マザーボードをMSIからASRockへ変更。(どうしても有線LANを2.5Gにしたかった)
- SSD(M.2)をSiliconPowerからWDへ変更。(SSDをときおり認識しなくなる障害発生)
大したことはしていませんが、「現時点で、オラの考えるコスパPC」にはなっていると思います。結構、自信あります。
パーツ変更理由(マザーボード)
私が購入したMSIのマザーボードだって、全く悪くはないんです。その当時「販売されていた」マザーボードで唯一無二の存在だったから。
- MicroATX
- M.2 SSDを2枚搭載可能(ただし1枚はGen3接続)
- WiFi搭載(or搭載可能)
- いま販売しているもの
今回購入したのは、ASRockの B550M Steel Legendです。※下記製品は「B550M」というMicroATXの小さめマザーです。拡張性にはちょっと制約があるので念のため。
このマザーがMSIよりも優れている(と思う点)は、
- LANが2.5G対応
- バックプレートが取り付けカンタン
このマザーがMSIよりも劣っている点は、
- 無線LANが別売り(搭載可能)
- BIOS更新はCPU必須
- フロント用USB3.2コネクタがない
といったところ。完全に好みですが、私がASRock好きだというのが一番大きいかな。フロント用のUSB3.2コネクタが無いのは大問題だったのですが、なんと世の中にはマザー上に挿す変換コネクタというものがあったので、これで万事解決。こういったニッチな製品が探せるのは、さすがAmazonといったところですかね。
ちなみに、上記マザーボードの普通のATXバージョン、B550 Steel Legendもいまなら選べます。お値段18,000円、とってもとってもいい感じ。
パーツ変更理由(SSD)
私が最初に購入したSSD(SiliconPower製、2TB)ですが、コスパが良くて結構好きなメーカーだったので採用しました。そもそもCドライブにはWDのSN770を利用していたので、Dドライブ(データ用途)はまぁどこでも良かったのですよ。正直。今流行りの蝉族のSSDを採用する勇気はなかったけれど。
ところがこのSSD、つい最近結構な割合でエラーとなりよみとれないことが多くなりました。間欠障害なのですが、5回に1回位の割合でBIOSから認識されない。で、SiliconPowerの問い合わせ窓口にも問い合わせしてみましたが、2週間以上経っても返信が来ない。うーん、これってどうなんだろう…
ということで、SiliconPower製SSDがなんとなく嫌になってしまったので、今回は信頼を買うことにしました。WDのSN770、2TB。エラーが起きた直後って、パーツ選定基準が信頼性に振れますよね。SN770はDRAMこそ無いものの、それなりに早い。WDというメーカーの後ろ盾もあって、SSD選びに迷った方は無条件におすすめできるSSDだと思います。ちょっとお高めではあるけれど、ね。
いまがラストチャンス、コスパPC。
ようやくこの記事で一番言いたいことです。2023年11月、コスパのよいPCを組むのであれば今が一番いい時期ということです。なぜならば、
- コスパがよく、省電力のPCを組みたければ、今選ぶべきCPUはRyzen 5000番台が鉄板中の鉄板。(intel信者の方はゴメンナサイ)
- Ryzen 5000番台対応のマザーボードは、いまなら選択肢があるものの、AMDから各マザーボードメーカーへの供給は終了しているという話があるようで、すでに在庫限りとなっているものもある模様。
- よって、もしRyzen 5000番台で自由にPCを組みたければ、今がラストチャンス。
という三段論法です。
ということで、改めてにはなりますがおすすめパーツのご紹介。いろいろおすすめはありますが、もっとも基本のパーツのみ2つ紹介。(SSDは先程のSN770が鉄板、マザーボードは好みにもよりますが個人的趣味はASRockのSteel Legendです)
CPU
65Wで最強のCPU。5700Xです。6ヶ月利用していますが、まったく難の問題もありません。私は基本Intel信者なのですが、最近のIntelは本当に電気食いなので敬遠気味です。しばらくはこの子にお世話になりたいと思います。ブラックフライデーセール前の今、価格は30,000円切り。いい時代ですね。
