ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

2024/1/7 Dialogue+@パシフィコ横浜 国立大ホール

今年のLive初めから、とてもいいものを見せていただきました。たぶん、声優Live、過去イチの出来です。いまでも最高を更新し続けるDialogue+、彼女たちは、ステキだ。

本日の駄文

週末は吹奏楽の練習してました。いわゆる弾き初め、ってやつですね。この数ヶ月、とてもいい音楽の刺激を受けているからか、とてもいいテンションで弾くことができました。なかなかこういったことは少ない。年始からいろいろ大変なことが続きますが、うまくこの調子を維持していければいいなぁ。

2024/1/7 Diralogue+「Life is Easy?」パシフィコ横浜 国立大ホール

そんないい音楽体験のひとつが、このDialogue+のLiveです。なにがよかったって、ほとんどすべて良かった。昨年の締めのまめぐもよかったけれど、ことしのLIVE初めのDialogue+はもっとよかった。たぶん過去のアニソンLiveでも1,2位を争う出来だったんじゃないかと思います。映像化されないのが悔やまれる…。

ということで、今回も感想をつらつらと。

  • 今回もシンプルな舞台でしたが、横長のLED映像が印象的。それにDialogue+の文字が浮いている仕様で、これがよく考えられた(練られた)演出だったと思います。こういうの、良いよね。ゴテゴテしてなくて、シンプルで格好いいやつ。
  • 1曲めにSincere Graceで始まったり、謎キスがあったり、I my me mindがあったり、結構前半は懐かし曲ゾーン。その後は2ndアルバムの曲をはさみながら静かな曲ゾーン、最後にはじかくでぶち上げて終わるかと思いきや、MCをはさんでおもいでしりとりで締め。最後の曲に一番のヒット曲(そこまで激しくない曲)をもってきたあたりに田淵Pの策士っぷりが透けて見えます。客席からも「この曲がラストなのっ!?」と息を呑む声が聞こえてきましたよ。
  • 選曲の妙と言いますか、今回は比較的王道の選曲だったと思います。抑えるべきゾーンは押さえて、弾けるゾーンは弾けて。好きだよ、好き。はアカペラで入ったり、MV映像とリンクさせたりしてかなりぐっときました。毎回思いますが、この曲はずるい。最初から8人を知っていればいるほどずるい。この曲以外にも、コール局として育ったうしみつあっパレイド、自己紹介曲のインビテーション!(この日のねーねの「よこはまぁぁぁぁぁ~」も過去イチ!)、肩組みダンスの大冒険など、定番曲がまさに「定番」といえる配置になっていたりしているのも良き良き。曲数も増え、いろいろな曲を持っていて、Live慣れしていて、引き出しが多くなってきたからこそできる、今できる最高のセトリだと思います。
  • 彼女たちの成長っぷりもすごい。最初の頃こそ(敢えて言いますが)危なっかしさ、初々しさ、真摯さ、一生懸命さがウリのグループでしたが、今の彼女たちの頼もしいことと言ったら!確かに、まだまだ伸びしろはありますが、それでもステージパフォーマンスが堂に入ってきましたね。ダンスフォーメーションも安定してきたし、歌も安定してきたし、ハモリも聞けるようになってきました。前回の横浜のツアーで聞いたハモリは「チャレンジ!」といった域でしたが、今回はそれをパフォーマンスの領域まで行けてたと思います。(もう少し上はめざせるけれどね)
  • 今回の個人的MVPはねぇ、ゆーな。Liveにフル出場できずにモヤモヤしていた時期もあったと思いますが、本番の「手の抜き方」「楽しみ方」を覚えてきた気がします。気負いすぎると最高のパフォーマンスってできないことが多いのですが、この日のゆーなはいい意味で力が抜けたいい状態だったと思います。Dialogue+のファンクラブ限定で読めるBlogからも彼女の心情を読み取ることができますが、努力がようやく開花してきたかな、と。血筋(笑)もあって、ダンスのキレ、ずっと笑顔、Twitter開設、そしてYahoo!ニュース掲載のオマケまでついて、なんとも頼もしく感じました。
  • そんなゆーなともう一人、まなてぃ。初期は私のなかではあんまり存在感のないおもしろキャラだったまなてぃですが。彼女の躍進もすばらしい。とんでもなく頭が切れる、器用な子なんだろうなぁ、と。今回のMCは記憶に残る名MCでしたし、あの場であれができるのはまなてぃなんだろう、と。いつもはフォロー役にいるけれど、表に出たときにしっかり決める。そんな一面を感じました。「人生は簡単じゃない。けれど簡単じゃないから頑張れる。」
  • バンドメンバー。いやー、ねぇ。すごいよ。Drとか最初遠慮気味で叩いているのかなぁと思いきや、もう発散するところでめちゃくちゃハードに叩いてて…KB、Bs、Gtもみーんなすごかった。Liveのパフォーマンスとはこうあるべき、みたいなものを肌で触れさせていただけただけでも、もうおじさん大満足です。堀口さんと黒須さん、どちらもファイヤーバード&サンダーバードつかってたのがすごい印象的でした。このペア、初めてみました…。
  • 演奏は良かったんですが、(完全に個人的な好みですが)音はもう少し調整できたかなぁと…。BsのAmpegのでっかいキャビネットだと、あーいう音になることは仕方ないのですが…量感しか聞こえてこないベースは、個人的に苦手で…(だからHartkeが好きなんですが)Gtのカッティングも控えめ、キーボードも控えめ。だからか、Drのピッチが高めで(スネアの皮、相当張ってるんだろうなぁ)、必然的にDrに耳が行くような音作りになっていた感じ。オケの音が弱く聞こえたので、なかなか難しいんですけどね、調整…(私は全部の音が聞こえてくるのが好きなんです…)
  • 座席について。パシフィコの大ホールは、椅子がいい!箱も広いだけあって、今回は「最前限定シート」「前方席シート」「普通席」の3パターンの売出がありました。この販売方法も本当に素晴らしい。最前、前方席の2つはお土産もつくので、結果ファンは喜ぶ上にいい席確約されているのはステキ。私は「前方席シート」。結構後ろの方になっちゃったなぁ、なんて思っていたら、隣はPA席だし、PA席の前の見切り席(空き席)に田淵Pとかなみ先生座って舞台映えをチェックしてるし、そんなところも拝見できて、なんていうか、すげーいい席でした。