もしゲームも今後どれくらいするかわからんし…事務用途メインであれば、同じく5000番台の5600Gを推します。キャッシュ容量が半分になっている、とか細かいことは結構ありますが、もし内蔵グラフィックを利用予定であれば、20,000円以下でこの性能が手に入るのがとにかく貴重。どこまで安くなるんだい、君は。
並行輸入品しかリンク貼れないみたいですが、これでよければもっと下がります。(でもできれば国内の正規品を買ったほうが良いとは思うけど、初期費用を抑える目的だったら並行でもいいかなとは思います)
アスクのスペシャルセットもありました。が、メモリセットで割高なので正直あまりおすすめしづらい…
グラフィックボード(松)
これは、松竹梅で好みが分かれます。ゲーム一筋、一点主義の方は他のページをご覧いただくとして…私のような使い方をしている方向けの参考になれば幸いです。
まず、松。これは文句なくRTX3060 12GBです。安値安定しているのは玄人志向ですが、あとはメーカーはお好みで。
なぜこれを選ぶべきか。それは、この値段ながら12GBのメモリを搭載しているから。メモリは多ければ多いほどいいんです。AIやる前提であれば。
望む望まないは別として、おそらく今後はAIがもっと身近な存在になってきます。そのときに、自分のPCで出来ることは増やしておいたほうが良い。そう考えると、どうやってもこの価格で12GBメモリ積んでいるRTX3060が第一候補です。AIに何させるか?は今のところは謎ですが、試しに絵を書かせてみたときに、8GBと12GBを比較すると結構な差が出ます。なので、4060(8GB)はいま積極的に選ぶ選択肢にはなれないんですよね。
ちなみに、ブラックフライデー直前の今段階でRTX3060価格はちょうど40,000円。35,000円くらいになったらとんでもなくお買い得でしょう。同様のモデルで、メモリを8GBに減らしたモデルも存在するので、購入時には気をつけてくださいね。
グラフィックボード(竹)
AIなんてよくわからん、ゲームもそこそこにFHDでできれば十分、という方にはAMDのグラフィックボードがおすすめかも知れません。費用対効果は優れていますから、こちらのほうが幸せな方だって多いハズ。シングルファンなのでいろいろなケースにノリますが、冷却はどうなのかしら…。現時点で26,000円なので、かなりいい線。
グラフィックボード(梅)
とりあえず、映ればいいや!という方向け。で紹介しようと思ったのですが、だったらグラボいらないと思います。正直。CPUを5600G買って、お金を貯めてちょっといいグラボ購入したほうが幸せになれると思います。お金も浮いてハッピーハッピーです。
そんな感じで。
とりあえずいろいろと書いてみましたが、自分の場合の構成をもういちど考えてみますと、
- CPU:5700X(30,000円)
- メモリ:DDR4 32GB(8,000円)
- マザーボード:B550 Steel Legend(18,000円)
- SSD:SN770 1TB(10,000円)
- ケース:適当に(8,000円)
- 電源:KRPW-BK650W/85+(7,500円)
- グラボ:RTX3060(40,000円)
- OS:Windows11(10,000円)
結果145,000円くらいで組める感じ。でもこの構成で145,000円だったらまずまずいい線いってる、揃えるにはオトクな時期だと思います。(断言)
もっと安価に組みたい場合(グラボを別で考える場合)は、
- CPU:5600GX(20,000円)
- メモリ:DDR4 32GB(8,000円)
- マザーボード:B550 Steel Legend(18,000円)
- SSD:SN770 1TB(10,000円)
- ケース:適当に(8,000円)
- 電源:KRPW-BK650W/85+(7,500円)
- グラボ:オンボード(0円)
- OS:Windows11(10,000円)
としてあげれば、85,000円くらいで組めるかな?これ、すっごいいいな…。
という感じで本日のブログを締めさせていただきます。ブラックフライデー、良いご武運を!