今回は、とにかくいいLiveでした。Dialogue+のメンバー全体もすごく伸びたし、奇をてらわないセトリも良かった。箱も大きかっただけに初見さんもいっぱいいたのかもしれませんが、オールドファンにも新規さんにもどちらにも優しいLiveでした。そんななかでも田淵Pの哲学はいたるところに現れていて、無駄なMC一切なし、曲のつなぎも最小限、休むべきところはとにかく休む、メリハリが効いた構成。メンバーもバンドメンバーも運営側もOneTeamになって、一つのものを作り上げている感じがとってもあって、私も本当にログっ子でよかったなぁ、と思います。

Dialogue+は、本人たち以外にも、運営側の意見も聞くことができる本当に稀有なグループ。そのみんなが彼女たちを大好きで、より良いものにしていきたいという姿勢がはっきりわかるのが良いですよね。田淵Pとかなみ先生も終わった後にyoutube動画で話していたりしましたし。

まだまだ語り足りないDialogue+への愛ですが、じつはこの日の私、あんまり体調も良くなかったんです。Live行く直前まで結構グデグデしていて。風邪ではないのですが精神的に少しまいっていたようで。でも、意を決してパシフィコまで行ってよかったです。おそらく、過去イチ良かった声優Liveだと思います。Dialogue+は、常に期待を上回るパフォーマンスを見せてくれます。本当に次回も楽しみにしています。(とはいえ、府中も東名兵のツアーも日程厳しそうなんだよなぁ…うーん、遠征するか悩み中…でも、その価値は十分にあるんだよなぁ…)

おまけ。

運営側の良いところは、ファンと一緒に盛り上げようという「想い」がそこここに感じられることですね。本番前も過去のLive映像をyoutubeで同時視聴したり、Dialogue+の番組を無料公開していたり。のじP時代からの良き系譜が受け継がれているのがとても嬉しく思います。セトリもTwitter上で公開されているから別に載せなくても良いんですが、Xだと見れないかたもいらっしゃるでしょうから一応掲載しておきますね。

 

Sincere Grace
人生イージー?2023
謎解きはキスのあとで
1000万回ハグなんだ
I my me mind
にゃんぼりーdeモッフィー!!
来世なんて待ってらんない
絶景絶好スーパーデイ!!
あやふわアスタリスク
MAHOROBA-Deli
うしみつあっパレイド
かすかでたしか
好きだよ、好き。
やばきゅん♡シューベルト
ダイアローグ+インビテーション!
デネブとスピカ
はじめてのかくめい!2023
おもいでしりとり
(En)イージー?ハード?しかして進めっ!
(En)ぼくらのユニバース
(En)大冒険をよろしく

おまけのついで。

結構今回のLiveはいろいろな方が見に来てくれたみたいなのですが。そんなリプライの中で一番ジーンときたのは中村繪里子さん。(アイドルマスターの初代センター!といえば一番通じるかしら?)昔から走り続けてきた繪里子さんが言ってるからこその言葉の重み、ありますよね。頑張って頑張って、頑張ったその先の景色です。